家事代行とハウスクリーニングの違い5選

家事代行とハウスクリーニングの違い5選

家事代行は、日頃忙しくて家事がおろそかになりがちな世帯に重宝なサービスです。このところずっと利用者数を伸ばし続けている同サービスですが、その一方で、ハウスクリーニングとの違いがよく分からないと感じている方も多いでしょう。どちらも依頼者に代わって掃除してくれるサービスというイメージですが、一体どの部分が異なるのでしょうか。

本記事では、家事代行とハウスクリーニングの違いをいくつか挙げて解説していきたいと思います。

サービス内容

まずハウスクリーニングとは、掃除の専門家として家庭内の各部をきれいにするのが仕事になります。対応する箇所は、キッチンや浴室、トイレ、各居室はもちろんのこと、エアコン内部や換気扇内部、洗濯機の浴槽、浴室乾燥機といった、一般の人では掃除が難しいところまで依頼可能となっています。

一方、家事代行サービスはこれとは違い、文字通り一般的な「家事」の代行をお願いできるサービスです。そのため掃除に限らず、料理や洗濯、ごみ出しなどの仕事にも対応してもらえますが、その代わりエアコン内部の掃除など、専門的な作業は対応不可となっています。

使用する道具

ハウスクリーニングと家事代行では、使用する道具も違います。

ハウスクリーニングで使うのは、プロが使用する業務用の機器や洗剤です。たとえばエアコンクリーニングでは、小型高圧洗浄機や強アルカリ性の薬剤、養生用のマスキングテープなどが使われます。当然これらの道具は、業者側が用意することになります。

一方、家事代行サービスの場合、基本的にスタッフが道具を持参することはありません。掃除は、訪問する家庭にある普通の道具を使って行うことになります。ですので、洗剤などが切れている場合は、訪問前に買い替えておく必要があります。

クリーニングの質

ハウスクリーニングと家事代行の違い、3点目は「掃除の仕上がりの質」です。

上で述べたように、ハウスクリーニングは掃除のプロです。スタッフは専門のスキルや経験を持っていますし、掃除箇所も普段手の届かない細かい部分に及びます。通常の掃除では落とせないようなカビ・黄ばみなどの汚れも、きれいにしてもらえます。

それに対し家事代行で行うのは、あくまで一般的な掃除です。スタッフ個人の経験やスキルが優れていても、日常的な掃除の範囲は出ません。ですので仕上がりの質については、ハウスクリーニングと比較すると、どうしても落ちることになります。

料金形態

続いては、料金形態の違いについて見てみましょう。

ハウスクリーニングの利用には、基本的に時間の制限はありません。原則として、依頼箇所のクリーニングが完了するまで作業が続くことになります。料金は、エアコンやレンジフードといった個々の掃除箇所に応じて発生する仕組みです。

一方家事代行では、1回の利用が2~3時間程度と、あらかじめ制限が設けられていることが通常です。この時間内であれば、場所にかかわらず一定料金で仕事をお願いできます。費用の見積りも、一般にハウスクリーニングより安くなる傾向があります。

利用頻度

利用頻度についても、両者には違いがあります。

ハウスクリーニングの利用頻度は、場合によって異なるものの、一般的には数ヵ月に一度ということが多くなっています。これは、手がけるのがエアコンやレンジフードなど、一度行えばしばらくはクリーニングの必要がない箇所に集中しがちなためです。

これに対し家事代行の利用頻度は、利用者側の事情などによっても変わってきますが、総じてハウスクリーニングより高くなる傾向があります。エアコンなどの掃除はしばらく置けても、普通の掃除はあまりサボれないからです。そのため、週に1度や月に1度といった、定期契約で利用するケースも多くなっています。

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