赤ちゃんのためのウォーターサーバーの選び方6選とメリット6選
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ウォーターサーバーはさまざまなメリットがあることから、近年幅広い層に浸透しつつあります。一般家庭でも導入するケースが増えていますが、その中には、赤ちゃんの育児中という家庭も少なくありません。それでは、ウォーターサーバーの導入は子育てにどんな利点があるのでしょうか。また、具体的にどういった機種が子育てに便利かということも知りたいところです。
本記事では、育児にウォーターサーバーを活用するメリットと、赤ちゃんに最適なウォーターサーバーの選び方のポイントについて紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
メリット
ミルクの準備に時間がかからない
ウォーターサーバーを赤ちゃんのミルク作りに活用すれば、時間の節約につながるというメリットがあります。
ウォーターサーバーは普通、冷水だけでなく温水も常時使えるようになっています。汲み出しはボタンやレバーの操作だけですから、お湯を沸かす手間は要りません。中には温度を70℃ほどに設定できるものもありますから、そうしたものなら冷ます時間も短縮できます。
ミルク作りはいろいろと負担の多い作業ですが、時間を短縮できれば体力的にも精神的にもかなり楽になるはずですし、赤ちゃんも待たされずにミルクを飲むことができます。
赤ちゃんに安全な水を飲ませられる
子育てにウォーターサーバーを活用するのは、赤ちゃんの健康にとってもメリットがあります。
親からすると、赤ちゃんの口に入れるものは、なるべく安全で安心であってほしいと思うのが自然でしょう。日本の水道水はかなり質が高く安全なことで知られますが、それでも残留塩素や水道管の汚れなどの問題は否定できません。
それに対し、ウォーターサーバーで使われる水は、メーカー独自の水質検査や放射線検査によって安全性がきちんと確認されています。汚染物質などが入り込む心配もありませんから、安心して赤ちゃんに飲ませることができます。
買い物の手間が省ける
子育て中にウォーターサーバーを使うことは、買い物の負担を減らす上でもメリットがあります。
赤ちゃんがいると、オムツやおしりふきなどいろいろと物が入用ですから、毎回の買い物の量もかさむことが多くなっています。そこへさらにペットボトルの水を買って帰るとなると、かかる労力や時間は半端なものではありません。
一方、ウォーターサーバーのサービスでは、水は毎回配達してもらうのが通常です。そのため、重い水を運ぶなどの苦労を減らすことができます。
冷蔵庫のスペース省略につながる
赤ちゃんのミルク作りにペットボトルの水を使っている場合、未開封のものであれば、常温で保存しても特に心配はないでしょう。しかし、一度開封したら雑菌が繁殖するおそれがあるので、常温保存は抵抗があります。そうなると冷蔵庫に入れるしかありませんが、ペットボトルは庫内のスペースをかなり圧迫するため、他の食材などが入れにくくなってしまいます。
そうした時にウォーターサーバーを使えば、冷蔵庫の省スペースにつながるというメリットがあります。水はサーバー本体の冷却機能で冷やされるので、わざわざ冷蔵庫に入れる必要はありません。
離乳食作りにも使える
個人差もありますが、赤ちゃんは大体月齢が5~6ヵ月くらいになると、ミルクから離乳食へ移行します。ウォーターサーバーは、この時にも便利に活用することができます。
市販の離乳食も種類はさまざまですが、中にはお湯を注ぐだけでスープなどができるフリーズドライタイプや、粉末タイプのものも販売されています。ウォーターサーバーのお湯をこれらに使えば、時間をかけずにベビーフードを用意することができるので、赤ちゃんを待たせず労力の削減にもなるというメリットがあります。
災害の備えにもつながる
子育てにウォーターサーバーを活用するメリット、最後は「災害にも備えられる」ということです。
災害に対する準備はどんな家庭でも必要ですが、赤ちゃんがいる家庭となると、なおさら入念な備えが求められます。水の備蓄は「1人につき3L/日を3日分以上」が推奨されていますが、3人家族でもこれだけの量を常にストックしておくのは、決して簡単ではありません。また、ミネラルウォーターには賞味期限があるので、定期的な入れ替えも必要になります。
