代表的な水の種類7選

代表的な水の種類7選

代表的な水の種類7選

水は言うまでもなく、人間の生活にとって欠かせないものですが、その種類は1つではありません。ウォーターサーバーなどの飲用に使うものでもいくつかの種類に分けられますし、そのほかの用途で使われるものもあります。水に対する理解を深めることは、ウォーターサーバー選びにも役立ちますから、そうしたさまざまな種類についてよく知っておきたいところです。

本記事では、ウォーターサーバーの導入を検討している方のために、代表的な水の種類について紹介していきたいと思います。

水道水

代表的な水の種類、1つ目は「水道水」です。

原料となるのはダムに貯まった雨水などで、それらを川などから取り入れて、さまざまな処理過程を経た上で各家庭へ送られます。具体的には、ろ過によって砂や泥を取り除き、オゾンや活性炭を使って臭いを消した後、塩素を注入して消毒するといった具合です。
水道水として使われるには、厚生労働省の定める水質基準に達する必要があります。

日本の水道水は一般に高い安全性を持ち、比較的安価に利用できるという特徴があります。ただ、場合によっては貯水槽や水道管の劣化のせいで、飲用水として利用することに抵抗が感じられることもあります。そうした場合は、浄水器を設置するなどの工夫が有効です。

ミネラルウォーター

続いての水の種類は、「ミネラルウォーター」です。

ミネラルウォーターは、その名の通りナトリウムやカルシウム、カリウムなどのミネラル分を含む水になります。主に地下水を原水としており、「ナチュラルウォーター」や「ナチュラルミネラルウォーター」など、いくつかの種類に分けられます。天然のミネラル成分がそのままの場合もある一方で、後から人工的に調整しているものもあります。

ウォーターサーバーでもミネラルウォーター類が使われていますが、その中の「天然水(ナチュラルミネラルウォーター)」は、後述する「RO水」と比較して、見積り額が高くなる傾向があります。

炭酸水

「炭酸水」もまた、主な水の種類の1つです。「ソーダ水」とも呼ばれます。

炭酸とは二酸化炭素のことで、これを水に溶かしたのが、「炭酸水」になります。水に圧力をかけ、人工的に二酸化炭素を溶かしこんで製造するものと、地層から噴出する炭酸ガスを自然に含むタイプの2種類に分けられます。ヨーロッパでは、後者のタイプが古くから飲用や温泉などに活用されてきました。

日本でもペットボトルに詰められて販売されており、無糖で飲むとさまざまな健康効果があるとされています。

アルカリイオン水

水の種類、4つ目は「アルカリイオン水」です。

こちらは水道水などの水を、アルカリイオン整水器で電気分解することで作られます。pH9~10の弱アルカリ性で、その性質から、「飲用アルカリ性電解水」とも呼ばれます。口当たりがまろやかで飲みやすく、水分補給や料理などの用途に使えます。スーパーなどで市販されており、気軽に購入できるのも特徴です。

また、医薬品のような速効性はないものの、日常的に500ml~1,000mlのアルカリイオン水を飲むことで、下痢や胃もたれなどの改善効果があるとされています。

RO水

続いて紹介する水の種類は、「RO水」です。ウォーターサーバーの水では、天然水と共に使われる率が高くなっています。

「RO」とは「Reverse Osmosis=逆浸透膜」のことで、これを用いてろ過された水が、「RO水」になります。RO膜は超微細なフィルターで、これでろ過された水には、不純物がほぼ存在しません。そのため、安全性がきわめて高いという特徴があります。また、コストも安価で済むので、見積り額は通常天然水よりは低めです。

その反面、ミネラルは人工的に加えられることから、味わいなどの面で天然水に劣ると感じられることが多くなっています。

精製水

「精製水」は、水道水に蒸留やろ過といった処理を加えて、不純物を取り除いて作られる水を指します。「蒸留水」「イオン交換水」「RO水」「純水および超純水」の4種類があり、それぞれで製造方法が異なります。

非常に純度が高く、ミネラルも含まれないため、基本的に飲用以外の目的で使われます。具体的には、化粧水やコンタクトレンズの洗浄液といった美容・健康方面や、自動車のバッテリー補充液などの用途で使われることが多くなっています。

海洋深層水

主な水の種類、最後に挙げるのは、「海洋深層水」です。

こちらは一般に、太陽光の届かない水深200m以上のところにある海水を指します。表層の海水と比較して、窒素やリン、ケイ素といった生命活動に不可欠な無機栄養塩が多く含まれるという特徴を持ちます。また、多数のミネラルもバランスよく含む上に、汚染にさらされる機会が少ないことから、清浄性においても優れていると言われます。

ただ、市販のものは脱塩処理の過程でミネラルも失われるため、後から調整されていることが一般的です。

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