遺品整理の料金相場は?一般的な料金の決まり方6選

遺品整理の料金相場は?一般的な料金の決まり方6選

親族などが亡くなった際、相続人にあたる人は、故人の遺品の扱いについて考えなくてはなりません。その際、遺品整理業者に依頼するケースも多くなっていますが、この場合気になるのが、「費用はどれくらいかかるのか」ということでしょう。そう頻繁にあることではないので、まったくピンとこないという方がほとんどだと思います。

本記事では、遺品整理サービスにかかる大体の料金相場と、その額を決める要素などについて解説していますので、現在遺品整理を検討しているという方は参考にしてみてくだい。

遺品整理の相場

相場表

遺品整理の費用相場は、以下の表のような具合になっています。これを見て分かる通り、遺品整理の料金は、基本的に作業を行う部屋の広さに応じて決められています。作業する部屋が広いほど、料金もそれに比例して高くなる仕組みです。

相場に幅がある理由

上の表を見ると、同じ間取りでも、遺品整理費用の相場にはかなりの幅があることがわかります。これは、処分する荷物の量によって料金が変動することに理由があります。

たとえばワンルームの作業でも、処分を要する品物が多いと相対的に料金は高くなり、逆に4LDK以上の広い部屋でも、処分品が少なかったり買取できる家具家電が多かったりすると、料金は安くなります。
ちなみに4LDKの間取りであっても、依頼が1部屋だけの作業という場合であれば、「1R・1K」の料金が適用されるようになっています。

また、建物状況や周辺環境などの要因も、作業料金に影響してきます。たとえば作業現場の近くにトラックを停められる駐車場があれば、その分料金は安くなります。一方、階段を使って荷物を運び出さなくてはならないような現場の場合は、相対的に料金は高くなります。

料金の決まり方

上では遺品整理の料金相場について見ましたが、それでは業者は、どのようなポイントに基づいて見積もり額を出しているのでしょうか。遺品整理の料金を決める要素はいくつかありますが、ここでは主なものについて紹介していきましょう。

処分が必要な荷物の量

まず1つ目のポイントが、「どれくらいの量の荷物を処分するのか」ということです。

これは上の項目でも述べましたが、遺品整理の料金相場において荷物量は、最も大きく影響する要素にあたります。これは、不用品回収量が多いか少ないかによって、廃棄業者に支払う処分費用が大きく変わってくるためです。また、荷物量が多いほど、運び出しに必要な人件費等がかさむことも関係します。

広い部屋ほど料金相場が高くなるのは、一般にスペースに比例して物の量が多くなる傾向があるためです。

作業の日程

遺品整理の料金を決めるポイント、2つ目は「作業日程」です。一般に、作業完了までに比較的余裕のある日程の方が、料金が安くなる傾向があります。逆に、急いで終わらせなくてはならないような案件の場合、料金は高くなります。これは、作業を早く行うには、それだけ多くの人手が必要になるからです。

特に広い家の場合、短期間で作業を完了させようとすると、1日にトラックを何往復もさせる必要が出てきます。そのぶん、人件費はどうしても高くなるというわけです。

建物や周辺の状況

こちらもすでに上で述べましたが、「建物の状況」や「周辺環境」といった要素も、遺品整理の料金決定に影響してきます。マンションなどの建物の場合、現場が何階にあるかや、エレベーターが使えるかといった点が、作業効率に大きく関わってくるためです。また、これも前述のように、現場近くにトラックが停められるかどうかも、見積もりに影響してきます。

たとえばエレベーターが使えない4階の現場で、トラックも離れた場所にしか停められないというケースでは、見積もりは高くなる傾向があります。

処分品の種類

遺品整理の料金を決める要素として、「処分品にはどういった種類のものがあるか」という点も挙げられます。

一般に遺品整理業者は、リサイクル業者と提携することで、費用を安く抑えるよう努めています。ですので、パソコンや家電などの品物はもちろん、普段であればゴミとして処分料がかかるものでも、無料あるいは買い取りで引き取ってもらえるケースがあります。たとえば、布や紙、金属類は専門業者に回収してもらい、リサイクルで再び資源として利用されることが多くなっています。

買取品の有無

「買取品があるかどうか」も、遺品整理の料金額に影響してきます。

業者の中には、自社でリサイクルショップの運営やネット販売を手がけており、それによって処分費用を削減しているところも少なくありません。また、遺品査定士をスタッフに持っていたり、鑑定士と業務提携している業者も増えています。こうしたところなら、訪問見積もり時に査定・鑑定してもらうことができます。

買取可能な品物は、電化製品や家具、衣類、骨董品、貴金属、ブランド品といったものから、おもちゃや楽器などのホビー用品まで多岐にわたります。

オプションサービス

遺品整理の料金の決まり方、最後に挙げるポイントは、「オプションサービスの依頼とその内容」です。

すべてがそうというわけではありませんが、業者の中には基本の作業以外に、さまざまなオプションサービスを用意しているところも多くなっています。「消臭・消毒作業」「害虫駆除」「ハウスクリーニング」「仏壇・遺品供養」「特殊清掃」「原状回復・リフォーム」といったものなどですが、これらはもちろん、それぞれ別料金となっています。このうちどういった種類のオプションを依頼するかで、見積額もかなり変わってきます。

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