マッチング型家事代行とは?メリット・デメリット7選

マッチング型家事代行とは?メリット・デメリット7選

家事代行サービスの主な形態は、2種類に分けられます。1つは「スタッフ雇用型」で、もう1つは「マッチング型」と呼ばれるものになります。一般的なのは前者ですが、最近では後者も利用される率が高まっており、名前を聞く機会も増えています。現在家事代行の依頼を検討されている方とすると、このタイプの家事代行の特徴なども気になるところでしょう。

本記事では、マッチング型家事代行の仕組みやメリット・デメリットについて解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

マッチング型家事代行とは?

マッチング型家事代行の仕組み

マッチング型の家事代行とは、その名の通り、「家事を代わってもらいたい人」と「家事を仕事として請け負いたい人」の双方をマッチングさせるサービスを指します。

依頼者はネット上に用意されたプラットフォームに登録し、同じく登録しているスタッフの中から、仕事をお願いしたい人を選びます。そこでお互い合意すれば、契約が成立する仕組みです。

雇用型の家事代行サービスとは違い、スタッフは個人で活動しているため、依頼者との間で直接契約を結ぶ形となります。プラットフォームの運営会社は、契約や交渉には関わらず、仲介手数料を取ることで利益を出しています。

メリット・デメリット

マッチング型の家事代行は上で述べたような仕組みで、雇用型家事代行とはさまざまな点で異なっています。メリットやデメリットも雇用型とは違う特徴がありますが、ここからはそうした、マッチング型家事代行独特のメリット・デメリットについて紹介していきましょう。

メリット

料金が比較的安い

マッチング型家事代行のメリットとしては、まず「料金が雇用型に比べて割安」ということが挙げられます。

雇用型家事代行の場合、業者に所属するスタッフを派遣する形となるので、スタッフへの報酬の他にスケジュール調整費や人件費など、もろもろのコストが発生します。一方マッチング型の場合は、前述のようにフリーランスのスタッフとの直接契約なので、そうした余分なコストが必要ありません。

細かい見積りはケースによって異なりますが、雇用型の相場が1時間あたり大体2,500円~4,500円なのに対し、マッチング型は1,500円~2,500円ほどとなっています。

スタッフと直接連絡し合える

雇用型の場合、依頼を含めた連絡については、原則すべて業者に向けて行うことになります。作業に関するさまざまな要望などについても、基本的に業者を介してスタッフに伝えられます。

一方、マッチング型家事代行の場合、やり取りはすべてスタッフと直接行う形となります。プラットフォーム上には、お互い同士連絡が取り合えるチャット機能などが備わっているのが通常です。

これは間に業者が入らない分、面倒が少ないというメリットがあります。作業の細かい指示や相談なども気軽に行えますし、スケジュールの変更希望なども伝わりやすくなっています。

気軽に依頼できる

マッチング型家事代行のメリットとしては、「比較的依頼がしやすい」ということも挙げられます。

家事代行のマッチングプラットフォームは、Webサイトはもちろん、アプリでも使えるのが一般的です。そのため、パソコンやタブレット、スマホなどの機器から、簡単に依頼を行うことができます。

これは、忙しい人などにとってはかなり便利なポイントです。サービスは24時間ですから、夜中の予約でも問題はありません。仕事でなかなか時間が取れず、日中は依頼がしにくいといった場合には、利点の多い仕組みと言えます。

デメリット

トラブル時の対応が面倒

一方、マッチング型家事代行のデメリットとしては、「トラブルが起きた時の対処が面倒」ということが挙げられます。

トラブルとは、たとえばスタッフが家具や食器を壊してしまったなどのケースです。こうした場合雇用型の業者なら、大抵は損害賠償保険に加入しているので、一定の範囲で補償を受けることができます。

しかし、マッチング型の場合はサイト運営会社が補償するわけではありません。あくまで個人間の契約ですから、スタッフと直接補償について話し合うことになります。そのため、マッチング型を利用する場合は、あらかじめスタッフの保険加入について確かめておく必要があります。

スタッフの質が保証されない

続いてのデメリットは、「スタッフの仕事の質が保証されていない」ということです。

雇用型の家事代行業者の場合、所属するスタッフの技量は会社の評判に直結します。そのため、スタッフの採用や教育にはある程度力を入れるのが通常で、それによって個々のスタッフの作業品質が担保されるようになっています。

一方マッチング型サービスの場合、運営会社は契約にタッチせず、サービス内容にも責任を持ちません。ですので、登録するスタッフのクオリティもバラバラで、場合によってはかなり技量の低い人と契約してしまうおそれもあります。

スタッフ選定の手間がかかる

雇用型の家事代行サービスの場合、担当スタッフは依頼者が指名できる場合もありますが、基本的には業者側が選定を行います。これは不便な面もある一方で、手間が省けるというメリットもあります。

一方、マッチング型サービスの場合は、依頼する人を自分で探して決めなくてはなりません。これは気に入る人を選べる点ではメリットですが、実績やプロフィールをいくつもチェックするので時間がかかる点はデメリットとなっています。

また、評価の高いスタッフは予約が集中しやすく、希望日に頼めない場合があることも難点です。

クレジット払いのみの場合が多い

マッチング型家事代行のデメリット、最後に挙げるのは、「支払い方法が限られがち」ということです。

雇用型の業者の場合、支払いは現金払いや銀行振込、口座振替、コンビニ払い、クレジットカードなど多様な手段が用意されていることが通常です。これに対しマッチング型家事代行の支払い方法は、業者によっても異なりますが、クレジットカードのみというケースが多くなっています。

そのため、クレジットカード自体持たない人や、所持するカードが使えない人などは、新たに対応するカードを作らなくてはならないという難点があります。

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