家事代行の見積り時のチェックポイント14選

家事代行の見積り時のチェックポイント14選

家事代行の見積り時のチェックポイント

家事代行を実際に頼むとなった場合、まず必要な行動として、「業者へ見積り依頼をする」ということが挙げられます。ただこの時に、単に料金がいくらかといったことだけでなく、確認しておかなくてはならない点がいくつもあります。それらを見逃すと、後でさまざまなトラブルに見舞われる可能性が否定できません。

本記事では、家事代行の見積り時にチェックしておくべきポイントについていくつか紹介していきますので、現在家事代行サービスの依頼を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

問い合わせの際の対応

家事代行サービス業者に見積りを依頼する際のチェックポイント、1つ目は、「問い合わせ時の対応の仕方」です。

見積りを依頼するにあたっては、まず業者へメールや電話で連絡するのが一般的ですが、その際対応に出た担当者の態度などについてしっかりチェックしておきましょう。優良な業者であれば、顧客への接し方には十分な教育が行き届いているはずなので、一般に丁寧な応対が期待できます。

一方、返事が遅かったり、口調などに雑な部分が見られる場合は、スタッフの教育が不十分である可能性があります。サービスの質も劣るおそれがあるので、避けた方が無難です。

サービスの範囲

続いての見積り依頼時のチェックポイントは、「対象となるサービスの範囲」です。

一口に家事代行と言っても、具体的なサービス内容は各業者で異なります。なので、どういった範囲で作業をしてもらえるのかについては、事前にしっかりチェックしておくことが大切です。たとえば水回りの掃除などは、排水溝の中までやってくれる業者もあれば、そうでない業者もあります。そうした細かい部分までつき合わせて確認を取っておきましょう。

また、ペットの世話や庭掃除といったサービスも、業者によって含まれるところとそうでないところがあるので、こうした点も要確認です。

利用料金

当然ですが、見積り依頼時には、サービス内容と共に料金についてもしっかりチェックしておきましょう。

家事代行の料金は、基本的に時間で主な部分が決まります。1時間あたり○○円と基本料金が決まっており、それを2~3時間の作業時間分支払う仕組みです。
さらにそれとは別に、延長料金やスタッフ交通費、鍵の預かり料やスタッフの指名料といった各種の料金も、状況に応じて加わってきます。入会費・年会費を取られる場合もあるので、これらの諸費用については、なるべく細かくチェックしておきましょう。

支払いの手段

料金の支払い方法についても、家事代行の見積りを依頼する際はチェックしておいてください。

具体的にどのような支払い方法が使えるかは、各サービス業者によってそれぞれ異なります。振込、口座からの引き落とし、クレジットカード払いのほか、コンビニ決済などが可能な場合もあります。

要注意なのが、「スポット(単発)利用」での支払いです。「定期利用」の場合は多様な支払い手段が用意されていることが多くなっていますが、スポットの場合は当日現金払いのみ対応というケースも多いので、その点はしっかり確認しておきましょう。

鍵の預かりに対応するか

続いて紹介するチェックポイントは、「鍵の預かりへの対応」です。

家事代行を依頼する理由に、「仕事で家にいないことが多い」といったことを挙げる人も多いでしょうが、そうした場合は不在時に作業してもらえるとかなり便利でしょう。サービス業者の中には、そのためにスペアキーの預かりに対応しているところも多くなっていますが、全てがそうというわけではありません。
なので、忙しい人などは特に、見積り時にこの点についても聞いておいた方が良いでしょう

鍵の管理体制

上で述べたように、家事代行業者の中には、預かった合鍵で不在中に作業するサービスを提供するところが少なくありません。これは忙しい世帯にとっては便利なのですが、その一方でセキュリティについての不安が生じる面もあります。スタッフはプロとは言え赤の他人ですから、やはり盗難などについてのリスクは十分留意しておかなくてはなりません。

ですので、見積り依頼時には、鍵の預かりに対応する場合の管理方法についても詳細に訪ねておくことが大切です。

道具の用意

家事代行サービスは、よくハウスクリーニングと同一視されがちですが、実際は両者はかなり異なります。相違点はいろいろありますが、主なものの1つが、用具の準備の仕方です。ハウスクリーニングが自前の専用道具を使うのに対し、家事代行は基本的に、訪問先にある掃除用具を使うようになっています。

なので、スタッフは何も持参しないのが一般的ですが、中には使用する掃除用具をすべて揃えてから訪問するという業者もあります。また、作業内容に応じて道具を用意する側が変わるケースもあるので、それらの点についても見積り時にチェックしておきましょう。

