安く引越しをする方法11選

安く引越しをする方法11選

安く引越しをする方法

進学や就職・転勤などの理由で引越しを迫られる時、悩ましい問題が次々に出てきます。中でも最も頭が痛いのが、「費用」の問題でしょう。引越しにかかる費用はケースによりさまざまですが、いずれにしても安くはありません。できればなるべく安い値段で依頼したいところですが、具体的にどうすればお得にサービスを利用できるのでしょうか。

本記事では、可能な限り安く引越しをするための方法をいくつか紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

安い時期を見極める

安く引越しをしたいなら、タイミングを見極めることが重要です。

引越しにかかる料金は、時期によって変動する割合が大きくなっています。引越し業者の稼働率が高まる繁忙期は料金が高くなる一方で、比較的依頼件数の少なくなる閑散期は、大きく料金が下がる傾向があります。

そのため、なるべく繁忙期は避け、閑散期を選んで引越しをすることで、見積り額を低くを抑えることができます。一般的な引越しの繁忙期は2月下旬~4月上旬で、閑散期は10月後半~11月ごろとなっています。

作業開始時間の指定をしない

引越し料金の金額を左右する要素には、「作業開始時間の指定」も含まれます。

多くの場合、業者に引越しを頼む際は、作業日時を指定するようになっています。たとえば「○月○日の午前中に搬出作業開始」といった具合ですが、こうした時間指定をせずに引越しを頼むことも可能で、しかもそれにより料金を抑えやすくなります。

時間指定のない方が安くなる理由は、業者側の都合に合わせて効率的に動けるようになるためです。時間指定のない「フリープラン」は、「午前便」に比べて料金が大体5千円~1万5千円ほど安くなると言われています。

足りないダンボールを無料で調達する

梱包に使うダンボールは、通常引越し業者が無料で用意してくれるようになっています。無料でもらえるダンボールの数は、業者やプランによって変動しますが、最大で50枚というのが一般的です。単身の場合だと、10枚というケースもあります。

しかし実際の引越しだと、これらの数だけでは足りないことも少なくありません。特に単身引越しの場合は足りなくなるおそれが高く、そうなると残りは自分で調達しなくてはならなくなります。ホームセンターで購入した場合、120サイズのものは10枚で2千円近くかかるのが通常です。

これに対し、コンビニやドラッグストアでお願いすると、ダンボールを無料でもらえることがあります。このような工夫も、安く引越しをする方法の一つです。

一括見積りを利用する

「一括見積りの活用」も、可能な限り安く引越しする上でのコツです。

一定の条件での引越し料金は、全体としておおよその相場はあるものの、具体的な額は各業者でかなりバラつきが出ます。そのため、なるべく複数の業者に見積りを頼んだ方が、お得なサービスを見つけやすいという利点があります。

「一括見積り」は、条件を入力することで、複数の業者の料金を一度に調べられるサービスになります。バラバラに見積り依頼する手間が省けて便利なので、効率的に安い業者を見つけるのに役立ちます。

荷造りは自分で行う

引越しでは荷造りが最も手間のかかる工程ですが、これを人に頼むか自分で行うかで、料金がかなり変わってきます。

引越し業者に荷造りをお願いするプランを利用する場合、必要なスタッフの人件費が発生するため、その分見積り料金も高くなります。一方、業者に頼らず自分で荷造りすることで、こうした人件費を浮かせることができます。

どれくらい安くなるかは場合によりますが、通常期の単身引越しで15km未満程度の移動なら、大体3万円ほどの差が生じてきます。このように、引越し料金を安くする上では、荷造りは自分で行うのが断然お得と言えます。

不用品を処分しておく

引越しの料金に大きく関わる要素としては、「荷物量」も挙げられます。荷物の量が多くなるほど、必要な作業員の数やトラックの容量も増えるため、それに応じで見積り額も高くなります。

そのため、引越し料金を安く抑えるのであれば、できるだけ荷物量を減らすことが重要になります。その上でポイントなのが、「不用品の処分」です。長年使っていないものや、今後使う予定のないものは、捨てるなどして処分しましょう。まだ使える品に関しては買取を利用すると、ただ捨てるよりもお得に処分できます。

荷物が少ない場合は単身パックを利用する

運ぶ荷物が比較的少ない場合は、「単身パック」と呼ばれるプランの利用がお得です。これにより、引越し料金を安く抑えることができます。

単身パックとは、一定の容量のコンテナに荷物を詰めて運んでもらうプランです。どちらかというと、引越し業者より運送業者が対応するケースが多くなっています。これは、全国に張り巡らされた配送ネットワークを活用し、効率的に荷物を運べることによります。

単身パックはどの業者でも提供しているわけではないので、その点は要注意です。また、コンテナのサイズや料金も各社それぞれなので、一通り調べてから検討することが求められます。

訪問見積り時に値引き交渉する

引越し業者選びは、まず訪問見積りを依頼することから始まりますが、この訪問時に値引き交渉をすることも、料金を安くするための方法の一つです。

大抵の引越し業者は、値引き交渉自体は拒絶しません。もちろん必ず成功するわけではなく、言い値で応じてくれるわけでもありませんが、粘り強い交渉でかなり安くすることも可能です。

その際のコツとしては、「本命の業者を最後にする」ということが挙げられます。他の業者の見積りを交渉材料にして、具体的な金額を提示すれば、業者側も比較的受け入れやすくなります。

混載便を利用する

引越し業者によっては、「混載便」が利用できることもあります。こちらを活用することで、引越し料金を通常より安くしやすくなります。

引越しにおける「混載便」とは、自分の荷物を他の引越し荷物と一緒にトラックへ載せて運ぶというサービスになります。載せられるのは同一方面へ送られる荷物で、同じトラックでまとめて運ぶことで運送コストが効率化できるため、1人あたりの見積り料金も安くなる仕組みとなっています。

ただ、うまく混載便を利用できるかは、運に負うところが大きいのが実情です。そのためこの方法を狙う場合は、なるべく多くの業者に連絡して、利用の可能性を広げることが重要になってきます。

帰り便を利用する

引越しのサービスの中には、俗に「帰り便」と呼ばれるものが存在します。この帰り便は、通常よりかなり安い値段で頼めるケースが多くなっています。

たとえば3月20日に東京から大阪への引越し依頼があったとすると、そのままでは東京への戻りの際、トラックは空ということになります。業者としては効率を考えると、なるべく帰りも荷物を運びたいところなので、3月21日の大阪→東京の引越し依頼を多少安くしても請け負おうとします。これが帰り便が安くなる仕組みです。

この帰り便は、業者側の都合に負うところが多く利用は簡単ではありませんが、見積りの際に可能かどうか尋ねてみましょう。もしもOKであれば、激安での引越しも可能となります。

地域密着業者の利用を考える

引越し依頼を考える際は、名前をよく聞く大手業者が真っ先に候補に上がりやすいところですが、比較的規模の小さな業者に頼むことにもメリットはあります。その1つが、「料金が安い」ということです。

大手業者の場合、広告費用の料金への上乗せや、値引き交渉を前提とした料金設定のせいで、多少高めの見積りとなるケースが少なくありません。これに対し地域密着の中小業者は、値引き幅は比較的小さいものの、最初から適正価格での料金提示がされていて、見積り額は低めということが多くなっています。

そのほかにも、不用品回収を同時に頼めたり、夜間作業に対応してもらえるなどのメリットがあります。

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