網戸を張り替え(交換)するメリット4選
網戸を張り替え(交換)するメリット4選
家の中には折に触れて交換した方が良い物がいくつもありますが、「網戸」もその1つです。他の大方の物と同様経年劣化が避けられず、大体5年ほど使うと、張り替えの時期に入ると言われています。しかし、そもそも網戸はなぜ交換が必要で、張り替えることでどういう効果が得られるのでしょうか。現在網戸の張り替えを検討している方の中には、まずその点から知りたいという方も多いでしょう。
本記事では網戸の張り替えを行う具体的なメリットについて解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
害虫の侵入防止
網戸の張り替えを行う大きなメリットに、「室内への害虫の侵入を防ぐ」ということがあります。
網戸が劣化すると、網に穴が開いたり、たわんで隙間ができたりといった症状が発生します。そもそも網戸の主要な役割は防虫にありますが、このように穴や隙間のあるものでは、その用を十分果たせないでしょう。
虫の中には単に不快なものだけでなく、蚊のように刺したり病原菌を持ち込んだりといったものも多く、小さな子供や高齢者のいる家庭はけっして軽視できません。網戸に劣化の兆候が見られたら、虫よけの観点からなるべく早めの交換がおすすめです。
ゴミなどの侵入防止
「外部からのゴミ・ホコリなどの侵入を防ぐ」というのも、網戸を張り替えるメリットの1つです。
網戸は害虫と同様に、ゴミやホコリを室内へ入らせないという役割も負っています。家の外は地域に関わらず、排気ガスや土埃、花粉などさまざまな汚れの素が漂っていますが、網戸があることでそれらの大部分を室外にとどめておくことができます。
しかし、網戸の劣化が進んで穴などが開くと、そうした効果が薄らいでしまいます。ゴミ・ホコリの類が室内に入り汚れやすくなることもあるので、そうなる前に交換しておくべきでしょう。
通気性の向上
網戸の重要な機能には「風通し」も含まれますが、これもまた劣化が進むと、次第に低下していきます。
網戸の劣化の最初の兆候と言われるのが、「ホコリの蓄積」です。網戸を手で触った時にホコリが付くようであれば、経年劣化が進んできた証拠と言えます。そのまま進行するとホコリが網目を塞ぎ、通気性がどんどん悪くなって、室内に湿気やニオイがこもりやすくなります。
そうなる前に網戸を張り替えておくことで、室内への通気を良好に保つことができます。快適性はもちろん、健康の面でも大きなメリットです。
ペットの脱走防止
ペットのいる家庭では、網戸の状態は、虫の侵入や通気以外にも重要な意味を持ちます。
好奇心旺盛な犬や猫にとって、網戸は強く興味を引かれる対象となっています。手荒ないたずらを仕掛けることがよくありますが、ほんの少しでも劣化による破損などがある場合は注意しなくてはなりません。引っかいたり上ったりといった行為の衝撃で網が大きく裂け、そこからペットが逃げてしまう可能性があるためです。
一方、状態の良い網戸であれば、こうした心配は比較的少なく済みます。そのため適切な時期に網戸を張り替えておくことは、ペットの脱走防止の点でも大きなメリットになると言えます。