一般的な遺品整理の流れ

一般的な遺品整理の流れ

現在遺品整理を考えていたり、遺品整理の依頼先を検討しているという方にとって、疑問に思うところはたくさんあるでしょう。「具体的にどのような流れで依頼すればいいのか」ということも、そうした疑問点の1つではないでしょうか。遺品整理は大抵の人にとって、それほど身近なサービスではありませんから、こうした疑問は当然のことと言えます。本記事ではそうした方のために、遺品整理サービスを頼む際の一般的な流れについてわかりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてみてくだい。

問い合わせ

遺品整理の流れ、まず第一に行うのは、「問い合わせ」です。業者に連絡して、業務内容の確認や資料請求、見積もりの予約などを行います。まだ依頼するかどうか分からない場合でも、優良な業者であれば、相談や見積もりだけでも受け付けてくれます。問い合わせ方法は業者によって異なるので、まずはホームページなどで確認してみましょう。

現地調査・見積もり

一般的な遺品整理の流れ、続いては、「現地調査と見積もり」です。業者へ連絡して見積もりの予約を取ったら、指定の日時に業者が現地を訪れ、状況を調査した上で見積もりを出します。
調べるのは、家財の量、供養する遺品の数、買取品の有無とその査定額、不用品の分量とその費用などで、それを基に作業人員の数などを割り出し、見積もりを作ります。

この見積もりは、複数の業者から取っておくのが基本です。

契約

三番目の遺品整理の流れは、「契約」です。見積もりの提出を受けたら、その内容や料金をよく吟味して、最も条件に合うと思う業者と契約を結びます。上で述べたように、見積もりは必ず複数の業者から取り、その中から1社選ぶようにしましょう。見積もり依頼の段階で契約を急かすような業者は、後でトラブルを起こす可能性が高いので要注意です。

作業

続いての遺品整理の流れは、「作業」です。契約を結んだら、事前に取り決めたスケジュールに基づき、実際の作業を行います。作業の細かい項目は、業者や契約内容によって異なりますが、一般的には遺品を種類ごと（不用品、貴重品、供養品など）に仕分けして梱包し、搬出、清掃という流れになっています。仕分けをする際は、間違いが起こらないよう、遺族が立ち会うのが必須です。

支払

一般的な遺品整理の流れ、最後は「支払」です。全ての現場作業が済んだら、依頼者が内容について最終的に確認した上で所定の費用を支払い、全工程が完了となります。この際、買取サービスなどが含まれる場合は、身分証の提示を求められることもあります。業者によっては、クレジット払いや後払いにも応じてくれるところもあるので、現場で渡すのが難しい場合などは、事前に相談しておくと良いでしょう。