ハウスクリーニング業者とのトラブルを避けるための注意点4選
ハウスクリーニング業者とのトラブルを避けるための注意点
ハウスクリーニングは、忙しくて掃除する暇がない人や、細かい掃除が苦手という人などにとってメリットの多いサービスです。しかし、安易に業者に依頼すると、思わぬトラブルを招く可能性もあります。実際に、国民生活センターには毎年、ハウスクリーニングサービスに関連したトラブルの報告が寄せられています。
本記事では、ハウスクリーニング業者とのトラブルを避けるための注意点について解説していきますので、現在ハウスクリーニングの依頼先を探しているなどの方は、ぜひ参考にしてみてください。
損害保険への加入を確かめる
ハウスクリーニング業者とのトラブルを避けるための注意点、1点目は、「損害保険への加入の有無を調べる」ということです。
ハウスクリーニング業務においては、どんなに気を付けていても、家の中の物を傷つける危険が付きまといます。場合によっては、高価な骨董品などを台無しにしてしまうかもしれません。
損害保険に加入している業者であれば、そうした時でもきちんと補償が受けられますが、加入していなければ、最悪責任逃れをされてしまう恐れもあります。
ですので問い合わせの際には、この点についてしっかり確認しておくようにしましょう。
規模に対する先入観を捨てる
どのような業界であれ、大手と言うとつい「安心」という先入観を持ってしまいがちですが、これは決して妥当ではありません。実際には大手の業者であろうと、問題行為を起こす可能性は十分あります。
ハウスクリーニング業界も例外ではなく、むしろ小規模経営の業者の方が、スタッフの教育が生き届いていて作業も丁寧というケースは珍しくありません。
ですので、依頼の際は経営規模に関する固定観念は捨てて、広い目で業者を探すことが、トラブルを避けるための注意点の1つになります。
むやみに相場より安くないか確認する
「料金が相場に対して法外に安くないか確認する」というのも、ハウスクリーニング業者とのトラブルを避けるための注意点の1つです。
依頼者にとって、料金が安いほどありがたいのは事実ですが、どのような業界であっても、適切な費用の相場というものが存在します。そうでなくては、経営自体が成り立たないからです。
もしもそうした相場より見積りが各段に安い場合は、どこかでクオリティを落としている可能性が高くなっています。例えば作業に慣れない新人を使ったり、サービス内容を端折ったりといった具合です。
ですので、見積りは必ず複数社から取り、相場を見きわめた上で業者を選ぶことが大切になります。
見積りを細かくチェックする
ハウスクリーニング業者とのトラブルを避けるための注意点、最後は「見積りの内容をよく確認しておく」ということです。
料金をめぐるハウスクリーニングのトラブルは数多く報告されていますが、中でも特に多いのが、「追加料金」に関するものです。当日になって、「汚れ具合がひどい」という理由で割増料金を取られたり、作業代とは別に駐車場代を取られるといったケースが多くなっています。
こうしたトラブルを避けるには、事前に細かい見積りを作ってもらい、内容についてしっかりチェックしておくのが有効です。最終的な料金額についてあらかじめ確認しておくことで、急な追加料金の請求を防ぐことができます。