網戸の測り方

網戸の測り方

長年使用してきた網戸に問題が発生し、張替えや交換が必要となった時、自分の手で行ないたいと考える人も多いでしょう。そうした場合、まずやらなくてはならないのが、網戸のサイズの測定です。網戸といっても製品のタイプはさまざまで、適切なものに変えるには、あらかじめきちんと各部のサイズを測っておく必要があります。

本記事では、自宅の網戸の正しい測り方を詳しく紹介しますので、現在網戸の修理・交換を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

網戸のサイズの測り方

高さの測り方

網戸の高さは、網戸本体ではなく、網戸レールで測ります。レールの中でも、上下の先端部分を基準とするのがポイントです。

具体的な測り方は、以下のようになります。まず、メジャーの先端を網戸レールの上下いずれかの先端に当てて、そこからもう一方のレールの先端へ、まっすぐ伸ばします。これをレールの3箇所(左右の端と中央)で行いましょう。3つの測定値に誤差が出る場合は、一番狭い箇所の寸法を採用します。

なお、この場合の「レールの先端」とは、最も室外側に位置する凸部のものを言います。

幅の測り方

網戸の幅を測る場合は、窓を用います。現在設置されている窓の幅を測ることで、網戸の横サイズが求められます。

メジャーの先端を、窓サッシの片方のへりにかけ、もう片方のサッシの端までまっすぐ伸ばします。この時なるべく誤差がないように、メジャーを水平にして測るのがポイントです。サッシの横端から横端までの長さが得られたら、それが必要な網戸の幅ということになります。

アルミサッシだけでなく、木製窓についても、同様の測り方で構いません。

隙間の測り方

網戸を交換する場合、製品のタイプを決める都合上、ガラス窓から網戸レールまでの隙間の長さを測る必要もあります。

この場合、網戸レールとの隙間が最も狭くなる場所を選んで測るのがポイントです。具体的には、外窓で一番出っ張っている箇所(縦枠もしくは中央の桟)から網戸レール(厚みの中心)までの間隔をメジャーで測ります。

窓からレールまでの隙間は、上下の間隔が等しい場合がある一方で、差が出る場合もあります。上下の隙間が異なる場合、どれくらいの差があるかで網戸のタイプが変わってくるため、上下両方の隙間をしっかり測定しておく必要があります。

DIYの交換が不安なら業者への依頼がおすすめ

網戸の交換をDIYでやることは可能ですが、決して簡単ではありません。採寸は正確に行わなくてはなりませんし、作業自体にも細心さが求められます。それなりの出来に仕上げるには、かなりの準備や手間が必要です。

DIYに不安がある方や、なるべく失敗を避けたいという方は、プロの業者に依頼した方が良いでしょう。経験を積んだ業者による張替えでは、網戸にシワやたるみができるおそれがなく、結果として長く使えることが多くなっています。また、設置場所や目的に応じた、適切な製品の選択も可能となります。費用面を考慮しても、依頼に足るメリットがあるのは間違いありません。

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