会社でウォーターサーバーを利用するメリット・デメリット9選

会社でウォーターサーバーを利用するメリット・デメリット9選

水に対する関心が急激に高まっている現在、一般家庭はもちろん、会社や店舗でもウォーターサーバーのシステムを導入するケースが増えています。まだ導入してはいないものの、現在検討しているというところも多いでしょうが、その際気になるのが、「具体的にどういった利点があるのか」ということでしょう。また、その反対の難点についても知りたいところだと思います。

本記事では、会社でウォーターサーバーを利用するメリットとデメリットの双方について解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

メリット

来客時にすぐ温かい飲み物が出せる

会社でウォーターサーバーを利用するメリット、1つ目は、「来客時に素早く温かい飲み物が出せる」ということです。

大抵のウォーターサーバーでは、冷水と温水の2種類が個別に準備されています。温水の場合、常時90℃前後の温度が保たれており、簡単な操作ですぐに汲み出すことができます。ですので、急な来客があった時でも、お茶やコーヒーなどを用意するのにあわてる必要がありません。

また、すぐに暖かい飲み物が出せることは、訪問客の会社に対する印象アップにもつながりますから、ウォーターサーバーの導入はこの点でも効果的です。

ペットボトルでの保管が不要

会社でウォーターサーバーを利用するメリット、2点目は、「ペットボトルでの保管を考えずに済む」ということです。

会社によっては、従業員や訪問客のために、ペットボトル水を大量にストックしているところもあるでしょう。しかし、それだと保管にまとまったスペースが必要になるため、冷蔵庫がペットボトルで占領されるといったことになりがちです。また、大量の水を買ってくる労力も並大抵ではありません。

一方ウォーターサーバーでは、多くの場合、ウォーターボトルを定期的に届けてもらえるので、こうした問題を気にする必要がありません。冷蔵庫もすっきりしますし、わざわざ購入する手間もなくなります。

経費で落とせる

「費用を経費で落とせる」ということも、会社でウォーターサーバーを利用するメリットの1つです。

ウォーターサーバーの勘定科目は、使用目的によって異なります。たとえば従業員の使用をメインに導入するのであれば、「福利厚生」や「雑費」として計上することができます。一方、お客様の飲み物用として導入するのであれば、「交際費」の名目で計上することが可能となっています。

また、サーバーのレンタル料については、「賃貸料」もしくは「リース料」となります。レンタル料が無料の場合は、水代のみの計上となります。

社員の満足度を向上できる

各方面で人手不足が恒常化している現在では、優秀な社員の確保は会社にとって至上命題です。そのうえで重要なのが、福利厚生の充実ですが、ウォーターサーバーを導入することは、この点でもメリットがあります。

勤務中はかなりの神経や労力を使うので、ウォーターサーバーで水分補給を素早く簡単にできることは、社員の精神面・体力面の負担を軽減するのに役立ちます。実際に過去に行われたオフィス備品・設備に関する調査では、女性・男性のどちらにおいても、ウォーターサーバーがほしい備品のランキング上位に挙げられています。

ゴミを減らせる

近年は、「環境意識の高さ」が法人の重要な評価基準の1つとなっていますが、ウォーターサーバーの導入はこの面でもメリットがあります。

各社員がペットボトル飲料を購入・持参して会社で捨てていく場合、ひと月に出るゴミは膨大な量に及びます。回収されたペットボトルは大部分がリサイクルされるとはいえ、やはりできるだけ出さないにこしたことはないでしょう。

それに対し、ウォーターサーバーの中にはボトルを回収して再利用するタイプのものがありますから、こちらを利用すれば、かなりの量のゴミを削減することができます。

備蓄水になる

会社でウォーターサーバーを利用するメリット、最後は「備蓄水として防災対策にも使える」ということです。

大地震がたびたび起こる日本では、普段から水を貯めておくことが推奨されています。ペットボトル水の場合は賞味期限があるため、定期的な入れ替えが必要になりますが、ウォーターサーバーは毎月新しい水を届けてもらえるシステムなので、入れ替えの手間がかかりません。そのため、今あるものをそのまま備蓄水として活用することができます。万一の時でも、従業員や近隣の避難民に、比較的新鮮な水を提供することが可能です。

デメリット

コストがかかる

一方、会社でウォーターサーバーを利用するデメリットとしては、第一に「コストがかかる」という点が挙げられます。

ウォーターサーバー導入の費用のうち最も大きな割合を占めるのが、「水代」です。従業員数などの条件によって変わってきますが、毎日4人ほどの利用だったとしても、月額では1万円以上の水代が必要になります。さらにこれに加えて、サーバーのレンタル料や配送料などがかかる場合もあります。

ですので、導入の際はレンタル料が無料のメーカーを選んだり、エコ機能のあるサーバーを借りるなどの工夫が求められます。また、複数社から見積りを取ることも忘れないようにしましょう。

ボトル交換が大変

「ボトルの交換に労力がかかる」ということも、会社でウォーターサーバーを利用するデメリットの1つです。

多くのウォーターサーバーは、ウォーターボトルをサーバー上部にセットして使用する仕組みとなっています。ボトルの水がなくなれば、使用者側が取り換えなくてはなりませんが、法人向けサーバーの場合12Lボトル(12kg)が通常なので、男性でも交換は決して楽ではありません。

この点が気になる場合は、ボトルをサーバー下部にセットするタイプにするか、または水道直結型のサーバーを選ぶという選択肢もあります。

設置場所の確保が必要

会社にウォーターサーバーを導入するデメリット、最後は「設置場所を確保しなくてはならない」ということです。

サーバー本体のサイズは、通常それほど大きなものではありませんが、それでも横幅30㎝、奥行き35㎝ほどのスペースは必要になります。なるべく電源に近い場所での設置が理想ですが、小さめのオフィスなどの場合、なかなかスペースが取れないということもあるかもしれません。また、これに加えて交換用ボトルの保管場所も必要になります。

あまり場所に余裕がないという場合は、コンパクトサイズのサーバーを選ぶか、ボトル不要の水道直結型を選ぶのがおすすめです。

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