畳の処分方法6選

畳の処分方法6選

畳の処分方法6選

畳はわたしたち日本人の心を落ち着かせ、すがすがしい気分にしてくれますが、5年も経つと劣化が目立ち始め、10年ほどで寿命を迎えるとされます。そうした古い畳は不用品となるわけですが、いざ処分するとなると、どうすればよいか分からないという人が少なくありません。そう頻繁に捨てるような物ではないため、具体的な処分法には不明な点が多くあります。

本記事では、畳の主な処分方法を6つピックアップして紹介しますので、現在不要な畳を抱えている方は参考にしてみてください。

粗大ごみに出す

畳の処分方法としてまず挙げられるのが、「粗大ごみに出す」というものです。

多くの自治体では、畳を粗大ごみの受付品目に含めています。材質面で見れば、燃える素材から成る畳ですが、そのままであればゴミ袋に入るサイズではないので、通常は粗大ごみ扱いとなります。畳を解体する手間が省け、費用も比較的安く抑えられるのが、この方法のメリットになります。

ただ、回収場所までの運搬は基本的に自力となるため、その点は注意が必要です。

可燃ごみに出す

畳をごみとして捨てるのであれば、「可燃ごみに出す」という方法もあります。

上で述べたように、畳は燃える素材からできていますが、そのままの大きさだとごみ袋には収まりません。しかし逆に言えば、袋に収まるサイズに分解すれば、燃えるごみに出せることになります。畳の分解は、電動のこぎりなどの道具があれば可能です。自力で分解し可燃ごみとして出せば、費用がゼロで済むというメリットがあります。

一方、切断用の道具が不可欠なことや、時間と労力がかなりかかる点はデメリットです。処分枚数が多いほど大変なので、その点は考慮した方が良いでしょう。

また、自治体によってはごみ袋に入っても回収してもらえ得ない場合もありますので事前に確認しておく必要があります。

自治体の処理施設に持ち込む

こちらも粗大ごみとしての扱いになりますが、回収地点まで運ぶのではなく、直接自治体の処理施設に持ち込むという方法です。

自治体の中には、粗大ごみの自己搬入を認めているところも多くなっています。この制度を利用すれば、自分の都合に合わせて早めに処分できるメリットがあります。自治体によっては、持ち込みの場合無料とするケースもあります。

ただ、数百円程度の費用を取るところも多いので、その点は事前に調べておきましょう。多くの場合事前予約が必要な点も、要注意です。また、当然ながら搬入のための車両や人手の確保も必須となります。

畳屋に回収・処分を頼む

畳屋に回収と処分を頼むという方法もあります。

こちらは、特に新しく畳を張替える予定がある場合に有効です。畳の新調と交換の形で、古い畳を引き取ってもらえます。以前は無料での引き取りが一般的でしたが、現在は料金を取るケースが多くなっています。引き取りを希望する場合は、事前にその旨伝えておきましょう。費用の有無や値段を、見積り等でしっかりチェックすることも大切です。

一方、引き取りだけを依頼すると、受け付けてもらえないことも少なくありません。前述のように、畳の新調に合わせて頼む方が無難です。

リサイクルショップに回収を頼む

リサイクルショップに回収を依頼することもできますが、こちらは条件が限られます。

リサイクルショップは、名前の通り再利用を主な目的としていることから、状態が良く買い手がつきそうな物でないと、基本的に買い取りません。しかし畳は消耗品で、その上多くは部屋のサイズに合わせて作られているので、買取に応じる店舗はかなり少ないのが実情です。

ほぼ新品同様の状態であれば、買取のチャンスはありますが、劣化が目立つようなら引き取り拒否となるケースも少なくありません。それでも、格安の手数料で引き取ってもらえる場合があるので、比較的状態の良い畳であれば、一度査定に出してみるのも良いでしょう。

不用品回収業者に処分を頼む

不用品回収は、引越しや大掃除で出た雑多で大量のごみや、不要になった品物などを引き取ってくれる業者です。さまざまなものを取り扱っていますが、畳もその中に含まれます。

こちらの方法は、枚数が多くても一気に処分できる点がメリットです。依頼すれば家まで回収に来てくれるので、自力で運んだり分解したりといった手間もかかりません。対応も早く、その日のうちに来訪できることも多くなっています。なるべく早い処分や、畳以外の品もまとめて捨てたいといったニーズに適した方法です。

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