家事代行で盗難被害にあわないためのポイント7選
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家事代行で盗難被害にあわないためのポイント
家事代行サービスは、忙しくて家事の時間が取れない人にとって便利なサービスです。共働き世帯などは特にメリットがあることから、リピートで利用されるケースも多くなっています。その一方で、問題発生の懸念も決して否定できません。中でも厄介なのが「盗難」で、残念ながら被害の報告例は実際に存在します。
本記事では、現在家事代行の導入を考えている方のために、盗難の被害に遭わないためのポイントを7つ挙げて解説していきたいと思います。ぜひ参考にしてみてください。
小銭を目につく場所へ置かない
家事代行サービスの利用にあたり盗難被害を防ぐため、まずは「小銭を目につきやすい場所に放置しておかない」ということに気を付ける必要があります。
普段生活していると、あまった小銭をついその辺に投げ出しておくという行為をしがちです。しかし、これは家事代行などの他人を家に招きいれる場合、少額であってもやるべきではありません。なぜならば、たとえ最初は盗みなど考えていなかったとしても、目の前に現金があれば誘惑に駆られかねないためです。
わずかな額でも盗めば立派な犯罪ですから、小銭はすべて財布などに入れて保管しておきましょう。
貴重品は金庫にしまっておく
家事代行サービスの利用で盗難被害に遭わないためのポイントとしては、「金庫の中に貴重品の類を入れておく」ということも大事になります。
現金はもちろん、貴金属やクレジットカードといったものは、すべて金庫の中にしまっておきましょう。また比較的狙われる危険の高い、ブランド物のバッグやアクセサリーなども金庫に保管することをお勧めします。
家の中に金庫がない場合、鍵をかけられる引き出しにしまうのも方法の1つです。ただ、金庫の存在はそれ自体窃盗を牽制する効果を持つので、できれば設置しておくのが望ましいと言えます。
作業前の状態を記録に残す
「作業前の部屋の状態について記録に残しておく」ということも、家事代行サービスでの盗難対策ポイントの1つです。
家事代行サービスの利用で盗難被害に遭った場合、すぐにそのことに気付けるとは限りません。何か無くなったとわかるまでかなりの時間を要することもありますが、その場合対処が後手になって、事態の解決が難しくなってしまうことも考えられます。
一方、サービス利用前に部屋の状態を写真や動画に収めておけば、作業後の異変に気付きやすくなり、素早い対処が可能となります。手軽さの割に、実際的な効果の高い方法と言えるでしょう。
防犯カメラを取り付ける
家事代行の盗難被害を阻止する手立てとしては、「防犯カメラの設置」も有効です。
カメラの存在は、それだけで窃盗の意志を挫く効果があります。仮に何か盗もうという意図を持って家事代行スタッフが訪問したとしても、カメラの設置に気づけば、高い確率でそれを防ぐことができます。また、実際に犯行が行われた場合でも、その証拠を記録に残すことが可能です。
カメラの設置も現在は比較的簡単で、スマホなどを通じた遠隔での監視も行えます。やや大仰なようですが、家事代行の利用中その場にいられないことが多い方などには、十分検討する価値のある方法でしょう。
研修体制や評判についてチェックする
家事代行での盗難を避ける上では、「業者の研修体制についてチェックしておく」というのも重要になります。
優良な業者であれば、スタッフに対し研修を通じた教育をしっかり施しているのが通常のため、盗難などの問題が起こるおそれは低いと言えます。逆にまともな研修を行わないような業者の場合、スタッフの質が低くなりがちなことから、問題が発生する危険が比較的高くなります。業者の研修体制については、ホームページなどで確認することが可能です。
また、口コミなどの評判についても、業者の質を見極める上で役立ちます。SNS上で利用者の声を探せば、その業者の信頼度がある程度測れるはずです。
家にいる
シンプルですが、「家事代行の利用中はなるべく在宅しておく」というのも、盗難被害の防止上重要なポイントとなります。
家事代行サービスの利用で盗難被害が起きやすいのは、スタッフ以外家に誰もいない場合や、スタッフと同じ場所に人がいなかったなどの場合となっています。 反対に、作業中の空間に誰かが同席していれば、その確率は低まります。見つかる可能性が高い時に、わざわざ危険を冒して盗みを働こうとする者は少ないでしょうから、これは当然と言えます。
そのため、家事代行の利用は、家の人の誰かが在宅中の時に限るのがおすすめです。
個人への依頼はなるべく避ける
家事代行の利用に伴う盗難を避けるため、「個人への家事代行依頼は極力避ける」ということも意識しておいた方が良いでしょう。
家事代行サービスは、業者からの派遣という形とは別に、個人で請け負う場合もあります。こうした個人契約による家事代行は、融通が利きやすいなどのメリットはあるものの、問題が起きた場合の対処が難しいというデメリットもあります。
盗難が疑われる場合も、問題を訴える窓口がないため、本人に直接確認するしかありません。しかし、面と向かって問いただすのは難しい部分が多いのも実情です。
個人契約が一概に駄目というわけではありませんが、問題発生を前提に考えると、対応のしっかりした大手業者などに頼むのが最善と言えるでしょう。