金庫の処分方法6選
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金庫の処分方法
「金庫」はお金や大切な品物を守るアイテムとして、場所や時代を問わず重宝されています。しかし、何らかの理由で不要になることも珍しくありません。そうした時、多くの人が直面するのが、「どうやって処分すればいいのか」という問題です。金庫は再々捨てたりするようなものではありませんから、うまい処分方法が思いつかないのは当然でしょう。
今回は、金庫の適切な処分法について紹介していきますので、不要な金庫の処置に困っている方は参考にしてみてください。
販売店に引き取ってもらう
不用品となった金庫の処分法、1つ目は、「金庫の販売店に引き取りを頼む」というものです。
この方法は、2つのケースに分けられます。1つは「以前に購入したお店で引き取ってもらう」ケースで、もう1つは「新規に購入するお店で引き取ってもらう」ケースです。前者の場合、買ったお店を覚えているか、またはそのお店がまだあることが前提となります。また、引き取りのみの場合、通常は料金が必要になります。
一方後者の方法は、どこで買ったか覚えていなかったり、お店自体が無くなっていても使えます。また、無料で引き取ってくれることも少なくありません。ただ、こうしたサービスの有無や条件は各店舗で異なるので、事前に問い合わせておいた方が良いでしょう。
鍵屋に引き取ってもらう
いらない金庫の処分法、2つ目は、「鍵屋さんに回収を依頼する」というものです。こちらの方法は、金庫を開けられなくなってしまったケースに適しています。
金庫の処分に際しては中身を確認しておきたいところですが、鍵をなくしたなどの理由で開けられないことは珍しくありません。そんな時の解決法が、鍵屋さんに頼んで開けてもらうというものですが、無事に解錠が済んで中身を空にした状態であれば、そのまま処分まで任せることができます。
中には無料で引き取りに応じてくれる鍵屋さんもありますので、処分が前提の場合、あらかじめその点について確認しておくとスムーズでしょう。
自治体に引き取ってもらう
使わない金庫の処分法、3つ目は、「自治体の粗大ごみ回収に出す」というものです。
ただし、この場合は金庫の種類が問題となります。金庫というと頑丈な「耐火金庫」を思い浮かべますが、そのほかの種類として、小型の「手提げ金庫」もあります。特殊な素材で作られた耐火金庫は、通常粗大ごみとして処分することはできませんが、手提げ金庫であれば、自治体によっては粗大ごみの対象に含めることもあります。
粗大ごみの対象品目については、各自治体のホームページで確認できるので、当てはまるようであれば、所定のルールに沿って収集してもらいましょう。
リサイクルショップに買い取ってもらう
単に手放すのではなく、売却という選択肢もあります。その1つとして、「リサイクルショップに買取を依頼する」という方法が挙げられます。
この場合、金庫が新しいほど買い取ってもらえる確率が高まります。お店によっては、「製造から5年以内」など規定を設けている場合もあるので、事前に問い合わせておいた方が良いでしょう。もちろん、鍵などの機能に問題がないことも前提となります。
特にキャビネットタイプのものなどは需要が高く、買取価格も上がりやすいので、一度査定を頼んでみる価値はあるはずです。
ネットオークション・フリマアプリを活用する
金庫を売却するのであれば、「ネットオークションやフリマアプリに出品する」という処分法も考えられます。
こちらも、比較的使用年数の少ないものに向いた方法です。うまく行けば、リサイクルショップでの買取より高値が付く可能性もあります。ただ、出品や商品発送にまつわる手間や労力は少なくなく、経験がないとややハードルが高いかもしれません。特に重い金庫の場合は、梱包作業も大変です。
また、すぐに売れる保証もないので、急いで処分したい場合には向かない方法と言えます。
不用品回収業者に引き取ってもらう
不要な金庫の処分法、最後に挙げるのは、「不用品回収業者に回収を頼む」というものです。
こちらの方法のメリットは、金庫の種類や状態にかかわらず利用できるという点です。どんなに重いものでもOKですし、古くて壊れていていても構いません。また、すぐに対応してもらえて搬出も任せられるので、手軽に処分できるという利点もあります。特にほかにも不用品がたくさんある場合は、一度にまとめて回収してもらえるので便利です。
その一方で、中には依頼者をだます悪質な業者もいるため、業者選びは慎重に行う必要があります。見積りは必ず複数の業者から取り、たまたま巡回してきた業者に安易に頼むことのないようにしましょう。