良いWebライターの選び方7選
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良いWebライターの選び方7選
WEBマーケティングにおいて、ブログやコラムなどの記事コンテンツを充実させることは、今や必須事項となっています。しかし、そうした質の高いコンテンツを任せられる人材が、都合よく周囲に見つかるとは限りません。その場合便利な手段として、外部のライターへの依頼が選択可能です。ただ、それにあたっては、優良なライターの判別法についてしっかり押さえておく必要が出てきます。
本記事では、良いWEBライターの選び方を7つ取り上げて紹介しますので、現在ライティング業務の委託を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
得意分野を確認する
良いWEBライターを選ぶ上で大事なポイントに、「得意分野の確認」があります。
個々のライターが得意とする記事の分野は、それぞれ異なります。幅広いジャンルに対応できると謳っている人でも、実際は分野によって知識の濃淡にばらつきが出るのが通常です。そのため、実績豊富なライターであっても、自社のニーズにぴったり合致するとは限りません。
依頼を予定している分野についての知識レベルがどれほどか、どれくらい突っ込んだ内容の記事が書けるかなどについては、事前にきちんと確認しておきましょう。
実績を確認する
ライター選びで外せないポイントには、「実績の確認」も含まれます。これはWEBライターに限らず、どんなフリーランスや業者でも、仕事を任せる上で必須の事項です。
WEBライティングの経験者という情報だけでは、主な仕事がどういった種類のもので、どの程度のスキルを持つのかなどは計り知れません。例えばBtoB分野の記事を書ける人を探しているのに、これまでBtoC分野の記事しか書いたことがない人を選んでしまったのでは、期待するような効果は望めないでしょう。
目的に合う記事の執筆経験があるかどうか、実際の仕事で確認しておくべきです。ポートフォリオを提出してもらい、細かくチェックすることが求められます。
SEOの知識レベルについて確認する
WEBライティングで不可欠となる要素に、SEOがあります。このSEOについての知識がどの程度しっかりしているかも、ライター選びで重視すべきポイントになります。
SEOはGoogleの検索結果で上位を狙うための施策で、WEBマーケティングの必須概念であり、記事作成においてもその知識が欠かせません。ここで問題となるのが、SEO知識の適確さについては、文章のうまさやライティング経験の有無などの要因とは別物という点です。SEOは常に変化しつづけるので、その時点での最大の成果を狙うには、常に新しい情報・知識の習得が必要となります。そうした点をクリアしているかどうか、きちんとチェックしておきましょう。
フリーランス歴について確認する
制作会社に所属しているのではない、個人のライターに仕事を頼む場合は、フリーランスとしての経験の長さについても確認しておくべきでしょう。
制作会社所属のライターであれば、契約上の手続きや経理などの周辺業務にタッチすることは、ほとんどありません。しかし、個人で仕事を請け負う場合は、そうしたこともすべて自分でこなす必要があります。フリーランスとしてある程度経験を積んだ人なら、そのあたりについては十分承知しているでしょうが、独立したての人だとあまり理解できていない可能性もあります。スムーズな連絡が可能かや、秘密保持等の契約締結に問題はないか、経理関連の作業の理解は十分かといった点の確認は必要です。
人柄・コミュニケーション能力について確認する
ライター選びで意外に無視できないのが、人柄やコミュニケーション能力の部分です。
SEOの知識に長け、かつ優れた文章作成能力を持つライターであっても、この点まで十分である保証はありません。時には記事内容について急な修正の必要が生じたり、打ち合わせに時間がかかってしまうなどの事態が生じることもありますが、その都度嫌な顔をされていては、長く良い関係を築くことは困難でしょう。なるべくなら、イレギュラーな事態にも根気よく対応してくれる相手と付き合いたいところで、その点で知識やスキル等と同じくらい重要な要因と言えます。
納品後の修正・追記が可能か確認する
外部ライターに記事を発注し、無事納期までに納品されたとしても、それがそのまま掲載されるとは限りません。修正や追記の必要が発生することもよくありますが、その際の対応の可否についても、ライター選びでは必須となります。
上記の場合でありがちなのが、納品された記事の内容が、ごく一般的な範囲にとどまるというケースです。SEOにおいては記事の独自性が重視されるので、そのままでは十分な効果が期待できず、依頼側の内情に基づくリアルな話を盛り込む必要が生じます。しかし、外注先によっては、そのような場合もすんなり対応してくれない可能性があります。そのため、修正対応の可否と共に、対応可能な回数などの確認が必須となります。
費用の相場感を確認する
ライター探しに限らず、複数から見積りを取るのは依頼先選びの基本ですが、その際費用が相場とずれすぎていないか比較・確認することも重要になります。
クラウドソーシングサイトに掲載されている案件情報を見る限り、SEOライティングの文字単価は、ライターや業者によってかなりばらつきがあります。ただ、「成果が出せるか」という点に焦点を当ててみると、それが可能なライティングの費用相場は、ある程度の範囲に絞れてきます。そうした質の高いライティングを、破格に安い値段で頼めることは、通常ありません。つまり、相場よりかなり安い料金を謳うライターについては、よほどのことがない限り注意すべきと言えます。また、相場より高すぎる値段の提示も、同様に信頼性を疑った方が良いでしょう。