ウォーターサーバーの水にも賞味期限はある

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水にも賞味期限はある
ウォーターサーバーは、病院などによく設置されていますが、最近では、家庭でも利用している人が多くなりました。ウォーターサーバーは、いつでも冷たい、安心な水が飲めますし、お湯も出るので、インスタントコーヒーなどを作るのにも、非常に便利です。
ウォーターサーバーの水は、密封したボトルに入って配達され、何本かストックして使います。ボトルは常温保存ができますが、水は密閉された容器入っているとはいえ、やはり、永久に保存はできません。ウォーターサーバーの水の賞味期限はどうなっているのでしょうか?
ウォーターサーバーの水の賞味期限
水は水の中の成分が腐敗したり、雑菌が入って増殖することによって、劣化していきます。
その点、ウォーターサーバーの水は、未開封の場合はしっかりと密封されていますから、雑菌が入り込むことがなく、長期保存ができるようになっているのです。しかしながら、やはり、水は生ものです。できるだけ新しいものを飲むようにする方が賢明です。
ところで、ウォーターサーバーの水の賞味期限は、水の種類によって差が出てきます。
ウォーターサーバーの水には、RO膜水、天然水、海洋深層水、ミネラルウォーターなど、メーカーによって違うことはご存知でしょうか?
RO膜水とは、聞きなれない言葉かもしれませんが、原水をRO膜という、水の分子だけを通して、不純物は通さない膜に透過させることによって、非常に安全性の高い水にしたものです。
天然水は、採水した原水、そのままの自然な水のこと。ろ過や加熱ることで殺菌をし、自然のままボトルにしたものです。地下のミネラルなどがそのまま含まれますので、少し劣化しやすいと言えます。
海洋深層水は、太陽の光がほとんど届かないため、水温がほとんど変化しない海の深いところから採取した水です。また、ミネラルウォーターは成分が調整された水なので、賞味期限は天然水と同じくらいになります。
賞味期限は、水の種類によって異なり、RO膜水の場合は保存できる期間が長く、6か月から1年のものが多いのですが、天然水の場合は短めで、平均的に3か月となっています。この賞味期限は、あくまで未開封のときの数字ですから、一度開封して、サーバーの上に乗せた場合は、どのメーカーも2週間くらいで使い切ることを勧めています。
ウォーターサーバーの会社で比較してみると?
ウォーターサーバーの会社はたくさんあります。商品は水ですから、大きな差はないものの、扱っている水の種類が違うため、賞味期限は違います。
大手のウォーターサーバー会社の水の賞味期限を比較してみると、アクアクララ、クリクラ、サントリー、富士の湧水などは、未開封で6か月、開封後は2週間、または早めに消費するようにとされています。また、コスモウォーター、さくらウォーター、ドリームウォーターなどは、未開封3か月、開封後は2週間で短めです。一方、ハワイウォーターやアルピナウォーターは1ヶ月もちます。
ウォーターサーバーのメーカーによって、水の賞味期限は違うことを知って、契約するサーバーの水の賞味期限はあらかじめ調べておくとよいでしょう。
賞味期限は、保存環境によっても違ってくる
上記の水の賞味期限は、保存する環境にも影響をうけます。ウォーターサーバーの水のボトルは、一般的には1ボトル、12リットルなので運ぶのが重くて困難なため、つい、適当な場所に置きっぱなしにしてしまいがちです。
注意をしたいのは、屋外に置くのは避けるということ。直射日光が当たったりすることによって、水質にも影響が出てきてしまいます。また、湿度が高い場所や衛生的に問題があるところも、避けた方がよいのは、言うまでもありません。保管場所の環境が悪ければ、どうしても、水の劣化は進んでしまうので、賞味期限も短くなってしまいます。大切な飲み水ですから、湿気の少ない、室内の涼しい場所に保管することが大切です。
また、あまり、賞味期限に拘らず、ストックは多く持たないようにして、できるだけ新しい水をその都度注文する方が無難です。
ウォーターサーバーのタイプによっても、賞味期限は変わる
ウォーターサーバーの水の賞味期限は、水そのものだけでなく、ウォーターサーバーの機械のタイプによっても違ってきます。ワンウェイタイプのウォーターサーバーは、水に空気が入らないようになっているので、雑菌が入らず、水は比較的長く持ちます。一方、リターナブルタイプの場合、水が減るに連れて、容器に空気が入っていきます。ボトルの口にはフィルターが装着され、不純物が入らないように工夫されているものの、完璧にシャットアウトするわけにはいかず、賞味期限も短くなります。ボトルがリサイクルできるため、水代が安くなるメリットがありますが、賞味期限を長いのは、ワンウェイタイプの方になります。
つまり、水の賞味期限が最も長いのは、ワンウェイタイプのRO膜水のウォーターサーバーで、正しい条件で保管した場合ということになります。