家事代行

家事代行のスポット契約（単発）とは？メリット・デメリット7選

スポット契約（単発）とは
メリット・デメリット
メリット
デメリット

家事代行サービスの契約形態と言えば、定期契約を真っ先に思い浮かべる人も多いでしょう。しかし、それ以外に「スポット契約」と呼ばれるものもあり、こちらが利用される率もかなり高くなっています。
現在家事代行サービスの利用を考えている方にとっては、その利点や難点などが気になるところだと思います。

今回はそうした方のために、家事代行のスポット契約の特徴や、利用に伴うメリット・デメリットの双方について解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

スポット契約（単発）とは

家事代行の「スポット」とは、単発でのサービス利用が可能な契約形態です。決まった周期で長期間利用するのではなく、サービスが必要なタイミングで、その都度依頼して来てもらうという契約になります。「スポット（spot）」とは、「一点」などを意味しています。

引っ越しや大掃除の時のみ手伝ってもらいたいという人や、突発的に忙しくなったなどの人に適したサービスです。家事代行というと定期利用のイメージがありますが、実際にはスポット契約での利用も多く、現在は各業者とも同サービスに力を注いでいます。

メリット・デメリット

上でも述べたように、家事代行においてはスポット契約で利用する割合がかなり高くなっています。では、単発での家事代行利用には、具体的にどのような利点があるのでしょうか。ここでは、家事代行のスポット契約のメリットと共に、デメリットについてもいくつかピックアップして紹介していきましょう。

メリット

必要に応じて依頼できる

家事代行のスポット契約のメリット、1つ目は、「必要な時必要な分だけサービスを受けられる」ということです。

普段は家事のヘルプの必要性は特になくても、ある時急にそうした状況になることは考えられます。たとえば突然体調を崩したりした場合などは、誰かに料理を手伝ってもらえると大助かりでしょう。こうした時スポットで家事代行を利用すれば、数日分の作り置きをお願いすることができます。

定期利用は自動的に来てもらえるので便利ですが、ここぞという時のみ利用したい人にとっては、スポット契約の方がメリットが多いでしょう。

当日依頼が可能

すべての業者というわけではありませんが、「当日の依頼に対応してもらえる」というのも、家事代行のスポット契約のメリットの1つです。

上でも述べたように、急病などのトラブルで、突然家事のヘルプの必要性が生じることはあり得ます。その日のうちに誰かに来てほしくても、そうした都合の付く知人などはなかなかいない場合も多いでしょう。そんな時に電話やメール一本で対応してもらえるのは、かなりの利点と言えます。

ただ、当日依頼に対応している業者でも、100%対応できるとは限らないので、その点は要注意です。

お試しが可能

家事代行のスポット契約には、「お試しでの利用ができる」というメリットもあります。

各サービス業者では、スポット利用の「お試しプラン」を用意するケースが多くなっています。お試しプランは通常の料金より安く設定されており、比較的気軽に利用できるため、サービスの質などについて実際に体験して確かめることができます。中にはお試しプランから本申し込みに移った場合、お試しプランの料金が返金されて、実質無料になるというところもあります。

業者を選ぶ際には、複数の業者のお試しプランを利用して比べてみるという方法もありでしょう。

デメリット

コストが高い

ここからはデメリットについてですが、家事代行のスポット契約には、「料金が高め」という難点があります。

スポット契約の料金は、一般に定期契約に比べて割高です。定期契約の場合、あらかじめ決めておいた通りの日程でスタッフが動くため、スケジュール調整の手間がかかりません。しかしスポット契約では、依頼の都度スタッフのスケジュール調整や準備の手間が発生するため、その分コストがかかってしまいます。

具体的な料金はケースによってさまざまですが、契約にあたっては、事前に複数の業者の見積りを比べておいた方が良いでしょう。

鍵の預かりに対応しない

「鍵を預けられない」ということも、家事代行のスポット契約のデメリットになります。

業者に鍵を預けておけるということは、依頼者の不在時にも作業をお願いできるということです。家を空ける機会の多い人などにとってはメリットのある制度で、繰り返し訪問する定期コースの場合、対応してもらえることが多くなっています。しかし、スポットコースの場合は基本一度きりなので、通常鍵は預かってもらえません。

多くの業者では、最初と最後の立ち合いのみでOKとなっていますが、やはり多少の不自由さは否めないでしょう。