採用基準・教育体制

家事代行のサービスの質を決めるのは、何と言ってもスタッフ1人1人の意識や力量です。いくらサービス範囲が充実していても、肝心のスタッフのレベルが半端だと、満足いく仕事は期待できません。個々のスタッフがどれくらいプロ意識や技術を身につけているかが、もっとも肝心なチェックポイントと言えます。

スタッフの詳しいレベルまで事前に見きわめるのは困難ですが、その会社の採用基準や、採用後の教育体制について聞いておくことで、ある程度推し量ることはできます。ですので、その点についてもおろそかにせず、見積もり時に確かめておきましょう。

担当スタッフの制度など

担当スタッフの割り当てがどういった体制になっているかも、見積り時に確認すべきポイントの1つです。

家事代行の定期コースでは、一般に同じスタッフに継続して担当してもらえるケースが多くなっています。ただ、こうしたスタッフの固定制は全ての会社に当てはまるわけではないので、その点は要注意です。

また、固定制の場合でも、担当となったスタッフと相性が合わないなどの場合もあり得ます。その際変更が効くかどうかは業者によって異なるので、その点についても前もって確認しておいた方が良いでしょう。

対応可能な曜日・時間

家事代行を依頼したい曜日や時間帯は、各世帯で異なるでしょう。たとえば平日の昼間にお願いしたいという場合もあれば、週末や日曜などの休日に頼みたいという場合もあるはずです。また、仕事などの都合上、早朝や夜中に頼みたいケースも出てくると思います。

ただ、家事代行の対応時間帯や曜日は、業者ごとにバラバラなのが実情です。そのため、依頼したい曜日や時刻に対応できないというケースも考えられます。ですので、どういう曜日や時間帯であればOKなのか、見積もり時に確認しておきましょう。

なお、中には会社の規定では時間外でも、個々のスタッフの都合で柔軟に対応してもらえる場合もあるので、そうした点についても併せて確認しておくのがおすすめです。

予約締切

家事代行は、事前に予約を入れて訪問日程を調整することになりますが、この予約は一般的に、作業日の2営業日前までとするところが多くなっています。しかし、実際には急な来客が決まるなどで、すぐに作業をお願いしたいといった事態が生じることもあり得ます。

そうした時に、業者によっては前日の予約を受け付けてもらえる場合があります。中には当日数時間前まで対応可能というところもあるので、締め切りがいつまでかについても、見積もり時にチェックしておくと便利です。

キャンセル規定

上の場合とは逆に、事前の予約をキャンセルしなければならない事態もあり得るでしょう。たとえば急な仕事が入ったり、子供が病気になったなどの場合ですが、こうした時にいつまでキャンセル依頼に対応してもらえるかも、重要なチェックポイントの1つです。

最も多いケースでは、やはり作業日の2~3日前までが対応の締め切りとなっています。ただ、中にはもっと柔軟に対応してもらえる業者もあり、そうしたところでは、前日の夕方までを規定の締め切りとしています。ですので、この点についても見積もり時にはっきりさせておきましょう。

なお、規定に沿ったキャンセル依頼であれば、通常はどこの業者でも無料で受け付けてもらえます。

損害賠償保険

家事代行サービスで心配なことの1つに、「家具や壁などの破損」があります。スタッフは家事に慣れたプロとは言え、作業中に誤って家具や食器などを壊したり、壁や床に傷をつけてしまう可能性は否定できません。

大抵の業者では、そうした場合に備えて、損害賠償保険に加入しています。ですので、万が一家の物が破損したとしても、通常はきちんと対応してもらえます。ただ、100%そうであるとは断言できないので、やはり見積もり時に自身の手で確認しておくのは必須になります。

解約規定

家事代行の見積もり時のチェックポイント、最後に挙げるのは、「解約についての規定」です。

家事代行サービスは長期間継続する場合もあれば、何らかの事情で利用を中止する場合もあります。たとえばサービスの質が思っていたのとは違ったとか、転勤や引っ越しの予定が入ったなどの場合です。そうした時のことも考えて、あらかじめ解約規定について確かめておく必要があります。

定期コースの場合、解約を希望する月の前月末日までに手続きをするよう定めているところが多くなっていますが、無駄なゴタゴタを避ける上でも、具体的な手続き方法も含めて解約手順についてはしっかり押さえておいてください。

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