不用品の回収を格安・激安にする方法8選
目次
不用品の回収を格安・激安にする8つの方法とは
現代のモノ余りの時代には個人、法人に拘らず、不用品は必ず出てきます。不用品の無い生活など考えられないくらいです。しかし、それとともに不用品の処理という問題が現代社会で重要な課題となってきています。我々の身の回りでも使っていないが、ゴミとして出せない、処理するためには不用品業者に回収してもらうしか無くなっている訳ですが、そのためには多額の回収費用がかかると言った問題が生じています。そこで、この不用品の回収費用を格安・激安にするための方法をいろいろ比較しながらご紹介していきます。
回収時に不用品を1階まで出していただく
不用品回収業者が見積もりを出す際には、その不用品のある場所から運び出す手間と時間をコストに入れて計算しています。すなわち、オフィスや部屋が7階にあれば、7階から回収車まで運び出す手間と時間がコストとしてかかる訳です。特にエレベーターがない中低層ビルなどの場合には階段を使って1階まで下ろす必要が出てきます。それには人数もかけなければなりません。エレベーターがあっても重い不用品を2人、3人がかりで下ろす手間はかなりのコストが上乗せされてしまいます。その意味で、回収時にその不用品を1階まで出しておくことにすれば、回収の見積もりにはそのコストは計算されませんので、安くすることができます。スタッフや家族で力を合わせて1階まで下ろしておけば、回収業者は回収車に載せるだけになりますので見積もりはかなり安くなるはずです。さらに不用品が複数ある場合には、それらを事前に1階にまとめておくとさらに安くなります。複数の不用品を上の階から下ろすためには複数回の往復が必要になり、時間がかかってしまいます。そのため、事前に1階にまとめておけば、時間の大幅なカットが可能になり、見積もり金額も大きく下がり、格安・激安の第一歩となるはずです。
大きい物は解体する
次に、オフィスやご家庭などの不用品には、電化製品や机、収納棚など大型の物が多くあります。それらは、不用品の回収業者が回収車に積み上げる際、エレベーターや階段で1階まで降ろすわけですが、そのままでは降ろせないことも比較的多くあります。さらに回収車にそのままでは積み上げられない場合やそのままでは焼却処理できない場合もあり、その場合、その場で解体することになります。従って、回収業者が見積もりを出す際には解体にかかる時間や人件費なども見積もりに含まれてきます。そのため、1階にそれらを降ろしておくだけでなく、それらの不用品を事前に解体しておけば、自分で1階に降ろすのも楽になりますし、業者の見積もりの際に回収費用を格安または激安に抑えることができるはずです。
回収のお手伝いをする
不用品の運び出しには、オフィスや部屋周りに傷をつけないよう慎重に運び出すため時間がかかりますし、人数もかかります。それらにかかる費用はもちろん見積もりに含まれています。そのため、回収車まで不用品を運ぶ手伝いを依頼主がすれば、人数も少なくてすみますし、時間も短縮が可能になります。見積もりの段階で「搬出の手伝いを何人でしますよ」と伝えておくことで、見積もり金額はその分大きく変わってきます。
また、オフィスやご家庭によっては、不用品のあった場所の掃除まで依頼するケースもありますが、それを依頼することはその分コストもかかってきます。不用品の搬出後の片付けは自分たちでやることで、見積もり金額を格安・激安に下げることが可能です。
1つだけよりもまとめて回収依頼
不用品回収を1つだけ頼む場合と、数個まとめて依頼する場合のコストを考えて見ましょう。見積もりには、不用品を回収して処理場まで運んだり、実際に処理したりするコストが含まれています。運搬にかかる交通費や人件費は1品でも5品でも業者にとっては1台の車で運ぶのであれば同じ金額ですみます。そのため、たまたま不用品が1品出たからといってすぐに回収業者を呼ぶのではなく、いくつかたまってから回収業者を呼んだ方がコストに大きな差がでます。格安・激安で依頼するためにも見積もりを比較する段階でぜひ意識しておくようにしましょう。
買い取りを併用
不用品になった、電化製品、家具、机等の中には古くなって使えなくなった物だけでなく、まだ使えるが使いみちがなくなってしまった物や、室内が狭いので処分せざるを得ない物なども多く見受けられます。また、自分では使えなくなったと思っていても、ほかの人にとっては充分に使えるという物もあります。さらに、壊れていて動かないが部品には値打ちがあると言う場合もあります。現在では、それらも不用品として処分に出されています。そのため、不用品業者は、不用品を回収した中で使える物や部品取りできる物については廃棄処分するのではなく、転売や部品を取り出して売ったりしています。
見積もりをとる際にはその不用品を買い取りしてもらえるかどうかを確認して、買い取りできる物は回収処分ではなく、買い取ってもらうことが不用品回収を格安・激安にする大きなポイントになります。特に電化製品などは素人目には使えなくても使い道がある場合が多いと言います。買い取りをしてもらえる場合としてもらえない場合の比較をしてみるといいでしょう。買い取りを併用して格安・激安の不用品処分をしてください。
日程に余裕を持たせる
格安・激安で不用品を回収してもらうためには一品の回収を避けることもありますが、不用品の回収には回収日程に余裕を持たせることで費用を下げる方法もあります。当初見ていた不用品以外にも品が出てくるかもしれません。それに回収業者も1件だけ回るというのではコストが高くついてしまいます。日にちが経てば、近い距離で別のご家庭やオフィスの不用品処分の依頼が舞い込むこともあり、一日に複数件を回れば、同じ人数で効率よく回収ができるため、1件あたりの回収費用も安くなります。そのため、見積もりを取る際にはすぐの回収ではなく、日時に余裕を持たせて回収依頼を行なうことで不用品の回収費用を格安・激安に抑えることができるはずです。
現金で払う
最近は不用品の拡大に伴い、不用品回収業者も大規模に運営できるようになり、信用力のある業者が増えてきました。そのため、クレジットカードでの支払いに対応した業者も増えています。しかし、クレジットカード払いは利用者側には手数料はかかりませんが、実際には回収業者がカード会社にクレジット払い金額に応じて手数料を支払っています。そのため、クレジットカード払いにした場合、業者はそのカード会社に対する手数料をお客のコストに上乗せして請求しているので回収費用は比較的高くなります。もちろん、すべての業者が手数料を乗せているわけではありません。一方で現金払いの場合には、不用品回収業者も手数料がかかることもありませんし、すぐに現金収入を得ることができます。従って、格安・激安にするためにもできるだけ現金払いでの見積もり依頼をおこなうようにしましょう。
近くの回収会社へ見積もりを行う
最近は不用品回収業者も数が増え、大型化して広いエリアで営業展開している業者も出てきました。しかし対応エリアが広い業者、大きな会社だからといって、必ずしもそれによって格安、または激安になるかと言えば、そうではありません。広く展開しているということはエリアも広くなっており、移動距離や移動時間、人員の確保のためのコストもかかってくるため、実際には回収費用が高くなる場合も多く見受けられます。それよりもオフィスやご家庭に近い業者に回収を依頼することで回収費用が比較的安くなる傾向にあります。特に地元の業者の場合、移動距離も短く、コスト的には安くできるはずです。格安・激安の不用品回収業者をお探しの際は、対応エリアの広い業者や比較的規模の大きい業者だけでなく、お近くの業者へも見積もり依頼をおこなってみてください。
最後に
中にはご家庭やオフィスの環境によっては対応できない方法もあるかと思います。もちろん上記の全ての方法を行う必要はありません。できる範囲で対応し少しでも格安・激安で不用品を回収の依頼を行うようにしてみてください。