エアコンのクリーニング頻度を減らす方法4選

エアコンクリーニングの頻度を減らす方法4選

エアコンは生活必需品とも言える家電ですが、効率よく長くに使うには、定期的なハウスクリーニングが欠かせないと言われています。しかし、だからといってあまり頻繁に依頼するのは、コストもかかるし面倒です。大方の人からすると、エアコンクリーニングの頻度はなるべく低く抑えたいところでしょうが、ではその具体的な対策としては、どのようなものが考えられるのでしょうか。

本記事では、エアコンのハウスクリーニングの頻度を減らす方法についていろいろ紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくだい。

冷房使用後に送風運転する

エアコンの冷房や除湿を使用すると、空気中に含まれる水分がエアコン内部に蓄積し、湿度が高まります。その結果、カビが生えやすい状態となり、クリーニングの必要性も高まります。

これを防ぐには、冷房などを使った後、「送風」モードにして1～2時間ほど運転させるのが有効です。こうすることにより、エアコン内部を乾燥させてカビの発生を防ぐので、ハウスクリーニングの頻度も抑えることができます。

機種によっては、この送風による乾燥を自動で行うものもあります。

フィルターをこまめに掃除する

エアコンは、空気を循環させて温度を変化させる仕組みですが、室内機が空気を吸い込む際には、その中のホコリなども一緒に取り入れられます。それらを除去するのがフィルターの役割ですが、このフィルターの汚れを放っておくと、エアコン内部にどんどん汚れが溜まることになります。その結果ハウスクリーニングの必要性が生じるわけですが、フィルターをこまめにきれいにしておくことで、その頻度を抑えることができます。

2週間に1度くらいの頻度でフィルターを取り外し、掃除機や水洗いで汚れを取り除くようにしましょう。

部屋の換気をしっかりする

エアコンのハウスクリーニングの頻度を減らすには、部屋の換気を怠らないことも重要です。

エアコンが室内のホコリを吸い込みやすいことは上記の通りですが、それはつまり、部屋の中にホコリが多いほど、エアコン内部も汚れやすいということを意味します。逆に言えば、空気中のホコリやチリが少ないほどエアコンの汚れも抑えられるわけで、その分ハウスクリーニングの必要性も減ることになります。それには、こまめに換気をすることが最も有効です。

エアコンのシーズンには、特に空気の入れ替えに注意するようにしましょう。

エアコンを使わない時期も時折送風運転する

1年のうちには、エアコンをほとんど使用しない時期も少なくありません。しかしこうした時期にも、エアコン内部にはホコリが溜まったり、カビが発生したりといった危険が付きまといます。久しぶりにエアコンを使ったら、カビ臭い匂いが漂ってきたという経験を持つ人は多いでしょうが、それはこうした理由によります。

これに対し、月に1度程度の割合で送風運転を実施しておくことで、エアコンを使わない時期も内部の汚れを抑えることができます。その結果、ハウスクリーニングの頻度を抑えることにつながります。