網戸が外れる原因と対処法4選

網戸が外れる原因と対処法4選

網戸が外れる原因と対処法4選

網戸の存在は普段忘れがちですが、日本の生活においてはほとんど不可欠と言っても良い設備です。特に夏場はその機能が重要になりますが、問題が起こることも少なくありません。「突然外れてしまう」という事態も、その1つです。実際それほど頻繁ではないものの、網戸が外れるケースは決して珍しくなく、しかもその場合どうしてよいかわからないといったことになりがちです。

本記事では、網戸が外れる原因として考えられるもの4つとその対処法について解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

外れ止めが下がっている

網戸が外れる原因として考えられるものに、「外れ止めの位置の低さ」があります。外れ止めとは、名称通り網戸が外れないようにするためのパーツで、上部の端などに取り付けられています。

網戸は設置場所の都合上、気象現象の影響を直接受けやすい設備です。台風などの際には強風をまともに浴びることとなり、そのせいで脱落などのリスクが高まりますが、外れ止めを正しい位置に調整しておくことでその確率を減らせます。

逆に言うと、外れ止めが適切な位置にない場合には、ちょっとしたことで網戸が外れやすくなってしまいます。そのため外れ止めは、網戸の設置時に適切な位置まで上げておく必要があります。

経年劣化

網戸は一度設置すれば永遠に使えるということはなく、時間が経つごとに傷みが目立つようになり、やがて十分な機能を果たせなくなります。つまり、他の物と同じく経年劣化が避けられないわけですが、これが網戸が外れる原因となるケースもよく見られます。

経年劣化がもたらす網戸の症状は、枠や全体の歪みとなって現れます。そうなると、網戸はすぐに外れやすくなったり、あるいはなかなかはまらなくないということになってしまいます。
こうした場合は、網戸をサッシごと交換する以外に対処法はありません。

レールの問題

網戸が外れる現象が見られる場合、レールに問題が生じている可能性も考えられます。

網戸のレールの問題として比較的ありがちなのが、ごみなどの異物が付いてしまうケースです。レールの中には砂やホコリなどが入りやすく、それが外れやすさに影響している可能性があります。

また、レールの変形や破損が関係している可能性もあります。網戸自体もそうですが、レールもそれほど強い構造ではなく、衝撃で曲がったりすることは決して珍しくありません。強風で網戸が外れた際に破損したり、重い物を出し入れする際、知らないうちに傷つけているケースもあります。

異物の混入についてはこまめな掃除で対処できますが、変形や破損がある場合は、レールのみかもしくはサッシごとの交換が必要となります。

戸車が破損している

網戸や窓などの引き戸には、「戸車」という部材が付いています。戸車は文字通り車輪状のパーツで、建具の下部でレールの上を移動することにより、開け閉めをスムーズにする働きがあります。

網戸の場合、戸車はプラスチック製のものが使われることが多くなっています。それほど壊れやすいものではありませんが、時間の経過や使用頻度などの要因により、破損してしまうことも少なくありません。そのことにより、網戸が外れやすくなるケースも見られます。

このように、戸車の破損が原因となっている場合、戸車の交換が求められます。戸車はホームセンターで購入可能で、自力での交換も無理ではありません。ただ、自信がなかったり網戸自体の交換が必要な場合は、多少費用はかかっても業者に頼んだ方が無難です。

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