シュレッダーの処分方法7選

シュレッダーの処分方法7選

シュレッダーの処分方法

情報の漏洩を防ぐ上で重要な役割を果たす「シュレッダー」ですが、使わなくなった時どう処分すればいいかという問題に悩む方も多いでしょう。一口にシュレッダーと言っても、タイプや大きさ、用途などはさまざまで、それぞれどのように処分すべきかは決してわかりやすくありません。

今回は、シュレッダーの適切な処分法について詳しく解説していきますので、不要な家庭用・業務用シュレッダーの処置に困っている方は、参考にしてみてください。

回収ボックスに投入する(小型・電動式の場合)

不用品となったシュレッダーの処分方法、1つ目は、「小型家電回収ボックスに入れる」というものです。

自治体の中には、関連施設内に使用済み小型家電の回収ボックスや、回収を受け付ける窓口を設置しているところが少なくありません。ここに不要な電動シュレッダーを出しておけば、あとは回収や処分を任せることができます。
こうしたボックスや窓口は、通常区役所などの公共施設や、家電量販店に設けられています。

ただこの方法の場合、ボックスに投函できるサイズの小型電動シュレッダーであることが条件となります。具体的なサイズは各自治体で微妙に異なるので、ホームページ等で確認してください。
また、業務用シュレッダーに関しては、後述するように別の方法での処分が必要になります。

不燃ごみとして出す(手動式の場合)

不要なシュレッダーの処分法、2つ目は、「不燃ごみとして自治体の回収に出す」というものです。こちらは、手動シュレッダーに当てはまる方法になります。

手動シュレッダーは手でハンドルを回して1枚ずつ裁断する方式で、小型家電リサイクル法の対象には含まれません。また、小さめのものがほとんどであることから、不燃ごみとして出せることが多くなっています。
ただ、1辺が30㎝を超えるサイズのものについては、一般に粗大ごみ扱いになります。この辺りのルールは自治体ごとの決まりがあるので、きちんと確認しておきましょう。

なお、シュレッダー処分した紙は、可燃ごみとして出すのが通常です。

粗大ごみとして出す(大型の場合)

余分なシュレッダーの処分法、3つ目は、「粗大ごみとして自治体の回収に出す」というものです。こちらは、小型家電回収ボックスに入らなかったり不燃ごみとして出せないような、大型のシュレッダーに該当する方法になります。

上で述べたように、一般的な粗大ごみの基準は、1辺が30㎝以上のものとされています。ですので、これを超えるサイズのシュレッダーについては、通常粗大ごみとして扱われることになります。
ただ、細かい基準は自治体によって変わってくるので、やはり事前のルール確認が必須です。具体的な回収手順や手数料も、自治体固有の決まりがあるので、ホームページ等で調べておきましょう。

フリマアプリやネットオークションを活用する

シュレッダーがまだまだ使える状態であるならば、「フリマアプリやネットオークションに出品する」という処分法も考えられます。こちらは処分費を無料にできる上に、売却による利益も得られます。

基本的なやり方は、アカウント登録してから商品の写真や説明等の情報を上げ、買い手が付いたら配送するというものになります。文字で書くとシンプルですが、実際にはかなりの手間で、しかもトラブルの可能性も否定できません。また、美品でもいつ売れるかは不明なので、なるべく早く手放したいなどの場合は、あまり向かない方法と言えます。

リサイクルショップに買取を依頼する

「リサイクルショップに買い取ってもらう」というのも、不要なシュレッダーの処分法の1つです。こちらは上記同様、問題なく使える製品であることが条件になります。

買取価格は場合によって異なりますが、大体2,000~10,000円ほどが相場となっています。特に高性能な業務用のシュレッダーは高額になる傾向があり、上位モデルでは20,000~30,000円の値が付くことも珍しくありません。

買取方法は出張がおすすめですが、その場合出張費がかかることも多くなっています。ですので、費用を確認した上で依頼するかどうか決めた方が良いでしょう。

業務用シュレッダーの処分法

これまでは主に家庭用シュレッダーの処分法について見てきましたが、業務用シュレッダーに関してはどうなのでしょうか。

業務用のシュレッダーは、ごみの分類としては「産業廃棄物」にあたります。そのため、不燃ごみや粗大ごみなどとして捨てることができません。廃棄する場合は、産業廃棄物処分業許可業者へ持ち込むか、または産業廃棄物収集運搬業許可業者に収集を依頼するかのどちらかになります。

一方、廃棄以外では、上記のようにリサイクルショップに買取を頼むという方法も考えられます。

不用品回収業者に引き取ってもらう

不要なシュレッダーの処分法、最後に挙げるのは、「不用品回収業者に依頼して回収してもらう」というものです。こちらは、家庭用か業務用かを問わずに頼めます。

即日対応が可能で、搬出もすべて任せられるので、手間の少なさでは最もすぐれた方法でしょう。ほかにもたくさんの不用品を抱える場合などは、まとめて処分できてコストも抑えられます。品物がまだ使える場合は、買取に対応する業者に頼むという方法もあります。

ただし、業者の選定は注意しなければなりません。不用品回収には「一般廃棄物収集運搬業の許可」や「産業廃棄物収集運搬業の許可」などの許認可が必要ですが、中にはこうしたものを持たずに営業している業者もあります。ですので、依頼の際は必ずこれらについて確認しておくようにしましょう。

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