本棚の処分方法5選
本棚の処分方法
引っ越しや買い替え、または電子書籍の利用が増えたなどの理由で、今まで使っていた本棚を手放そうと考えている方も多いでしょう。そうした時になって直面しがちなのが、「どうやって処分すればいいのか?」という問題です。本棚はそう頻繁に廃棄したりするものではないため、具体的な処分法には分かりづらい点が少なくありません。
今回は、不要な本棚の処置に困っている方のために、適切な処分法についていくつか紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
可燃ごみとして出す
不用な本棚の処分法、1つ目は、「可燃ごみとして自治体の回収に出す」というものです。
ただし、こちらの方法は木製の本棚に限られ、さらに自力で解体することが条件となります。小さめの本棚なら、ネジさえ外せば比較的楽に分解できますが、指定袋に入れるにはノコギリ等で切断しなくてはなりません。そのため、なるべく複数人で作業することが求められます。特に慣れない方や高齢の方などは、応援がいないと難しいでしょう。また、作業場所の確保も必要です。
ただ、それさえクリアできれば、手数料をかけずに廃棄できるというメリットがあります。
粗大ごみとして出す
自力での解体が難しかったり、わざわざ解体する手間をかけたくないという場合は、「粗大ごみとして自治体の回収に出す」という処分法もあります。特に大型の本棚の場合、粗大ごみとして廃棄するケースが一般的です。
回収手順は自治体によって多少異なりますが、通常は事前申し込みをして処理券を購入し、それに必要事項を記入して本棚に貼り付け、収集日に指定の場所へ置いておくという流れになります。詳しいルールなどについては、各自治体のホームページ等で事前に確認しておいてください。
こちらは比較的安価かつ確実に処分できるのがメリットですが、回収まで時間がかかることと、収集場所まで自力で運ばなくてはならない点がデメリットになります。
リサイクルショップに買取を頼む
不用な本棚の処分法、3つ目に挙げるのは、「リサイクルショップに買い取ってもらう」というものです。
この方法は、無料で処分できる上に多少の売却益も得られるというメリットがあります。難点は査定のための店舗への持ち込みですが、出張買取に対応しているお店に依頼すれば、その問題もクリアできます。
ただし、こちらは本棚の状態に問題がないことが条件となります。また、いくら状態が良くても、ブランド品などでない限りかなりの安値しか付かない点も要注意です。ですので、とにかくコストがかからなければOKという方に向いた処分法と言えます。
フリマアプリ・ネットオークションを活用する
処分にコストをかけず、さらに利益も得たいという場合は、「本棚をフリマアプリやネットオークションに出品する」という方法も考えられます。
こちらの方法の場合、自分の希望額を値段に付けられるので、買取よりは利益が出やすい傾向があります。ただし、いつ買い手がつくのかわからないことや、最悪売れ残ってしまう可能性もある点は要注意です。
また、出品手続きや売れた時の梱包・発送などの手間がかかる点もデメリットで、時間に余裕がある方以外には向かない方法でしょう。
不用品回収業者に引き取ってもらう
使わない本棚の処分法、最後に挙げるのは、「不用品回収業者に回収を頼む」というものです。
こちらの方法の場合、本棚の状態がどうであれ、関係なく処分することができます。しかも依頼から回収までほとんど時間がかからず、重いものでも搬出を任せられるので、手間や労力をかけたくない方にはピッタリの方法となっています。また、本棚以外に不用品が溜まっている場合も、一気に片づけられて便利です。
ただ、その分コストはかかるので、見積りは必ず複数社から取って選ぶようにしましょう。また、悪徳業者をはじく上でも、相見積もりは必須です。