卓上ウォーターサーバーのメリット・デメリット7選

卓上ウォーターサーバーのメリット・デメリット7選

「ウォーターサーバー」というと、おそらく多くの人が真っ先に思い浮かべるのは、床に直接置くタイプ(床置き型)でしょう。しかしそれとは別に、テーブルなどに置く形で使う「卓上型」ウォーターサーバーも、最近ではあちこちで導入されるケースが増えています。現在ウォーターサーバーの導入を検討している方にとっては、この卓上型の特徴についてもよく知っておきたいところでしょう。

そこで本記事では、卓上ウォーターサーバーのメリットとデメリットの双方について、詳しく解説していきたいと思います。

メリット

設置場所の自由度が高い

卓上ウォーターサーバーのメリット、1点目は、「設置場所を作りやすい」ということです。

床置き型ウォーターサーバーの場合、キッチンやリビングなどの床に専用のスペースを作らないと、設置することができません。一方卓上ウォーターサーバーの場合は、名前の通りテーブルやキッチンカウンターなどの上に乗せられるので、小さめの部屋でも設置場所を確保しやすくなっています。移動の邪魔にならない場所や、子供やペットにとって安全な場所に置きやすいという利点があります。

高さの調節が容易

卓上ウォーターサーバーのメリット、2点目は、「高さの調節が自由にできる」ということです。

床置き型ウォーターサーバーの高さは、機種にもよりますが大体1m~1m30㎝ほど(ボトル装着時)で、高さの調整は基本的にできません。これに対し高さ50㎝ほどの卓上ウォーターサーバーは、乗せる台の高さによって床からの位置を調節することが可能です。利用者の身長や使い勝手に合わせて高さを変えられるのは、かなりの利点と言えるでしょう。

もちろん、子供やペットが触れないような高さにすることも可能です。

持ち運びやすい

卓上ウォーターサーバーのメリット、3つ目は、「持ち運びもしやすい」ということです。

床置き型ウォーターサーバーは、スリムタイプでもそれなりの大きさや重量があるため、決して動かしやすいとは言えません。一方卓上ウォーターサーバーは、床置き型と比較してサイズもコンパクトで重量も軽めなため、好きな所へ移動させやすくなっています。ちょっとした模様替えや気分転換で場所を変えるのも簡単ですし、引っ越しの際もあまり労力を使わずに済みます。

また、本体を持ち上げて掃除もできるので、メンテナンス面から見ても便利です。

デメリット

直接床に置けない

ここからはデメリットですが、まずは「床に直置きする形で使えない」ということが挙げられます。

基本的に卓上ウォーターサーバーは、床に直接置いて使うようにできていません。直置きするとノズルの位置が床の近くになってしまうため、給水の際いちいち屈まなくてはならなくなります。姿勢としてはかなり窮屈ですし、腰の悪い人などは特に大変でしょう。また、ホコリが付きやすくなるという難点もあります。

そのため、使用の際はテーブルや台の用意が必須になりますが、手ごろなものがなければ購入などの必要も出てきます。

転倒のリスクも

卓上ウォーターサーバーのデメリット、2点目は、「転倒の危険性もある」ということです。

これはメリットの裏返しですが、卓上ウォーターサーバーはコンパクトで動かしやすい反面、ちょっとした力が加わっても倒れる可能性があります。体や物の軽い接触や、小さい地震でも倒れてしまうかもしれません。また、子供やペットの思わぬ動きによって転倒するおそれもあります。

床置き型の場合は固定器具が付属していることが多くなっていますが、卓上型ではそうしたものは付かないのが通常です。転倒した場合は水漏れなどが起こる可能性があるため、転倒防止マット敷くなどの対策が求められます。

機種が少ない

「選べる機種がそれほど多くない」ということも、卓上ウォーターサーバーのデメリットの1つです。

現在のところ、卓上型ウォーターサーバーを取り扱っているメーカーは、床置き型を扱うメーカーに比べてそれほど多くありません。しかも、取り扱いのあるメーカーでも機種の数が少ないため、選択肢が限られてきます。デザインや機能のバリエーションを重視する人にとっては、この点は不満に感じられるかもしれません。

これに対して床置き型は、全体の機種の数が充実しているので、好みのデザインや機能を探しやすいというメリットがあります。

水の交換頻度が高まる

卓上ウォーターサーバーのデメリット、最後は「水の交換頻度が高くなる」ということです。

一般に卓上ウォーターサーバーは、床置き型ウォーターサーバーに比べてボトルやタンクの容量が小さいことが多くなっています。床置き型サーバーの一般的なボトル容量は12Lですが、卓上型は4.7Lや5Lのケースが少なくありません。水の容量が少ないということは、それだけ水がなくなるスピードも早いということで、それに比例して交換頻度も高くなります。

特に水の使用量が多い家庭ほど、頻繁に水を換えなくてはならないため、ややわずらわしさを感じるかもしれません。

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