雛人形の処分方法6選

雛人形の処分方法6選

雛人形の処分方法

今も女の子のいる家庭の多くで大切にされている「雛人形」ですが、子供の成長などの理由で不要になってしまうことはよくあります。そうした時に処分が頭をよぎるものの、具体的な処分方法となると、どうしてよいかわからないというケースは多いでしょう。果たして雛人形のような品物は、どのように処分するのが適切なのでしょうか。

今回は、不要な雛人形の始末に困っている方のために、それらの適切な処分法についていくつか紹介していきたいと思います。

お焚き上げ供養する

不用品となった雛人形の処分法、1つ目に挙げるのは、「お焚き上げによる供養をしてもらう」というものです。こちらは、単純に捨てるのは気持ちがとがめるという方に向いた方法になります。

「お焚き上げ」とは、お寺や神社において、神仏に関連したものや思いのこもったものなどを供養・処分する儀式のことです。祈祷や読経で品物を浄化した後、焼却することで天へ還します。

具体的な選択肢としては、「近所の神社やお寺に持ち込んで依頼する」「郵送で供養を受け付けてくれる寺社へ送る」「雛人形供養イベントで供養してもらう」の3つがあります。供養料は決まっている場合もありますが、そうでない場合も多いので、いくら払うかで迷ったら、直接寺社へ相談してみるのもOKです。

自治体のごみ回収に出す

不要な雛人形の処分法、2つ目は、「ごみとして自治体の回収に出す」というものです。

雛人形自体は、自治体のごみ回収に出しても特に問題はありません。その場合は、一般ごみと粗大ごみの2通りの出し方が考えられます。一般ごみの場合は指定袋に入れて出すだけで、手数料も無料ですが、粗大ごみの場合は手数料と事前の申し込みが必要になります。

どちらで出すべきかや、粗大ごみの料金については自治体ごとの決まりがあるので、ホームページ等で確認しておきましょう。

専門店に買い取ってもらう

飾らなくなった雛人形の処分法としては、「業者に買取を依頼する」というものも挙げられます。

雛人形のような節句の品は、国内や海外で一定の人気があるため、買取を積極的に行う業者が存在します。特に骨董価値が認められるものや、有名作家の作品などであれば、高値での買取も期待できます。その際は、日本人形の買取に力を入れているお店や、専門の骨董品店などに依頼すると、適正な価格で買い取ってもらえる確率が高まります。

購入時の値段が高く、かつ人形に破損がないという場合は、一度査定を依頼してみる価値はあるでしょう。

ネットオークション・フリマアプリを活用する

不要な雛人形を売却するのであれば、「ネットオークションやフリマアプリに出品する」という処分法も考えられるでしょう。雛人形を安く手に入れたいという需要は強いため、こうしたサービスでも、中古の雛人形が出品されるケースは少なくありません。

この方法のメリットは価格設定が自由な点で、売り手の好きな値段で売れるため、利益が得やすくなっています。ただし、写真撮影や詳細の説明など数々の手間がかかる上に、発送の梱包も自分でやらなくてはならないため、慣れない人には少々ハードルが高く感じられるかもしれません。また、売れる時期も予測できないので、すぐに処分したい場合には不向きな方法にあたります。

譲るか寄付する

捨てるのはしのびないし売る気もないが、どうせなら誰かに使ってほしいという場合には、「必要な人に譲るか、どこかの団体に寄付する」という処分法も考えられます。

身近で女の子のいる家庭があるなら、話を持ちかけてみるのも良いでしょうし、「ジモティー」などの掲示板を使って引き取り手を探すという方法もあります。また、一部のボランティア団体や幼稚園などでは、イベントなどのために雛人形の寄付を受け付けているケースがあるので、こうしたところに提供することで社会貢献に役立てることもできます。

不用品回収業者に引き取ってもらう

不要な雛人形の処分法、最後は、「不用品回収業者に回収を依頼する」というものです。

不用品回収業者は、その名の通り余分な品の回収を手がける業者で、依頼者に代わって運び出しや処分の手配をしてくれます。七段飾りなどの雛人形は、運び出すのも一苦労ですが、こうした業者なら作業を全て任せることができます。また、ほかに不用品がたくさんある場合もまとめて引き取ってもらえますし、対応もスピーディーで待たされることがありません。

その反面、悪徳業者が少なくない点はデメリットで、依頼にあたっては、事前のリサーチや相見積もりなどの自衛策が必須になります。

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