悪徳害虫駆除業者を見分けるポイント9選

悪徳害虫駆除業者を見分けるポイント9選

悪徳害虫駆除業者を見分けるポイント

害虫や害獣の被害は、放っておくと建物や健康に深刻なダメージを引き起こすおそれがあります。見つけた場合は一刻も早い対処が望まれますが、そうした時に便利なのが、害虫駆除業者への依頼です。しかし、業者の中にはさまざまなトラブルを起こす者もあり、依頼に際しては、慎重な見極めや検討が必要となります。

本記事では、悪徳害虫駆除業者に見られやすい特徴を9つ挙げて紹介していきますので、業者選びの参考にしてみてください。

作業内容・費用の説明が不明確

悪徳害虫駆除業者を見分けるポイントとしては、まず「作業内容や費用についての説明を十分しない」という点が挙げられます。

害虫や害獣の駆除を依頼する際、最初に見積りを取りますが、その際優良な業者であれば、きちんと内容についての説明をしてくれます。どのような作業が見込まれるか、それぞれの作業にいくらぐらいかかるのか、もちろんこちらの質問に対しても、丁寧に対応してくれるはずです。

一方、明確な金額を示さなかったり、作業内容についてあいまいなことしか言わないような業者は、後で高額な追加請求を迫る可能性もあるので要注意です。

調査が不十分

「調査に時間をかけない」というのも、悪徳害虫駆除業者に見られがちな特徴の1つです。

害虫駆除では、作業前の調査が重要になります。被害をもたらす生物の特定から、家屋への侵入経路、棲息場所などについてしっかり見極めておかないと、適切な処置はできません。そのため、調査にはそれなりの時間をかけるのが通常です。具体的な時間はケースによって異なりますが、1時間以上はかかることもあります。

逆に言えば、調査時間が極端に短い場合、十分な処置は期待できにくいということになります。こうした点についても、見積りの際はチェックが必要です。

接客態度が悪い

基本的なことですが、「接客態度の良し悪し」についても、悪徳害虫駆除業者を見極めるポイントの1つとなります。どのような業種にも言えることですが、接客態度が良くない業者は、各種の問題を起こす確率が高くなります。

優良な業者の場合、研修などの教育が行き届いているので、依頼者への接客マナーもしっかりしています。一方問題を起こしがちな業者は、スタッフの教育に力を注ぐこともほとんどないので、接客態度は一般に悪いことが多くなっています。

電話の対応がぞんざいだったり、見積りに来たスタッフの態度が横柄だったなどの場合は、依頼は見送った方が無難です。

強引に契約を迫る

悪徳な害虫駆除業者には、「すぐに契約するよう強引に迫ってくる」という傾向も見られます。たとえば、「これ以上被害を広げないために今すぐに駆除が必要」などと、依頼者の不安を煽る業者が少なくありません。また、割引を条件にその場での契約を迫るケースもあります。

こうした性急な契約要求の裏には、他社との比較を避けたいという心理があるのが通常です。何か後ろ暗いところがあるため、早く契約させようとするわけです。

きちんとした業者であれば、決して契約を急がせるようなことはありません。他社との比較を前提として、検討の時間を与えてくれます。

被害状況の説明が不十分

害虫駆除に際しては、事前の調査が重要になると前に述べました。悪徳業者の場合、この調査の時間が短くなるだけでなく、それについての説明も不十分な傾向があります。

優良な業者であれば、通常は被害状況についての調査をしっかりと行い、説明をきちんと行った上で見積りを出します。調査では天井裏や軒下などを写真で撮り、その様子を依頼者に必ず提示します。

一方悪徳業者の場合は、そもそも調査の段階で徹底されていないので、説明の材料がそれほどありません。撮影の手間を惜しみ、証拠を提示しないことも多くなっています。このような傾向のある業者には、注意が必要です。

ホームページの記載内容と実際が異なる

害虫駆除業者を選ぶにあたっては、ホームページの記載事項を参考にすることも多いでしょうが、その内容と実際とが違う場合は要注意です。さまざまな問題を起こす悪徳業者の可能性があります。

こうした業者にありがちなのは、ホームページでは格安を謳うなど集客目的の文言を並べ、実際には理由をつけて高額請求などを迫るといったケースです。もちろん更新のタイミングなどによって、多少記載事項とのズレが発生することはありますが、一般的な業者なら、大きく誤解させるような内容は載せません。

ですので、ホームページの内容と決定的に異なる話をする業者には、依頼しない方が賢明です。

不必要な工事を勧める

むやみにリフォーム工事を勧めてくる場合も、悪徳害虫駆除業者である可能性が高いので要注意です。

リフォーム工事自体は、被害状況次第で必要になる場合があるのは事実です。たとえば、害獣の侵入経路をふさいだり、傷みや臭いの染み付きが激しい建材を入れ替えるといったケースです。

ただ、こうしたリフォームが本当に必要かどうかは、詳しい調査をしてみないと分かりません。ですので、調査前にリフォームを勧めるような業者は、明らかに不審なので避けた方が賢明です。

調査後にリフォームの提案をされた場合も、すぐには承諾せず、他の業者の意見を聞いた上で判断した方が良いでしょう。

保証をつけようとしない

害虫や害獣を一旦駆除しても、再度発生する可能性がないとは言えません。そうした時に備えて、優良な害虫駆除業者であれば、さまざまな保証をつけるのが通常です。たとえばシロアリ駆除の施工後5年以内に再発した時は、無償で再施工するといったものです。

こうした保証は、施工についての業者側の自信の表れと言えます。しかし悪徳業者の場合、適当な施工をすることが多く再発の確率も高いことから、保証をつけたがらない傾向が強くなっています。

ですので、保証をつけない方向へ誘導するそぶりがないかどうかについても、悪徳業者を見極める材料となります。

「無料点検」を謳い急に訪問する

悪質な害虫駆除やリフォーム業者の中には、無料や格安での点検を謳いつつ、突然家に押しかけてくる者があります。しかし実際には、点検は名目で、シロアリ駆除などを契約させることを目的としたケースが多くなっています。こうしたやり口は「点検商法」と呼ばれ、悪徳業者を見分けるサインの1つとなっています。

セールス訪問では、最初に事業者名と販売目的を明らかにしなくてはならない旨、法律で定められています。ですので、「無料」「点検のみ」などをアピールする相手には、慎重に対応することが必要です。

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