エアコン工事業者の選び方7選

エアコン工事業者の選び方7選

エアコン工事業者の選び方7選

エアコンについて、取り付けや取り外し、移設といった措置が必要になった際、最もおすすめなのはプロの工事業者に任せるという方法です。自分でやるより断然安心で安全ですが、エアコン工事を謳う業者ならどこでも良いかというと、決してそういうわけではありません。中には、さまざまな点で難のある業者も存在するためです。

本記事では、エアコン工事業者を選ぶ際にs気を付けたいポイントについて解説しますので、現在エアコン工事の依頼を考えている方は参考にしてみてください。

状況に合わせて選ぶ

エアコンの取り付け・取り外しや移設工事の具体的な状況は、現場によりさまざまです。そうした状況の性質に合わせて、エアコン工事業者を選ぶのが大切になります。

例えば高所作業を伴うなど、設置環境が通常より厳しい場合には、エアコン専門業者への依頼が適しています。一般業者では断られるケースも多い、ベランダのない3階以上のフロアへの設置といった依頼にも、対応してもらいやすくなっています。

一方、洗濯機など他に取り付けたい家電品があるのなら、電気工事業者へ頼むのがおすすめです。1社で複数の家電を取り付けてもらえるので、時間や手間が省けます。

また、設置環境が一般的で、業者を自分で選ぶのが面倒という場合は、家電量販店や引越し業者に任せるという方法があります。提携業者を世話してもらえるので便利ですが、工事代金が別途必要な場合があることや、設置日程が引越し日とずれるなどの点には注意が必要です。

難易度の高い工事に対応しているか

エアコン取り付けや移設工事の中には、業者によっては対応できない種類のものがあります。

たとえば「隠蔽配管」と呼ばれる工事は、多くの場合家電量販店では依頼を受け付けていません。エアコンの配管を壁の内側などに通す隠蔽配管工事は、難易度が高く高度な技術を要するためです。また、難易度の高さという点では、高気密住宅での設置工事も要注意となっています。この場合の施工には、気密性を維持するための特別な知識が欠かせません。

上記のような技術や知識を持っている業者であれば、特殊な状況に対応できるだけでなく、施工品質も一定以上担保されると言えます。工事内容自体は一般的という場合も、「隠蔽配管対応」などの記載の業者を選ぶことで、より高い安心感が得られます。

問い合わせへの対応は適切か

エアコンの取り付け・取り外しといった工事は、当然ながら室内でないとできません。業者を家へ招き入れることが不可欠ですが、態度の悪いスタッフなどはできるだけ避けたいところでしょう。

工事業者選びでその点を測るポイントとなるのが、問い合わせ時の対応の仕方です。この時点で連絡への反応が素早く、質問に対しても丁寧に答えてくれるようであれば、作業スタッフのマナー教育も行き届いていると考えられます。逆に対応に雑さが目立つ場合は、会社全体の接客態度が疑われます。

相見積りを取る

エアコン取り付けの料金相場は、標準工事の場合6~12畳が10,000円~20,000円、14畳以上が13,000円~30,000円となっています。工事業者を選ぶ際は、こうした相場を意識することが大事ですが、その上で複数から見積りを取ることが必須となります。

業者の中には、相場から極端に外れた料金を提示するところや、大まかな内容しか示さないところもあります。相見積りを取って内容を比較することで、そうした怪しい業者をあぶりだし、適切な選択をしやすくなります。

見積りは項目ごとに細かい内容をチェックすることが大事ですが、特に追加工事が必要な場合は要注意です。工事の性質から料金まで、念入りに目を通しておきましょう。

事前に設置環境についての調査があるか

「工事の前に設置環境について調べてくれるか」という点も、エアコン工事業者選びで重視したいポイントです。

エアコン工事と一口に言っても、先に述べた通り、細かい状況は現場ごとに異なります。中には前述のような、隠蔽配管など難易度の高い作業が付随することもありますが、作業当日にそうした事実が分かっても、急な対応はほぼ無理です。しかし、実際にはこのような事情で工事ができなくなるケースが、決して少なくありません。

事前に設置環境の調査を行う業者であれば、こうしたトラブルを回避できます。業者の中には無料での事前調査を約束しているところもあるので、ホームページなどでチェックしてみましょう。

電気工事士の資格があるか

エアコンの取り付けや取り外しといった工事それ自体は、特別な資格を必要としません。しかし、業者を選ぶ際は、「電気工事士の資格があること」が重要な目安となります。

その理由として挙げられるのが、「コンセントの電圧切り替えや移設等の工事の可能性」です。実際に、エアコン設置においてコンセント関連の工事を伴うケースは少なくありませんが、これらの工事を手掛けるには、第二種電気工事士の資格が必須となっています。

また、電気工事士という国家資格を有していることで、作業全体の品質にある程度信頼を置きやすくなる点も、注目すべき理由の1つになります。

アフターサービスの内容

もう1つエアコン工事業者選びで無視できないポイントが、「アフターサービスの有無とその内容」です。

エアコン工事では、施工後しばらくして不具合が発覚するケースが珍しくありません。水漏れや騒音などが代表的な例ですが、そうした場合の保証・アフターサービスが用意されているかどうかは、必ず事前にチェックしておくことが求められます。

また、その内容についても注意が必要です。エアコンの保証には主に「メーカー保証」「延長保証」「工事保証」の3つがあり、このうち3番目が、施工のミスや不備に対する保証になります。ただ、こちらの保証を用意していない工事業者が少なくないのが実情で、この点は注意しなくてはなりません。逆に工事保証をしっかり謳い、しかも期間が長く対象も幅広い業者ほど、信頼性が高いと言えます。

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