自分で障子を張り替えるメリットとデメリット

自分で障子を張り替えるメリットとデメリット

かつての日本では、障子はその家の住人が、自分で張替えるのが普通でした。しかし、今では張替えを代行してくれる業者がいることもあり、住人自身で張替えるケースは減っています。とはいえ、もちろんDIYによる張替え自体は十分可能で、実際に行っている人も少なくありません。現在その可能性を考えている人としては、DIYのメリットとデメリットを知っておきたいところでしょう。

本記事では、その双方について解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

メリット

DIYによる障子の張替えのメリットとしては、「費用の安さ」が挙げられます。

業者に張替えを依頼した場合の料金相場は、パルプ障子紙の普通サイズ1枚で、大体3,500円ほどとなっています。一方、自分で張替えを行った場合は、パルプ障子紙4枚で1,900円ほどしかかかりません。張替える枚数が増えるほど、差額は広がりますから、より費用を抑えられることになります。材料費を加味したとしても、かなりお得なのは間違いありません。

このように、コストを第一に考えるのであれば、DIYによる張替えは業者へ依頼するよりおすすめと言えます。

デメリット

障子の張替えを自分で行う場合、挙げられるデメリットは主に2つあります。

1つは、「仕上がりの不安定さ」です。
障子の張替えの難度は、作業のシンプルさとは無関係で、失敗の確率は小さくありません。シワやたるみを作らずきれいに張るのには、ある程度の経験や技術が必要ですが、素人の場合この点でつまずくことが多くなっています。

デメリットの2点目は、「手間や労力が多い」という点です。
障子を張替え作業には、古い紙の地道な除去や、新しい紙の丁寧な扱いなど、一貫して集中力と忍耐力が求められます。慣れれば比較的スムーズにこなせますが、初心者だと、1枚こなすだけでも疲労を感じるケースが多くなっています。細かい手仕事が苦手な人には、あまり向かない作業と言えます。

他にも「障子枠の破損」や「広い作業スペースが必要」などDIYで障子を張替えるには様々なデメリットがあります。

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