不用品回収でよくあるトラブル8選

不用品回収でよくあるトラブル8選

不用品回収でよくあるトラブル

大量の不用品や大型の不用品を処分する際には、「不用品回収サービス」を利用するのが便利です。しかしその反面、この業界ではトラブルの報告も後を絶ちません。特にここ15年ほどは被害報告が増える一方で、悪質な業者に理不尽な目に遭わされるというケースが、毎年数多く発生しています。

本記事では、不用品回収サービスの利用時にありがちなトラブルの種類について紹介していきますので、現在不用品回収の依頼先を探している方などは、安全な業者選びの参考にしてみてくだい。

「無料」と言ったのに高額を請求する

不用品回収にまつわるトラブルでありがちなのが、「無料と言いつつ、後で高い額を請求してくる」というものです。

トラックの巡回などの手段で「無料回収」をアピールする業者をよく見かけますが、こうした業者に回収を依頼すると、積み込みが終わった時点で数万円を請求されるというトラブルが多く報告されています。事前に無料と確認しておいたにもかかわらず、突然「運搬費がかかる」などの名目で支払いを要求するという手口で、明らかな詐欺行為にあたります。

こうした業者は足がつかないよう各地を転々とする傾向があり、同様のトラブルは後を絶ちません。

勝手に積み込んだ挙句高額請求する

「勝手にいろいろな物を積み込まれた上に、高額な料金を請求される」というのも、不用品回収でよくあるトラブルの1つです。

1~2個程度の不用品の回収を依頼したら、頼んでいない他のものまで勝手にトラックに積み込んで、挙句無料のはずなのに数万円を請求してくるという悪徳業者がいます。当然このような行為は、れっきとした犯罪です。

こうした被害に遭いやすいのは、女性や高齢者などで、高圧的な態度で有無を言わせず払わせるといったパターンが多くなっています。中には、高価な家財を換金目当てで持ち去ってしまうケースもあります。

追加料金を請求してくる

「作業後にあれこれと理由をつけ、追加料金を請求してくる」というのも、不用品回収で起こりがちなトラブルに挙げられます。

一例としては、急な引っ越しのために料金10万円で業者に回収を頼んだところ、すべての不用品を積み終えてから、「想定より量が多かった」と追加料金として20万円を請求されたケースがあります。威圧的な態度に気圧され、結局30万円払ってしまったというものですが、このように後から急に理由をつけて追加料金をせびるのは、悪徳業者の常套手段となっています。

高額なキャンセル費用を求められる

不用品回収では、依頼後のキャンセルについては、一定の料金がかかるのが通常です。ただ、悪徳業者の場合は法外な額のキャンセル料を求めることが多く、トラブルに発展するケースがよくあります。

たとえば、不用品をトラックに積み終わって支払いという段階になり、実際に提示された額が見積りとあまりに違うのでキャンセルしたところ、高額なキャンセル料を請求されるといったパターンです。これも頑なに支払いを要求してくるため、泣く泣く高いお金を支払ってしまったという被害が報告されています。

不要なリサイクル料金を求められる

不用品回収で起こりうるトラブルの1つに、リサイクル料金に関するものがあります。
報告されたところだと、業者に壊れたビデオデッキの回収を依頼したら、リサイクル料金として2,000円を求められたというケースがあります。被害としては比較的少額ですが、これも明確な違法行為にあたります。

そもそもリサイクル料金が必要なのは、家電リサイクル法で定められた「洗濯機(衣類乾燥機)」「冷蔵庫(冷凍庫)」「エアコン」「テレビ」の4品目だけです。これ以外の品についてはリサイクル料金はかかりませんので、請求については拒否することができます。

回収した物を不法投棄される

「回収した品物を不法投棄された結果、持ち主の方へ連絡が行く」というトラブルも、不用品回収では起こりがちなものの1つです。

不法投棄の問題を起こすのは、無許可の不用品回収業者がほとんどです。こうした業者は格安で不用品の回収を請け負い、本来処分場へ持ち込むべきところを空き地などに捨てて、処分費を浮かすという手口を取ることが多くなっています。

例えば自転車の回収を頼んだところ不法投棄されてしまい、防犯登録を辿って依頼者の方へ警察の連絡が来たというケースが代表的です。また、洗濯機の処分についてリサイクル券を買うより安い額で請け負ってくれる業者に依頼し、喜んでいたら、近所の道路わきに捨てられているのを見つけたというケースもあります。
ですので、あまり安すぎる回収費につられるのも危険です。

約束の日時に来ない

不用品回収でよくあるトラブル、続いて紹介するのは、「予定していた日時になっても業者がこない」というものです。

契約が済んで、回収の日程も決まっているものの、約束の日時になっても業者が来ないというケースがあります。これは、不用品回収にまつわるトラブルの中でも特に多いタイプで、原因としては直前の作業や渋滞などの影響のほか、スケジュール管理のミスといった場合もあります。

最悪当日現れないばかりか、連絡すらつかないといったケースもありますが、この種のトラブルに関しては他の場合に比べ、事前の予測が難しいのが実情です。

壁や床などに傷をつけられる

不用品回収で起こりがちなトラブル、最後は「乱暴な作業で壁や床を傷つけられる」というものです。

タンスやテーブルといった大型の不用品を運び出す際には、あちこちにぶつけてしまう危険が付きまといます。優良な業者なら、養生などの気配りをしてくれますが、悪質な業者にそうした配慮は期待できません。そればかりか、雑な作業で壁などに目立つ傷をつけるケースもあり、抗議しても弁償に応じないことも多くなっています。ですので、業者選びの際は、損害保険への加入の有無についても調べておくのがおすすめです。

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