便利屋に依頼できないこと3選
便利屋に依頼できないこと3選
さまざまな生活上の困りごとを手助けしてくれる便利屋は、非常にありがたい存在です。対応する仕事の範囲が広いのが便利屋の特徴ですが、そうは言っても決して何でもしてもらえるわけではありません。便利屋にも都合によってできないことがあり、依頼にあたってはそれについて知っておく必要があります。
では、具体的にどういう仕事が断られやすいのでしょうか。
本記事では、便利屋に頼めない仕事について解説しますので、現在便利屋への依頼を検討している方は参考にしてみてください。
資格・免許を要する仕事
便利屋に依頼できない仕事としては、「必要な資格や免許がないもの」がまず挙げられます。
手がけるにあたって資格や免許を求められる作業はいくつもありますが、もしもそれなしで行った場合、罰則が適用される可能性があります。そのため通常の便利屋は、許認可のない作業については依頼を受け付けていません。
便利屋のサービスに含まれるもので許認可を必要とする仕事には、「不用品回収・買取」「電気・水道工事」「代行運転」「探偵業務」などがあります。中にはこうした業務を行う上で許認可が必要なにも関わらず無許可で行っている業者もありますが、トラブルを避ける上では、許認可の有無について確認するのが必須となります。
法律・道徳に反する仕事
法律や道徳に背くような仕事についても、便利屋に依頼することはできません。たとえば「カップルを別れさせてほしい」「会社の評判を悪くしてほしい」といった依頼については、一般的な便利屋であれば断るのが通常です。
こうした事実は一見言わずもがなのことのようですが、実際には違反かそうでないかの線引きを判断しづらい場合もあります。こちらとしてはOKだと思った依頼内容が、実は法律に違反しているケースは十分あり得ます。ですので、法や道義の面で少しでも気になる部分がある場合は、一度電話で相談してみるのが適切でしょう。
責任が個人に負わされる仕事
便利屋への依頼に向かない仕事には、「特定の個人が責任を負うべきもの」も含まれます。
具体的には、「宿題代行」「卒業論文作成」といったものがこれに該当します。これらは法律に違反する仕事ではありませんが、基本的に当人が行うべきものです。そのため、便利屋に依頼したとしても、断られる可能性が高くなっています。第一に、代行によってクリアしたとしても、決して自分にとってプラスとは言えません。
なお、「受験代行」については明らかな違法行為なので、当然こちらも依頼不可となっています。