雪かきのタイミング5選

雪かきのタイミング5選

雪かきのタイミング5選

雪かき・雪下ろしに関する判断は、雪に慣れた地方の人にとっても簡単ではありません。ましてあまり大雪に接する機会が少ない地方の人からすると、「どのタイミングで行うべきか」はなおさら見極めづらいところでしょう。便利屋などの業者に除雪を依頼するのも方法の1つですが、ある程度は自分で行いたいという方も多いと思います。

本記事ではそうした方のために、「雪かきに適したタイミング」を5つピックアップして紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

荒天以外の日

基本的な注意事項ですが、雪かきのタイミングを計る上でまず踏まえておくべきなのが、「荒天の日は避ける」ということです。

雪かき・雪下ろしには高い危険が伴います。実際に、作業中屋根からの転落や落雪、水路への転落といった原因で命を落とす例は、毎年後を絶ちません。こうした危険はいつでも付きまといますが、荒れた天気の時であれば事故に遭う確率は大幅に高まります。

ですので、雨や風の強い中早めに除雪しようと焦って作業するのは禁物です。天気が落ち着いている時に、しっかり準備をした上で作業に取り掛かりましょう。

雪かきに適した時間帯としては、「朝方」が挙げられます。

朝方の早い時間が雪かきのタイミングに適しているのは、雪が融け始める前だからです。雪は融けだすと水分を多く含むようになり、「ベタ雪」と呼ばれるべちゃべちゃした状態になります。この状態の雪は重さが増し、雪かきをする上ではかなりの負担となります。

朝であれば気温が低く、雪の水分も多くないので、比較的楽に作業をすることができます。早朝7~8時くらいに行うのがおすすめですが、雪かきの時間(1時間程度)を考えると早めの準備が必要になります。

夕方・夜

もう1つ雪かきに適している時間帯が、「夕方~夜」です。これは日中に降っていた雪が、夜には降りやむ場合におすすめのタイミングとなります。

日中に降り積もった雪を放置していると、夜間の気温低下で凍り付き、朝になるころにはカチカチに固まっている可能性が高くなります。そうした状態で雪かきをするのは、かなり大変です。通常のスコップでは歯が立たないことが多く、鉄製の角スコップやツルハシを使う必要が出てきます。

そのため、雪が凍る前の夕方に除雪しておく方が、作業としては楽だと言えます。宵のうちに雪かきを済ましておくと、翌朝スムーズに出かけられるというメリットもあります。

5~10㎝積もったら

積もり具合という点から見た雪かきの適切なタイミングは、「5~10㎝程度」が目安となります。

もしも5㎝より低い量で雪が降りやんだ場合は、その後の天気次第ではあるものの、気温の上昇で融ける可能性も相当程度出てきます。そのため、放置しておいてもそこまで問題とは言えません。一方、積雪が10㎝を超えるまで放っておくと、雪の重さから作業の労力が格段に増すことになります。

このように必要性や労力の面を考えると、雪かきは積雪5~10㎝くらいのうちにやっておくのがベストと言えます。

雪が降っていない時

予想されるトータルの積雪量にもよりますが、雪かきは、可能な限り雪が降りやんでいる時を見計らって行うのが最適です。

特に、雪かきに慣れない人ほどこのタイミングが適しています。というのも、雪が降る中での雪かき・雪下ろしには想像以上の負担がかかるためです。もしも吹雪にでもなれば、視界も悪くなる上に滑りやすい状況が生まれるので、危険度も飛躍的に高まります。

積もり始めの時点で雪かきを勧める意見もありますが、このタイミングは上記の理由により、雪かきの初心者にはおすすめできません。なるべく完全に降りやむか、または小ぶりになった時に手を付けましょう。

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