障子張替えを行ってくれる業者5選

障子張替えを行ってくれる業者5選

障子の張替えは単純な作業のようですが、うまく仕上げるのは容易ではありませんし、手間もかかります。慣れないとなおさらですが、その点で便利なのが、業者に作業を依頼する方法です。
ただ、業者といっても障子の張替えを手掛けるところは多業種にまたがり、それぞれで特徴も異なります。要望に合う依頼先を選ぶ上では、そうした各業者の特徴を押さえておくことが役立ちます。

本記事では、障子張替えを行ってくれる業者を5つピックアップして紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ホームセンター

住宅雑貨などの品を幅広く扱うホームセンターですが、手掛けるサービスも多様です。近年は、障子の張替えサービスを提供する店舗も多くなっています。

ホームセンターを利用しての障子の張替えは、依頼しやすいのが一番のメリットです。近所や行きつけの店で申し込めるので、買い物のついでに依頼するといったことも可能となっています。

その反面、実際の作業は下請け業者に回すことが多く、悪くすると技術や経験に乏しい業者にあたりかねないというデメリットもあります。また、細かい要望が通りにくかったり、選べる商品の幅が少ないなどの点も要注意です。

リフォーム会社・工務店

リフォーム会社や工務店は、時間を経た住宅の内装を新しい状態にする仕事を請け負っており、その中には障子の張替えも含まれます。

これらの業者に障子の張替えを依頼する最大のメリットは、「他の作業も頼みやすい」という点です。例えば、同時に壁や天井の雰囲気を変えたいといったリクエストも可能となっています。大手業者であれば、品質に対しても高い信頼を寄せられます。

ただ、リフォーム会社は実際の作業を工務店などの下請けに回すケースが多いため、費用が高めにつきやすいという難点もあります。そのため、事前に見積りを取って、他の業者と比較しておくことをおすすめします。

シルバー人材センター

シルバー人材センターは、高齢者の知識や経験、技術を地域のために活かすことを目的とする場で、さまざまな依頼に応じています。障子の張替えもまた、そのうちの1つにあたります。

シルバー人材センターを通じた障子の張替え依頼は、他の場合に比べて低コストで済む点がメリットとなっています。収益だけが目的の組織ではないため、比較的低価格で仕事を請け負うのが一般的です。

その反面、障子紙の種類はあまり多くなく、選べる紙が限られやすいデメリットもあります。また、作業内容が限定されたり、対応が遅れる場合も多いなどの点も踏まえておいた方が良いでしょう。

表具屋

「表具」とは、切れ地（織物）や紙等の素材を糊で貼り合わせることにより、掛け軸や巻物、屏風などを仕立てることを言います。仕事内容には、書や日本画を屏風等に仕立てることや、傷んだ掛け軸等を修復することなどが含まれますが、障子の仕立て・張替えもその1つにあたります。

表具屋への障子張替えの依頼は、障子に対し強いこだわりを持つ層に適しています。日本古来の建築や意匠を扱う機会が多いため、本格的な和紙製の障子にしたいなどのニーズに的確に応えてくれます。
ただ、ホームページを持たないところも多いことから、業者選びはあまり簡単ではありません。

便利屋

便利屋は「なんでも屋」などとも呼ばれるように、雑多な内容の依頼に対し幅広く対応する業者です。業者ごとに対応できる内容は異なりますが、代表的なところでは部屋の片づけや掃除、家具の移動・組み立て、買い物代行、引越し手伝い、不用品処分などがあります。障子の張替えも、その1つに含められる場合があります。

便利屋への依頼のメリットは、「専門業者よりも費用を安く抑えられる場合が多い」という点になります。また、その他のこまごまとした依頼をついでに頼めるところも利点です。

一方、専門店などと比較するとそれほど高い技術を持っているわけではないので、仕上がりにあまり高いクオリティは望みにくいというデメリットもあります。