ウォーターサーバーが便利な理由3選と便利な使い方7選

「良質な水を買って飲む」という意識は、日本でもすっかり根付いていますが、事実最近はただミネラルウォーターを購入するだけでなく、自宅や会社にウォーターサーバーを導入するケースが増えてきています。一方、現在ウォーターサーバーの導入について考えている方にとっては、実際にどういう点が便利なのかや、どういった使い方ができるのかといったことが気になるところでしょう。

そこで本記事では、ウォーターサーバーが便利な理由について解説すると共に、さまざまな便利な使い方についても具体的に紹介していきたいと思います。

便利な理由

すぐにお湯が使える

ウォーターサーバーの便利な理由、1点目は、「お湯を沸かす手間がかからない」ということです。

多くの場合、ウォーターサーバーでは冷水だけでなく、温水も使えるようになっています。それぞれ別のタンクで温度が保たれているので、どちらもボタンやレバーを操作するだけで、すぐに汲み出すことができます。ですので、ちょっとお湯を使いたいという時でも、わざわざ沸かす必要がありません。忙しい合間のコーヒーブレイクなどには、かなり便利でしょう。

水を買いに行かずに済む

「水を買ってこなくて良い」ということも、ウォーターサーバーが便利な理由の1つです。

ウォーターサーバーには、水のボトルが配達されてくるタイプと、水道水を利用するタイプの2種類があります。どちらにしても、自分で水を調達する必要はありません。また、宅配の場合は自動的に定期配送されることが多いので、注文忘れも心配せずに済みます。

ちなみに水道水サーバーの場合は、かかる費用がサーバーのレンタル代のみのため、宅配水の場合と比較して見積り額が安くなる傾向があります。

いつでもきれいな水が利用できる

ウォーターサーバーが便利な理由、3つ目は、「常時きれいな水を使える」ということです。

水道水も一般的な安全性の高さは保証されていますが、貯水槽の状態などによっては、質が悪くなってしまう場合もあります。それに対しウォーターサーバーでは、ろ過などの処理できれいにした水（天然水やRO水）をそのままの形で利用することができますから、衛生面の心配がありません。飲み水としてはもちろん、料理やミルク作りにも安心して使えます。

また、特に天然水はミネラルも豊富なため、健康面でもプラスの効果が期待できます。

便利な使い方

ウォーターサーバーの用途と言うと、大抵の場合冷たい水を飲んだり、お茶やコーヒーなどの飲み物に使うといったものが思い浮かぶでしょう。しかし、実際はそれだけではなく、他にもたくさんの使い道があります。ここからは、そうしたさまざまなウォーターサーバーの便利な使い方について紹介していきましょう。

インスタント食品の用意に使う

ウォーターサーバーの便利な使い方、まず1つ目は、「インスタント食品のお湯に利用する」ということです。

カップ麺などのインスタント食品を作るのには、熱湯が欠かせません。通常はやかんなどでお湯を沸かすところから始めますが、ウォーターサーバーがあれば、そのお湯を使ってすぐに作ることができます。温度の不足が心配かもしれませんが、多くの場合80～90℃くらいはあるので、十分使用に堪えます。おなかがすいている時や忙しい時には、特に便利でしょう。

料理に使う

ウォーターサーバーの便利な使い方、2点目は、「調理用の水として使う」ということです。料理をする際には、たくさんの水やお湯が必要になりますが、こうしたことにもウォーターサーバーが活用できます。

水は冷麺をしめるなどの際に使えますし、お湯はスープなど多様な料理に使えて特に便利です。ウォーターサーバーの水は、さっぱりした味の軟水が主なので、料理の味を損なう心配もありません。素材の風味を重視する日本料理にも、十分利用できます。

ご飯を炊くのに使う

ウォーターサーバーの便利な使い方としては、「ご飯を炊く際に使う」というものも考えられます。

ご飯を炊くとき最初に入れる水は、なるべく臭いなどがないものが良いとされます。これは、乾燥状態の米が、水の臭いまで吸収してしまうためです。水道水には塩素が含まれるため、お米に含ませると、カルキ臭が移りやすくます。

一方、ウォーターサーバーの水は、前述のように軟水が主なので、臭いや風味の癖などがあまりありません。そのため、お米の味を損なうことなく炊き上げることができます。

お酒を作るのに使う

「水割りなどのお酒づくりに使う」というのも、ウォーターサーバーの便利な使用法の1つです。

水割りやお湯割りを作る際、水道水を使わず、ミネラルウォーターを使うという人も少なくありません。お酒の味にカルキ臭などが影響するのを防ぐためですが、癖の少ないウォーターサーバーの水やお湯も、この点ではかなりメリットがあります。

ウォーターサーバーの水には、比較的ミネラル分の多い天然水と、ミネラル分の少ないRO水がありますが、前者はまろやかで甘味のある味に仕上げるのに、後者はクリアで酒本来の味を引き出すのに適しています。

赤ちゃんのミルク作りに使う

上でも少し触れましたが、ウォーターサーバーは赤ちゃんのミルク作りに使うのにも便利です。

通常赤ちゃんのミルクを作るには、まずお湯を沸かして粉を溶かし、それから冷ましたり水を足したりして…と、いくつかのステップを経なければなりません。一回ごとにこれをやるのはかなりの手間ですが、ウォーターサーバーのお湯や水を使えば、かなりの時短が可能になります。

化粧水に使う

ウォーターサーバーには、「化粧水作りに利用する」という使い方もあります。

最近では、市販のグリセリンと精製水を使って化粧水を手作りするケースが増えています。簡単に自分好みの化粧水が作れて、しかもコスパが良いのがメリットですが、自宅のウォーターサーバーを利用すれば、さらに手軽に作れるようになります。水を運ぶのは重労働ですし、精製水を買わずにも済むのは、かなり便利なポイントでしょう。

また、ウォーターサーバーの水はかなり冷たいので、毛穴の引き締め効果なども期待できるとも言われています。

備蓄水として使う

ウォーターサーバーの便利な使い方、最後は「備蓄水に利用する」というものです。

災害時に備えて水をストックしておくことは重要ですが、一口に「水を貯める」と言っても、なかなか容易ではありません。それだけの大きさの容器が必要になりますし、ミネラルウォーターを何本も買ってくるのも大変です。一方、ウォーターサーバーでは定期配送のシステムが一般的なので、毎月まとまった量のボトルを届けてもらえます。これをそのまま備蓄水に利用することで、容器の用意や購入の手間を省けるというメリットが得られます。