家事代行で洗濯を依頼するメリット・デメリット7選

家事代行には、料理や掃除などさまざまなメニューが用意されていますが、「洗濯」もその中の1つに含まれます。家族の多い家庭ほど大変になりがちな洗濯ですが、これを代わってやってもらえるということで、依頼するケースが少なくありません。
ただ、現在依頼を考えているという方にとっては、具体的にどういった利点があるのか、また反対の難点はどこかといったことが気になるところでしょう。

そこで本記事では、家事代行で洗濯を依頼するメリット・デメリットの双方について詳しく解説していきたいと思います。

メリット

手洗いOK

家事代行の洗濯サービスは、単に洗濯機を回すだけではありません。希望があれば、手洗いにも対応しています。

ですので、ウールやシルクといったデリケートな素材の服はもちろん、型崩れさせたくないお気に入りのニットなども、「手洗いマーク」のついた衣類なら手作業で洗ってもらうことが可能です。

こうした手洗いは、何かと手間がかかってしまうものですが、それらをすべてお任せできるので、時間や労力を節減できます。これは、かなりうれしいメリットと言えます。

畳んでしまってもらえる

家事代行の洗濯サービスのメリットとしては、「畳んでしまうところまでやってもらえる」という点も挙げられます。

洗濯は、洗って干せばおしまいというわけではありません。その後取りこんで、畳んでしまうまでが一連の作業ですが、最後の「畳み・しまう」工程を苦手とする人がかなり多くいるかと思います。衣類を一枚一枚きれいに畳むのは、時間がかかって地味に大変ですから、無理もないところでしょう。

一方、洗濯サービスにお願いすれば、この工程も代わってもらえるので、苦手な作業にイライラせずに済みます。

ランドリーバッグへの詰め込みがいらない

宅配クリーニングや洗濯代行サービスを利用する場合、まずは洗濯物を業者に渡す準備として、ランドリーバッグへの詰め込み作業が必要になります。この際、できるだけ多くの服を洗ってもらうために、バッグに詰め込めるだけ詰め込もうとしがちですが、これにかかる労力は決して少なくありません。

一方、家事代行で洗濯を依頼すれば、そもそも業者へ洗濯物を引き渡す必要がなくなります。したがって、ランドリーバッグへの詰め込み作業も要らず、時間も体力も節約できるというメリットがあります。

アイロンがけや靴洗いなども頼める

家事代行の洗濯サービスは、衣類を洗ったり畳んだりしてもらえるだけではありません。そのほかの作業も頼めるというメリットがあります。

たとえば、アイロンがけが挙げられます。洗濯の中でも比較的手間のかかる工程で、苦手に感じる人も多くなっていますが、手慣れたスタッフにやってもらえるので、安心して任せられます。

また、シーツ交換や靴洗いも依頼が可能です。やはりどちらも手間や時間のかかる作業ですが、まるごとお任せできるので、こちらはストレスを感じる必要がありません。

他の家事も同時に頼める

他の家事も同時に頼めるというのも、家事代行の洗濯サービスのメリットです。

家事代行の料金システムは、通常「時間制」となっています。1回の利用時間が決め（大体2～3時間ほど）、料金はその時間に応じて支払われる仕組みです。依頼した作業は、その時間内にこなしてもらうことになります。

ですので、時間に余裕があるなら、洗濯とは別の家事も依頼した方が、むしろお得ということになります。たとえば2時間の利用であれば、最初の1時間で洗濯を、後の1時間で掃除を、という依頼も可能です。

デメリット

コストがかかる

家事代行の料金システムは、上記のように時間制で、「1時間あたり2,000円～4,000円」が基本料金の相場となります。その上で、多くの場合最低利用時間が決められており、これは2時間以上というのが一般的です。さらにこれに交通費などの諸費用がプラスされますから、1回の利用の見積りは、5,000円以上かかると考えた方が良いでしょう。

このように、洗濯のみお願いしたいという場合には、料金が割高に感じられやすいというデメリットがあります。コストをなるべく下げたい場合は、他の家事も併せて頼むか、または1時間から利用できる業者を見つけるなどの工夫が必要です。

仕上がりに納得いかない場合も

家事代行の洗濯サービスのデメリットとしては、「必ずしも仕上がりに納得できるわけではない」ということも挙げられます。

家事にはその家独特のルールややり方があることが多くなっていますが、洗濯も例外ではありません。たとえば「靴下はなるべくコンパクトに畳む」「ブラウスは畳まずに収納する」といったことですが、こうした要望が十分伝わらず、なかなか思った通りの仕上がりにならない場合もあります。

こういった場合は却ってストレスになってしまうので、打ち合わせの段階で、なるべく細かく要望を伝えておくことが重要になります。