換気扇・レンジフードを掃除せず放置するデメリット6選

換気扇・レンジフードを掃除せず放置するデメリット6選

換気扇・レンジフードを掃除せず放置するデメリット

換気扇やレンジフードは、毎日使っているとどうしても汚れが溜まってしまうため、定期的なクリーニングが求められます。とはいっても、決して掃除しやすい場所ではない上に、汚れも頑固ということでつい先延ばしにしがちという人も多いでしょう。しかし、そうして掃除を放置し続けると、思わぬトラブルを招く危険性もあります。本記事では、換気扇やレンジフードの掃除を放置しておくリスクやデメリットについて紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

排煙能力が落ちる

換気扇・レンジフードを掃除せずに放置しておくデメリット、1つ目は、「排煙能力の低下を招く」ということです。

換気扇やレンジフードは、日々使っていくうちに、ファンやフィルター部分に油汚れがどんどん付着していきます。これを放置したままにすると、空気を掻き出したり透過させる機能が急激に低下し、調理中に出る煙などが外に出にくくなってしまいます。

煙がこもれば単に邪魔になるだけでなく、健康にも害を与えかねません。そのため、定期的に汚れを取り除くことが大事になってきます。

故障などを招く

換気扇・レンジフードの掃除を怠るデメリット、2つ目は、「故障や破損の原因となる」ということです。

換気扇やレンジフードに蓄積した油汚れは、ファンの回転のバランスを偏らせ、モーターに強い負荷をかけます。それを放置したままにすると、モーターの軸が変形し、動作不良や故障・破損を起こす原因となります。たかが油汚れと見くびりがちですが、蓄積するとかなりの重さとなるため、決して侮れません。

汚れが溜まっていると、換気扇から大きな音がすることが多いので、こうした時は要注意です。

臭いが発生する

「家の中が臭くなる」ということも、換気扇・レンジフードの掃除を怠るデメリットの1つです。

換気扇やレンジフードの役割には、室内の悪い空気を排出させるだけでなく、嫌な臭いをこもらせないというものも含まれます。しかし、上で述べたように、ファンなどに溜まった汚れは動作を阻害し、換気機能を著しく低下させる原因となります。その結果、臭いが十分排出できず、室内にこもってしまうわけです。

最悪の場合、壁や家具などに臭いがしみついてしまいますから、日頃から換気扇の汚れは、きちんと落としておくことが求められます。

アレルギーや害虫を発生させることも

換気扇・レンジフードの掃除を怠ることは、健康面においてもかなりのデメリットです。

換気扇に付いたホコリや汚れは、単に動きを鈍くさせるだけでなく、黒カビを繁殖させる温床ともなります。繁殖した黒カビは、空気中に胞子をばらまき、鼻炎やアトピーなどのハウスダストアレルギーを引き起こす原因となります。

また、油汚れを放置することは、害虫を発生させるリスクもはらんでいます。コバエやゴキブリには、油を好む性質がありますから、こうした虫を寄せ付けないためにも、定期的なクリーニングが欠かせません。

電気代がかさむ

換気扇・レンジフードを掃除しないまま放置しておくと、余分な電気代を支払わなくてはならないというデメリットもあります。

前述したように、ファンに溜まった油汚れやホコリは、動作を阻害して回転効率を悪くさせます。その分モーターには強い負担がかかってしまい、無駄な電気を消費することになるので、電気代もジワジワ上がっていくというわけです。

このように、経済的な面から見ても、換気扇をきれいに保っておくことには非常に大きな意味を持つと言えます。

異音の原因となる

上でも少し触れましたが、換気扇やレンジフードの掃除を怠っていると、動作中に異音を生じさせるというデメリットもあります。

何度も述べているように、換気扇に溜まった油汚れやホコリは、回転のバランスを狂わせる原因となります。これによって回転軸にズレなどが生じ、結果的に異音を発生させてしまうわけです。

換気扇から「ゴォー」や「ブォー」といった大きな音がしだしたら、高い確率で汚れが溜まっていると考えてOKでしょう。そのまま放っておくと故障を引き起こしかねないので、注意が必要です。

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