一方、ウォーターサーバーがあれば、水は毎月まとめて届けてもらえます。これを備蓄水として活用すれば、別途購入する必要がありませんし、常に新鮮な水がある状態を保つこともできます。
選び方
ここまでは子育てにウォーターサーバーを活用するメリットについて見てきましたが、では実際に導入するとなった場合、具体的にどういったものを選べば良いのでしょうか。以下の項目では、赤ちゃんに最適なウォーターサーバーの選び方について紹介していきましょう。
水のミネラル分は少ない方がいい
赤ちゃんに最適なウォーターサーバーの選び方、1点目は、「ミネラル分の少ない水を選ぶ」ということです。
水はミネラル分を多く含む「硬水」と、ミネラル分が少ない「軟水」の2種類に大別できますが、このうち赤ちゃんのミルク作りに向いているのは、後者だと言われています。赤ちゃんの内臓は未発達のため、ミネラルが多いとうまく分解できず、下痢などを起こしやすいためです。
日本では水道水も含めて軟水が主流なので、その点では比較的安心ですが、どうせならなるべくミネラルが少ないものを選びたいところでしょう。そうした場合には、ミネラルをほとんど含まない「ピュアウォーター」を選ぶのがおすすめです。
温水を70℃ほどに設定できる
赤ちゃんに適したウォーターサーバーの選び方のポイント、2点目は、「温水の温度を70~75℃に設定できる」ということです。
ミルクを作る際には、殺菌のために、70℃以上のお湯で調乳する必要があります。通常のウォーターサーバーの温水の温度は、80~90℃ほどですが、中には70~75℃に設定できるものもあります。こうした機種であれば、人肌まで冷ます時間が短縮できるので、さらなる時間の節約につながります。
わずかな時短とはいえ、少しでも体を休めたい場合にはありがたい機能でしょう。
チャイルドロック機能が付いている
続いての子育てに向いたウォーターサーバー選びのポイントは、「チャイルドロック機能付きのもの選ぶ」ということです。ウォーターサーバーのチャイルドロックとは、お湯や水を汲み出すのに一段階か二段階の手間が必要になる機能を指します。
赤ちゃんは成長すると、行動範囲が広がっていろいろなものを触るようになりますが、そのことが事故につながるケースが少なくありません。ウォーターサーバーも例外ではなく、実際に誤ってボタンなどを触ってしまい、熱湯を浴びるといった事故が起こっています。
チャイルドロック機能があれば、簡単にはお湯が出せないので、そうしたリスクを可能な限り減らすことができます。
片手で給水できる
「片手での給水が可能」ということも、子育てに向いたウォーターサーバー選びのポイントの1つです。
育児中は、赤ちゃんを抱っこしたまま動く場面がたくさんあります。こうした時、操作に両手が必要なウォーターサーバーだと水を使用するのも一苦労ですが、片手で操作できるサーバーであれば、比較的気軽に汲み出すことができます。片手で操作可能なサーバーとは、具体的にはトレー部分にコップを置けるタイプがこれにあたります。
わずかな違いのようですが、せわしない育児の中では、ストレスを溜めない上で意外に大きなポイントと言えるでしょう。
ボトルの交換が簡単
子育てに最適なウォーターサーバーを選ぶ上では、「ボトル交換の簡単さ」もポイントとなります。
ウォーターサーバーのボトルは、1本12Lが通常です。つまり、12kgの重量があるわけですが、これをサーバー上部まで持ち上げるとなると、男性でもかなりの力が必要になります。しかし、最近ではボトルをサーバー下部にセットするタイプも増えてきており、こうしたものなら女性でもそれほど力を使わずに済みます。
赤ちゃんのお世話で疲れている時には、特に便利でしょう。
子育てプランがある
赤ちゃんに最適なウォーターサーバーの選び方、最後は「子育てプランが用意されたものを選ぶ」ということです。
こちらは妊婦さんや赤ちゃんがいる家庭向けのキャンペーンで、内容は各社で異なりますが、毎月の料金が安くなったり、プレゼントがもらえるなどさまざまな特典が受けられるようになっています。なるべく見積り額を抑えてお得に利用したいという家庭にとっては、便利な仕組みでしょう。
新規契約時のみ有効という場合もあるので、契約前によくチェックしておくことがおすすめです。