家事代行に依頼できない内容6選

家事代行に依頼できない内容6選

家事代行に依頼できない内容

家事代行は、さまざまな家事を本人に代わってやってもらえるとして、共働き家庭などに人気のサービスです。しかし、何でも頼めるというわけではありません。こまかいサービス内容は各業者ごとに異なりますが、家事代行では、通常対応できる仕事と対応できない仕事が決まっています。

本記事では、一般的な家事代行サービスにおいて対応NGな作業をいくつか紹介していきますので、現在家事代行への依頼を検討中という方は、ぜひ参考にしてみてください。

専門的なクリーニング

家事代行に依頼できないサービスとしては、まず「専門的なハウスクリーニング」が挙げられます。

家事代行と混同されがちなハウスクリーニングですが、実際ははっきり異なっています。ハウスクリーニングは文字通り「クリーニング」に特化したサービスで、スタッフは掃除のプロとして、細かい部分や落ちにくい汚れまできれいにすることを仕事とします。使う器材はプロ仕様ですし、作業範囲もエアコン内部やレンジフード内部にまで及びます。

家事代行の場合は、掃除はしてもプロというわけではないので、そこまで細かいクリーニングはできません。使うのも訪問先にある道具のみですし、作業内容も掃除機掛けや窓ふきなど、日常的な範囲に限られます。

身体への接触

顧客の身体に触れるような行為も、基本的に家事代行のサービス範囲には含まれません。

自宅を訪問して利用者のケアをするサービスとしては、マッサージやベビーシッターなども思い浮かびますが、こうした相手との身体的な接触を伴う仕事は、家事代行の専門外です。家事代行はあくまで日常的な家事(料理や掃除、洗濯など)を利用者に代わって行うもので、専門の知識やスキルを要する仕事については、原則として手がけることができないようになっています。

医療行為

家事代行ではできないサービス、3つ目は「医療行為」です。
他人に対し医療行為を行うには、医師や看護師の資格が必要になります。家事代行で派遣されてくるスタッフは、通常そうした資格を持ちません。そのため、医療行為にあたる仕事は不可となっています。

医療行為にあたるものとしては、たとえばインスリン注射や床ずれの処置、喀痰吸引(定期的に痰を取り除く行為)、経管栄養(体外から管を通し、栄養などを投与する行為)といったものから、市販の浣腸器による浣腸、耳垢の除去、爪切りなども含まれます。

介護・介助

上でも触れたように、家事代行のスタッフは、基本的に専門的な技術などを要する仕事は対応不可となっています。そのため、入浴や排せつのサポートといった高度な介護や介助については、通常サービスの範囲外となります。こうした行為を行うには、介護福祉士などの資格が必要です。

ただ、業者によっては、病院への付き添いや見守りといった範囲で対応しているケースもあります。また、依頼者が骨折などで動けない場合、介助はできないものの、怪我が治癒するまでの家事代行であれば対応が可能となっています。

危険な作業

家事代行で頼むことができないサービスには、スタッフの身が危険にさらされるような作業も含まれます。

たとえば、高所の作業や重量物の運搬作業などですが、具体的には植木の剪定、DIY、重い引っ越し荷物を運ぶ、運転代行、警備(巡回)、悪天候や高温にさらされる場合の屋外清掃などが挙げられます。

また、利用者がインフルエンザ等に感染のおそれのある場合や、部屋が物であふれている場合、腐敗物や害虫などが散見される場合なども、依頼を断られる可能性が高くなっています。

その他

家事代行が対応できないサービス、最後にこれまでに挙げた以外のものについて見ていきましょう。

家事代行では、他人との商談や交渉などの行為も不可となっています。訪問販売や急な来客に対応したり、電話に出るなども基本的にNGです。また、現金の振り込みや運搬についても、仕事の範囲外になります。そのほか機械の組み立てや子供の家庭教師といったことも、専門性を要するため対応できません。

さらに当然のことながら、違法な行為を行うのもNGとなっています。

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