業務用エアコンの取付工事のポイント5選

業務用エアコンの取付工事のポイント5選

業務用エアコンの取付工事のポイント5選

店舗やオフィスなどを開くにあたり、「業務用エアコン」はほぼ必須と言ってよい設備です。ただ、実際の設置はかなり大掛かりな作業となることもあり、事前にさまざまな点に留意する必要が出てきます。現在業務用エアコンの導入を検討している方としては、取付工事にあたり、具体的にどのようなことに注意すべきか知りたいところでしょう。

本記事ではそうした方のために、取付工事を業者に頼む際踏まえておくべきポイント5つをピックアップして紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

室内機と室外機を取り付ける場所の確認

業務用エアコンの取付工事に臨む上でまず大事なのが、「室内機と室外機を設置する場所の確認」です。

室内機の場合、どこに設置するかにより、送風できる範囲がかなり変わってきます。置く場所によっては、ごく限られた範囲しか風が届かず、そうなると室内全体の温度を効率的に管理することができません。あらかじめ、室内の空気をまんべんなく循環させられるような位置を探っておくことが大切です。

室外機については、前後に十分なスペースが取れる場所を確保しておくことが求められます。狭い場所に置くと、空気の循環が行われにくいためです。さらに、できるだけ室内機に近く、かつ天候の影響が少なくて平坦な場所が理想となっています。

施工スケジュールの確認

業務用エアコンの取付工事を業者に頼む際は、施工スケジュールを確認してくことも大事なポイントです。

業務用エアコンの取付工事の時間は、設置環境やエアコンの種類などにより異なりますが、早くて2~3時間、長ければ1日以上かかる場合もあります。実際に工事が始まると、基本的に現場周辺に立ち入ることは不可となります。そのため、あらかじめ工事の手順や工期はしっかり確認しておき、もしもスケジュールに狂いが見られるようであれば、早めに業者に確認することが求められます。

工事に多少遅れが出ても、業務への影響を最小限にできるような、余裕のある日程を組んでおくことも必要です。

サポートやアフターサービスについての確認

業務用エアコンの取付工事自体は無事に済んだとしても、その後何も問題が起こらないという確証はありません。施工直後の試運転の時点では分からなくても、しばらくしてミスや不具合が明らかになるケースは、比較的よくあります。そこで、施工業者の保証やアフターサービスの体制について、事前に確認しておくことが重要となってきます。

適切なサポートを用意している業者であれば、施工後の問題に無料で対応してもらうことも可能ですし、定期メンテナンスなども相談できます。しかし、中にはサポートが不十分だったり、そもそも保証を用意していない業者も見られるため、注意が必要です。
また内容だけでなく、保証の期間についても必ずチェックしておきましょう。

フロンガス回収の有無についての確認

こちらは、既存の業務用エアコンの撤去を伴う取付工事の注意点ですが、フロンガスの回収に対応している業者かどうかも見極める必要があります。

エアコン本体と配管の中には、熱を運ぶ役割を持つフロンガスが封入されています。フロンガスはオゾン層破壊の要因となることから、法律で大気中への放出が規制されており、業務用エアコンの撤去・廃棄の際には回収を義務付けています。回収したフロンガスは、専門業者の手で適切に処理されることとなります。

フロン類の処分は個人ではできず、自治体から許可された業者への依頼が必須となります。取り替え工事の業者を選ぶ際は、必ずこの資格の有無について確認しておきましょう。

許可の取得や周辺へのことわり

業務用エアコンの取付工事に際しては、火気使用の申請などが必要となる場合があります。工事内容を確認して、必要な申請がないか調べておきましょう。また、場所がオフィスビルなどの場合だと、オーナーや管理会社の立ち入り許可が必要となるケースもあるので、その点についての事前確認も求められます。

さらに、現場周辺への配慮も欠かせません。工事では大きな音や振動が出るため、近隣トラブルに発展するおそれもあります。特に夜間の工事ではそのリスクが高いので、業者が説明に回ってくれるとしても、自分からも積極的に挨拶などを行っておきましょう。

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