家事代行でよくあるトラブルと対処法7選

家事代行でよくあるトラブルと対処法7選

家事代行でよくあるトラブルと対処法

近年急速に利用者数を伸ばしている家事代行サービスですが、実際に依頼するにあたっては、事前に気を付けておかねばならない点がいくつか存在します。他のさまざまなサービスと同様に、家事代行にもトラブルの報告例が少なくありません。現在依頼を考えている方にとっては、具体的なトラブルの種類や、それらへの備え方が気になるところでしょう。

そこで本記事では、家事代行で起こり得るトラブルと、それらへの対処法について解説していきたいと思います。

料金が考えていたのと違う

家事代行サービスの利用で起こりがちなトラブルの1つが、料金額の行き違いです。

家事代行の基本料金は、通常「1時間○○円」という形で決められます。作業時間は2~3時間程度が一般的ですから、その時間分の料金がメインとなるわけですが、それが全てというわけではありません。他にもこまごまとした費用がかかることが多くなっています。

たとえばスタッフの交通費や指名料がかかる場合もありますし、作業を延長する場合は延長料も必要になります。また、作業の内容も料金額に影響してきます。基本料金だけに注目して依頼すると、最終的にかかる費用とのギャップで「話が違う」という事態になることもよくあります。

こうしたトラブルへの対処法としては、事前にその業者の料金体系についてよくチェックし、ケースに応じて必要な額を想定しておくことが大事です。また、見積り時には不明点がないように、細かい点までしっかり確認しておきましょう。

仕上がりが不満

「仕事の仕上がりに納得できない」というトラブルも、家事代行サービスの利用では起こりがちです。

中でも不満として特に多いのが、「掃除の質や範囲」に関するものです。「掃除の仕方が中途半端だった」「希望とは違う場所を重点的に掃除された」といった感想を抱くケースがよくありますが、これは大体の場合、作業内容と時間のバランスが関係しています。所定の時間に対し掃除範囲や作業量が多すぎるために、不足部分が出てしまうわけです。

このトラブルに対しては、事前に業者側と細かく打ち合わせておくということが、対処法として挙げられます。作業としてやってほしいことを、なるべく細かくリストアップして伝えておくと、このような齟齬が起きにくくなります。

また、訪問見積り時には、なるべく普段のままの状態を見せるということも大事です。恥ずかしいからといつもよりきれいにしておくと、プランに実態が反映されにくくなるので要注意です。

担当スタッフが変わる

家事代行の定期契約では、同じスタッフに毎回作業を担当してもらうことが多くなっていますが、中にはある程度長い期間間勤めていたスタッフが、突然別の人と代わってしまうケースがあります。

そのような時には、再度注意事項を伝えるのが面倒だったり、前任者との仕事のやり方の違いなどが気になるというトラブルに発展することも多くなっています。また、比較的短い期間で担当スタッフが頻繁に変わったり、毎回別のスタッフが来るというケースもあり、こうした場合も利用者にとってはストレスになります。

スタッフの変更には、スタッフの個人的な事情などが関係している場合もありますが、業者側の問題であるケースもあります。固定制で契約していない業者では、どうしても担当スタッフが変わりやすくなるのが実情です。そのため、この問題の対処法としては、事前にスタッフとの契約体制についても確認しておくということが挙げられます。

物の配置が変わる

続いての家事代行でよくあるトラブルは、「作業後に物の配置が変わっている」というものです。

家事代行では、その家にある道具を使って作業をするのが通常ですが、スタッフの中には、使った道具を以前の場所とは違うところにしまう人もいます。これはよかれと思っての行為であることも多いのですが、依頼者にとってはあまり快くない場合も少なくありません。こだわりのある人は自分のルールを曲げてほしくありませんし、場合によってはケチをつけられたように感じてしまうこともあるでしょう。

こうしたトラブルに対しては、やはり事前に要望をきちんと伝えておくことが、対処法として重要になります。やってほしいことだけでなく、NGなこと、変えてほしくないことも、打ち合わせなどの段階で細かく言っておきましょう。

物品の破損

物を壊されたり、部屋に傷をつけられるといったことも、家事代行では起こりがちなトラブルの一種です。

たとえば食器洗いの際、食器を落として割ってしまうなどのケースは、たびたびあります。また掃除の最中に、掃除機やホウキを大切な品物に誤ってぶつけて壊したり、家具や壁、床などを傷つけることもあり得ます。スタッフは教育を受けたプロではありますが、やはりミスはゼロとは言えません。

この種のトラブルの対処法としては、業者との契約前に、損害賠償保険への加入について確認しておくことが必須となります。一般的な業者であれば大抵損害保険には加入しており、物を壊された場合も補償が受けられますが、まれにそうでない業者もあります。ですので、必ずこの点についてはチェックしておきましょう。

紛失・盗難

家事代行サービスには、残念ながら盗難などのトラブルもないとは言えません。

スタッフが作業を終えて帰った後、確かに置いておいたはずのお金が消えていたり、物が足りなくなっているというケースがあります。家事代行の作業中は、基本的に依頼者は立ち会わないシステムですから、こうしたことが起こっても、はっきりした確信が得られない場合も少なくありません。中には、お金や物がなくなったことさえ気づかないケースもあります。

これについては、きちんと自衛策を取ることが最大の対処法になります。貴重品の類は、スタッフの目や手の届かないところに保管しておきましょう。金庫に入れたり、スタッフの立ち入れない部屋に置くのが無難です。また、小銭なども置きっぱなしにせず、必ずしまっておくよう心がけましょう。

スタッフと相性が合わない

言うまでもなく、実際に家事代行の作業を行うのは個々のスタッフですが、一口に「スタッフ」といっても、性格などは十人十色です。こちらの価値観を理解し、要望をきちんと汲んでくれる相手なら問題ありませんが、そうした場合ばかりとは限りません。中には話がかみ合わなかったり、なかなか言うことを聞いてもらえないなど、相性の良くないスタッフに行き当たることもあります。そうした場合、作業内容が依頼と異なるなどのトラブルに発展しやすくなっています。

もしもどうしても担当スタッフへの不信感がぬぐえない場合は、別の人に変更してもらうのが一番の対処法です。スタッフのチェンジは大抵の業者なら可能なので、我慢せずに申し出てみましょう。また、スタッフとの相性を確かめるなら、スポット(単発)利用を何度か試してみるという方法も有効です。

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