庭木の剪定業者の選び方4選

庭木の剪定業者の選び方4選

庭木・植木の手入れは自身で行うのも良いですが、作業の質や安全性を考えると、やはりプロの剪定業者に任せるのがベストと言えるでしょう。ただ、その場合問題となってくるのが、「どの業者に任せるか」ということです。特に初めての依頼となると、ニーズに合う業者選びは簡単ではありません。ただ、いくつかのポイントを踏まえておくことで、適切な業者を見つけやすくすることができます。

本記事では、庭木剪定業者の選び方について詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

剪定する木の大きさに合わせる

庭に植えられている植物の大まかな呼び方には、「庭木」や「植木」、「樹木」などがありますが、これらがそれぞれどういった植物を表すかの定義などは、特に存在しません。

ただ、大きさについての大体のイメージというものはあります。「植木」は「庭木」などと比べて小さな植物を指すケースが多いことから、「植木剪定」を特に謳う業者では、大きな木のカットに対応しないことも多くなっています。

ですので、剪定業者を選ぶ上では、比較的小さめの木（鉢植えのものなど）のカットなら「植木剪定」を謳う業者を、2m以上などの大き目の木のカットなら「庭木・樹木剪定」を謳う業者を、という具合に切りたい木のサイズを指標とするのが1つのポイントになります。

料金体系や最低本数をチェックしておく

予算面の効率性を考えると、料金設定などの条件についても、剪定業者を選ぶ際見逃せないチェックポイントになります。

剪定業者の料金プランやメニュー内容は、各社で異なります。庭木一本あたりいくらという具合に、扱う木の本数に応じて料金を設定するケースは比較的よくありますが、その場合も中には5本未満の依頼は受けないというところもあります。また、料金を木の本数ではなく、作業員の数に応じて決める業者も少なくありません。

このようなことから考えて、「どういった方法で料金が設定されているのか」「最低何本から対応してもらえるのか」といった点は事前にチェックしておいた方が良いでしょう。また、作業前に詳細な見積りがもらえるかどうかも確認しておく必要があります。

ゴミ回収の可否を調べる

剪定業者選びで外せないチェックポイントとしては、「ゴミの回収に応じているかどうか」も挙げられるでしょう。

庭木や植木の剪定では必ず「剪定ゴミ」が発生しますが、このゴミの扱いについては、業者によって対応が異なります。ゴミの回収まで請け負うところもある一方で、袋詰めまでは手掛けても、引き取らずに置いて帰るという業者も見られます。

もちろん回収してもらう方が面倒はありませんが、通常は別途料金がかかります。コストを優先させるなら、回収なしの業者を選ぶ方が要望に適うでしょう。一方、費用より手間を惜しむ場合は、回収に対応する業者を選ぶ必要があります。

実績や評判を参考にする

庭の木の種類や料金体系などの面でニーズに合う剪定業者を絞り込んだ後には、それらの業者の実績や評判についてもチェックしておきましょう。

当然ながら、実績の豊富な業者ほど信頼度は高くなります。ホームページ上で施工実績を調べ、年間どれくらいの依頼を受けているのかや、仕事ぶりが意に沿うものかどうかなどを確認しておきましょう。

また、実際の利用者の声も、業者を選ぶ上で重要な参考となります。ホームページに載っている「お客様の声」のほかに、レビューサイトやSNS等もチェックして、生の意見から業者の質を探ってみてください。