スマホ・タブレットを自分で修理するリスク7選

スマホ・タブレットを自分で修理するリスク7選

スマホ・タブレットを自分で修理するリスク

スマートフォンやタブレットは意図せず故障が生じることも多くなっています。画面割れなどは代表的な例ですが、中には「その程度なら自分で修理できる」と考える方もいるでしょう。実際に修理方法は探せばたくさん見つかりますが、こうしたものを参考に作業を行うのは、あまりおすすめできません。なぜならば、保証が受けられなくなったり、余計に事態を悪化させる危険が少なくないからです。

本記事では、スマホやタブレットを自分で修理することのリスクについて解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

失敗の確率が高い

iPhoneやAndroidなどのスマホ、iPadなどのタブレットを自分で修理することには、高い確率で失敗のリスクがつきまといます。ありがちな失敗としては、「画面を開ける時にホームボタンのコードを切る」「コネクタ類を切断したり傷をつける」「近接センサーを切断する」といったものが挙げられます。

スマホの修理方法自体はGoogleなどで調べられるものの、実際に行うとなると、かなり細かい作業が要求されます。問題の部位がどこにあるのかわからなくなることも多く、誤った箇所を傷つけるおそれが少なくありません。そのため、修理に慣れた業者に頼むのが無難と言えます。

メーカーの保証が受けられない可能性がある

iPhoneやiPadなどのスマホ・タブレットを自分で修理した場合、メーカーの保証が受けられなくなる可能性があります。

メーカーの手を経ずに修理したスマホやタブレットの類は、不正改造品とみなされるケースが多くなっています。たとえばiPhoneの場合、自分で修理した形跡のあるデバイスに関しては、AppleCare+(Apple製品の保証サービス)の適用外となるのが通常です。

場合によっては非正規修理のデバイスでも受け付けてもらえることもありますが、対応は店舗やスタッフによって異なります。基本的には、自分で修理したスマホ類は、メーカー保証を受けられないと考えた方が良いでしょう。

防水機能がなくなる

近年では、iPhoneやAndroidなどのスマホには防水機能が備わっていることがほとんどです。また、防水機能付きのタブレットも多く販売されています。これはかなり重要な機能ですが、自分で修理した場合、ほぼ確実に失われてしまうことになります。

これら防水機能の仕組みは、端末の隙間をシールやパッキンなどで塞いで密閉するというもので、内部の部品自体に防水加工が施されているわけではありません。そのため、自分で修理しようと画面を開けると、この密閉性が損なわれて防水機能もなくなることになります。
ちなみに業者による修理でもこの点は基本的に同じですが、中には防水シールの交換まで行ってくれるところもありますので、修理を依頼する際には必ず確認しておきましょう。

壊れやすくなることも

スマホ・タブレットを自分で修理すると、その後壊れやすくなってしまうという危険性もあります。修理直後は問題なくても、少し時間が経つと、さまざまな不具合が出てくることが予想されます。

スマホやタブレットを分解する行為には、繊細な注意が求められます。パーツ類の緻密な構造に影響しないような作業は、かなりの経験や技術がないとできません。表面上はうまくいったとしても、実際はどこかに傷を付けたり部品の位置をずらした可能性も高く、そうなると後で思わぬトラブルを招くことになります。

このようなリスクを考えると、やはり修理は慣れた業者に頼んだ方が良いと言えます。

交換部品のせいで不具合が起こる可能性も

自分でスマホ・タブレットを修理する際に使った部品が基で、かえって不具合が起こってしまう危険性もあります。

通販サイトなどを覗くと、たくさんの種類のスマホ等の内部部品が画面に出てきます。しかし、これらのすべてが安全に使えるわけではない点は、よく踏まえておく必要があります。これら市販部品の大半は非正規品であり、問題なく動作するかどうかは、取り付けてみて初めて分かるというのが実際のところです。

もし取り付けた後で問題が発覚したとしても、それは自己責任となるため、改めて修理する費用はすべて自分が負わなくてはなりません。こうした点から見て、自分で修理することにはかなりのリスクがあるのは確実です。

他の部品の問題に気づきにくい

自分でスマホ・タブレットを修理して一旦うまく行ったとしても、別の問題を見落としてしまうおそれがあります。

スマホの画面が割れたなどの際、問題はそこだけと考えがちですが、そうであるとは限りません。内部のパーツ類にも、劣化などの問題が起こっている可能性があります。修理のために内部を覗いた際、それに気づければ良いでしょうが、多くの場合は難しいでしょう。

こうなると、直後に別の問題による不具合が出たとしても、それに対応できず、結局買い替えざるを得ない事態になる可能性もあります。この点で見ても、修理に関する判断は、最初から専門業者に任せるのが最善と言えます。

修理代が高額につきやすい

スマホやタブレットは精密機械であり、内部の構造は非常に複雑で繊細なものとなっています。ブログや動画で紹介されている手順通りに作業したとしても、うまく修理できる保証はありません。ドライバーが余計な箇所を傷つけるおそれは少なくなく、小さなパーツを無くしたり、取り付け方が前と違ってしまう危険もつきまといます。

こうした事態になると、結局うまく行かなかったというだけでなく、本来不要な修理で余分な費用がかかってしまう可能性が高くなります。新しく購入しなおす必要が生じることもあるので、費用面から考えても、自己修理はメリットが少ないと言えます。

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