共働き夫婦が家事代行を利用するメリット・デメリット10選

共働き夫婦が家事代行を利用するメリット・デメリット10選

家事代行は、時間に追われる人にとっては何かとありがたいサービスです。特に恩恵が大きいのは社会人ですが、中でも夫婦2人とも仕事を持っているという家庭は、実際定期的に利用しているケースが少なくありません。
では、家事代行の利用は、共働き世帯にとって一体どの辺に利点があるのでしょうか。また、反対の難点についても知っておきたいところです。

本記事では、共働き夫婦が家事代行を利用するメリットとデメリットの両方について解説していきますので、現在家事代行の利用を検討している家庭は参考にしてみてください。

メリット

家事の負担が減る

共働き夫婦が家事代行を利用するメリット、1点目は、「家事の負担を減らせる」ということです。

夫婦のどちらも日中仕事に追われる共働き世帯では、1日のうち家事に割ける時間は、朝か夕方くらいしかありません。仕事が終わればその足で買い物し、帰宅後すぐに食事の支度、後片付け、お風呂掃除など、やるべきことが山積みで、休む暇もないというケースも多いでしょう。

一方、家事代行に依頼すれば、料理の作り置きや掃除を代わってやってもらえます。一部でも負担が減ることで、リラックスの時間も確保しやすくなるでしょう。

衝突が減る

近年夫婦間のトラブルの原因としてよく話題に上るのが、「家事分担の不平等」です。家事の負担がどちらか一方(主に女性)に偏ってしまい、ケンカの種になるという話はよく聞きますが、共働き世帯も例外ではありません。仕事で忙しいのは同じはずなのに、なぜ自分ばかり家事の負担が多いのかと、不満がふくらむケースは多くなっています。

これに対し、家事代行で料理や掃除を代わってもらえば、負担が平等に減るので、そうした不公平感も感じずに済みます。夫婦間の衝突も減って、家庭内の空気を穏やかに保てるというメリットがあります。

育児の時間が確保できる

続いてのメリットは、「子供がいる家庭は育児に集中できる」ということです。

育児にはただでさえ手がかかるものですが、夫婦どちらも働いているとなると、かかる労力は並大抵ではありません。比較的家事分担のうまくいっている家庭でも、想定外のことが多い育児との両立は大変でしょう。そうしたストレスが積み重なり、精神的に余裕がなくなってしまうケースも多々あります。

こうした時に家事代行を利用することで、前述のように負担の一部から解放され、時間の余裕を作ることができます。育児に割ける時間が増えることで、イライラしたり追い詰められたりすることも減るはずです。

家族間の関係がよくなる

共働き夫婦によくある悩みとしては、「なかなか家族で過ごす時間が取れない」ということも挙げられるでしょうが、これも家事代行の利用で解消しやすくなります。

家事代行のサービス内容には、料理や洗濯、掃除などの他に、子供のお世話(食事の用意や習い事の送迎など)が含まれる場合もあります。ですのでこうしたサービスを利用すれば、普段家事と育児だけで手いっぱいという家庭でも、家族のための時間を確保することができます。

夫婦水入らずで過ごしたり、家族で団らんできるなど、家庭内のコミュニケーションが増えてお互いの関係性が良くなるというメリットがあります。

休日にしっかり休める

夫婦で共働きしている家庭だと、上記のように平日は忙しいため、どうしても家事に割ける時間が限られます。そのため、平日に片付かなかった分の家事を、休日にまとめてやってしまうというケースが少なくありません。

こうしたことが習慣化すると、せっかくの土日や祝日も用事に追われることになり、ゆっくり休めなくなってしまいます。その結果、心身ともに疲弊するといったことになりがちです。

これに対し定期的に家事代行を利用すれば、休日をまるまる確保することができます。ゆっくり骨休めしたり、行きたいところへ出かけるといった、リフレッシュが可能になるというメリットがあります。

趣味の時間が持てる

「好きなことに時間を使える」というのも、共働き夫婦が家事代行を利用するメリットの1つです。

一人暮らしなら好きなだけ趣味に没頭することもできますが、結婚すると、どうしてもそうした時間は減ってしまいます。まして共働きで仕事や家事に追われていると、長いこと趣味から遠ざかってしまうといったケースも多いでしょう。

そんな時家事代行を依頼すれば、何度も述べたように時間に余裕ができるので、ある程度好きな活動ができるようになります。趣味の時間が増えることで、精神的にもいい影響が期待できます。

仕事に集中できる

共働き世帯が家事代行を利用するメリット、最後に挙げるのは、「集中して働ける」ということです。

共働きで仕事と家事の両方を担っていると、どうしても気が散漫になりがちです。仕事中も「早く子供を迎えにいかなくては」「帰ってみんなの食事を作らないと」などと考えてしまい、なかなか作業の効率が上がらないというケースも少なくないでしょう。

一方家事代行を頼んでいれば、こうしたことに気を取られる必要もありません。集中して取り組めるので、仕事をテキパキと片付けやすくなります。

デメリット

コストがかかる

ここらからはデメリットについてですが、まずは「費用面の負担が小さくない」ということが挙げられます。

当然ながら共働き世帯に限らず、家事代行の利用には相応の出費が伴います。家事代行サービスでは、通常1時間単位で基本料金が決められており、利用時間に比例して費用が募っていく仕組みとなっています。またそれに加えて、時間延長する場合は延長料金がかかりますし、ほかにもスタッフの指名料や交通費などがかかる場合もあります。

便利さだけに注目していると、コストが思わぬ額に膨れる場合もあるので要注意です。あらかじめ予算を決めて、その範囲内に収まるよう利用法を工夫しましょう。また、複数の業者から見積りを取って比較するのも、コスト削減のためには重要です。

スタッフの質に問題がある場合も

共働き世帯の場合、どちらも家を空ける時間帯に家事代行を頼むケースが多くなるでしょう。そうした時には特に、「スタッフの信頼性」がデメリットとして浮上してきます。

もちろん多くのスタッフはきちんとまじめに働いていますが、中には悪質なスタッフもいないわけではありません。こうした担当に行き当たると、場合によっては家の物を盗まれたり、個人情報を漏らされるなどの被害に遭うケースもあります。

こうした問題を避けるには、あらかじめ業者やスタッフについてきちんと調べておくのが大切です。口コミをチェックしたり、スポット(単発)利用で印象を確かめるなどしておきましょう。

やり方の違い

共働き夫婦が家事代行を利用するデメリット、3つ目は、「やり方に納得できない場合もある」ということです。

実際に家事代行作業を行うスタッフは、きちんと研修を受けたり経験を積むなどして、十分なスキルを持つ人たちです。しかし、いくら家事の熟練とは言え、やり方にまで満足できるという保証はありません。各世帯には、大なり小なりその家独特のルールがあり、それに外れてほしくないと思う人も少なくないからです。

たとえば洗濯物のたたみ方が違っていたり、食器や掃除道具のしまい方が変わっていたりすると、微妙にストレスを感じるケースもあります。そうしたこだわりが強い家庭は、スタッフに前もって注意点を伝えておかないと、かえって混乱が生じかねないので要注意です。

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