家事代行業者の主なサービス7選

家事代行業者の主なサービス

近年は共働きの家庭や高齢者だけの家庭が増えたこともあって、家事代行サービスを利用するケースが増加しています。まだ利用した経験はないものの、これから利用したいと考えている方も多いでしょうが、そうした時に気になるのが、「どういったサービスが受けられるのか」ということではないでしょうか。

本記事では、家事代行で利用可能な主なサービスをいくつか挙げて紹介していきますので、家事代行の利用を検討している方は参考にしてみてください。

掃除

家事代行業者の主なサービス、1つ目は「掃除」です。

依頼できる箇所としては、キッチン、洗面所、お風呂、トイレ、各居室や居間から、廊下、庭などもOKとなっています。具体的な内容は、掃除機掛けや水拭き、窓ふきといった、一般的な掃除であれば大抵は何でもOKです。掃除で出たごみの分別や、ごみ捨てなどもお願いできますし、業者によっては除菌清掃サービスや、草むしりにも対応しています。

ただ、レンジフードの分解掃除やエアコンのフィルター掃除などについては、家事代行サービスの対象外となることが通常です。

洗濯

続いての家事代行で利用できるサービスは、「洗濯」です。

家庭にある洗濯機を用いて洗濯してもらうサービスで、洗って干す作業まですべてやってもらうことも可能です。（時間内に乾けば、畳んでもらうこともできます）。

また、洗濯したものを干すだけ、取り込んで畳むだけと言った依頼の仕方も可能です。もちろん畳んだものをクローゼットにしまうまでお願いすることもできますし、洗濯物にアイロンかけをお願いすることも可能です。

料理

3つ目の家事代行で頼めるサービスは、「料理」です。

こちらのサービスでは、食材のカットから調理、作り置きなどを行ってもらえます。作り置きに関しては、主菜だけでなく副菜を一緒に作ってもらうこともできますし、3時間ほどで10品目程度の作り置きに対応できる業者もあります。

献立については希望に沿ってもらうこともできますし、お任せも可能です。もちろん、味の好みやアレルギーなどの情報は、事前に受け付けてもらえます。食材の買い出しにも応じてもらえますが、その場合はオプションとして、別料金の見積りになることもありますので見積り時に必ず確認してみてください。

物の整理・片付け

家の中が片付かなくて困っている人のために、家事代行では整理整頓や片付けのサービスも提供しています。

家事代行業者の中には、整理整頓アドバイザーの資格を持つスタッフや、インテリアコーディネーターの資格を持つスタッフが在籍している業者もいます。こうしたスタッフが担当に付く場合は、単に片付けをお願いできるだけでなく、片付け方や家具の配置などに関するアドバイスを受けることが可能です。

断捨離についても、スタッフと相談の上で残すものと捨てるものを分けることができます。ごみの分別や、残すものの収納はお願いできるので、こちらはいる・いらないの選別について考えるだけでOKです。

買い物

必要な物が切れていたり、もうすぐ切れそうなのに、買い物に行く時間がなかなか取れないという人も多いでしょう。また、怪我や高齢などの理由で、重い荷物を持てない人も多いと思います。そうした場合は、家事代行で買い物サービスを頼むことが可能です。

こちらのサービスを利用するにあたっては、買い物のリストや行ってほしい店舗名、地図などを用意しておくと、事が無駄なくスムーズに運びます。

買い物の内容については、食料品やトイレットペーパーなどの日用品について頼むのが一般的です。

子供やお年寄り、ペットのサポート

家事代行のサービス内容には、子供やお年寄り、ペットのサポートも含まれます。

子供に関するサービスとしては、塾・学童の送迎、親の不在時の見守りや食事の準備、宿題のサポートなどが挙げられます。お年寄りに関しては、通院・散歩の付き添いや話し相手などが依頼可能で、ペットについては餌やりや散歩、場合によってはゲージの掃除やトイレシートの交換まで頼めることもあります。

ただし、一点重要なのが、いずれの場合においても医療行為や高度な介護・介助はできないということです。たとえば家庭教師やインスリン注射、お年寄りの入浴を手伝うなどは不可となっています。

その他

ここまで掃除や料理、洗濯といったサービスについて紹介してきましたが、家事代行で利用できるのは、そうしたものだけではありません。日常的な家事の範囲であれば、他にもこまごまとした用事を頼めるケースがあります。

たとえば、宅配や牛乳の受け取りや、クリーニングの受け渡し、植物への水やり、靴磨きといったサービスも依頼可能です。なお、宅配等の受け取りに関しては、事前に時間などを伝えておく必要があります。また、留守中の電話・来訪への対応は、基本的にできないので要注意です。