自動販売機を設置するデメリット3選

自動販売機を設置するデメリット3選

自動販売機を設置するデメリット

土地を活用したビジネスはいくつかありますが、その中で「自動販売機の運営」は、わずかなスペースでも始められるなどのメリットから特に人気を集めています。ただ、実際には利点ばかりというわけでもなく、いくつか無視できない難点もあります。設置を考えるにあたっては、それについてよく知っておくことが不可欠です。

本記事では、自動販売機の設置にまつわるデメリットを3つ紹介しますので、現在自販機ビジネスについて検討している方は参考にしてみてください。

ゴミが出る

自動販売機設置によるデメリットとしては、第一に「大量のゴミが出る」という点が挙げられます。

自動販売機の横のリサイクルボックスが、空き缶やペットボトルであふれかえっている光景は、街中ではよく見かけるものです。こうした傾向は人通りの多い場所ほど強く、ゴミが多すぎて回収が追いつかなくなることもよくあります。

また、自販機の商品と無関係なゴミまで捨てられて、周囲に散乱するケースも少なくありません。そうなると近所にとっても迷惑で、クレームに発展する可能性も強まります。こうした問題は自販機ビジネスにはつきもののため、しっかりしたゴミ対策が必須となります。

電気代の負担

自動販売機は人手をかけずに商品を売ることができるため、人件費がかからないのが利点です。特にすべての業務を専門会社に委託する「フルオペレーション」なら、比較的コストを抑えた設置・運営が可能となっています。

しかし、その場合もコストが無料というわけではなく、電気代の負担は求められます。一般的な自販機の1ヵ月分の電気代は、1台あたりおよそ4,000円~6,000円ほどです。一方、最近増えている節電タイプの自販機では、2,000円~3,000円あたりが相場となります。

そこまで高額な費用というわけではないものの、毎月一定額の出費は不可避ですから、やはりデメリットには違いありません。

いたずらに遭いやすい

「いたずらの被害に遭いやすい」というのも、自動販売機を設置するデメリットの1つです。無人で置かれるという特性上、どうしてもこうしたリスクはつきまといます。

自動販売機に対するいたずらの例としては、落書きなどの比較的軽いものから、お金の投入口にガムや紙などの異物を入れる、機械を壊すなど悪質なものまでさまざまです。また、お金や中身の飲料を盗む「自販機荒らし」のケースも多くなっています。

こうしたいたずらを防ぐ上では、自販機付近にセンサーライトを設置して周囲を明るくしたり、警報ブザーや防犯カメラを設置するなどの対策が有効です。また、自販機内に多くの現金を貯めないよう、売上金をこまめに回収しておくことも重要になります。

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