iPhone修理業者の選び方8選
iPhone修理業者の選び方
多くの日本人が愛用しているiPhoneは、さまざまな利点や長所を持つ便利なアイテムですが、当然思いがけず故障してしまうこともあります。特に画面割れなどはよくあるケースですが、このような故障を修理してくれる業者も現在は多数営業しています。とは言っても、そうしたところの利用経験が少ない人にとって、具体的にどういう業者を選ぶべきかは悩むところでしょう。
本記事では、iPhone修理業者の適切な選び方を紹介していきますので、業者選びで迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
対応する機種
iPhoneの修理業者を選ぶ基準として重要なのが、「修理したい機種に対応していること」です。
意外に見落としがちな点ですが、スマホの修理業者が対応する機種は、各店舗でそれぞれ異なります。中には「Androidスマホのみ対応」という業者も存在するため、iPhoneを持ち込んでも受け付けてもらえないこともあり得ます。
安さのみにつられて業者を選ぶと、無駄な時間を費やすことにもなりかねないので、業者の対応機種は真っ先に調べておくべきでしょう。特に古い機種の場合は、なるべく幅広く対応できる業者を選ぶのがポイントとなります。
対応の方法とエリア
iPhoneの修理で業者を選ぶ際は、「どういった対応法があるか」や「対応エリアはどの範囲か」も見極めておく必要があります。
スマホ修理業者の主な対応方法は、「持ち込み」「宅配」「訪問」など数種類に分かれます。
「持ち込み」はほとんどの業者が対応していますが、「宅配」や「訪問」は対応がない場合も考えられます。そのため比較的遠方の業者に修理を頼みたい場合は、宅配などの方法が可能かどうか確かめておく必要があります。また、可能な場合はサービス範囲についても併せて確認しておきましょう。ことによると、自宅が対応エリア外の可能性もあるためです。
実績の豊富さ
iPhoneなどスマホ修理サービスの品質は、経験に比例して高くなります。修理の実績を十分積んでいる業者であれば、故障個所を素早く見極めて、的確な処置を下すことができます。依頼する側としても、安心して任せられますが、あまり実績のない業者だとそうはいきません。知識や技術の不足から、修理したはずの端末に問題が出てしまうケースもよくあります。
こうしたことのないように、iPhoneの修理業者を選ぶ際は、その店の実績や信頼性が分かるようなところをピックアップすることが大切です。全国展開している業者や、利用者のレビューがサイトに載っているような業者であれば、その点は比較的安心できます。
交換パーツの質
iPhoneなどスマホ修理で重要な要素となるのが、修理交換パーツの品質です。これが高いか低いかにより、結果は大きく違ってきます。
純正品など質の良いパーツであれば問題ありませんが、中には信頼性のない低劣なパーツを使うところも見かけられます。この場合、タッチ操作に誤作動が起こったり、すぐに画面が割れるなどの問題が起こりやすくなる上に、場合によってはバッテリーの発火・破裂を招くおそれもあります。
こうした品質の低いパーツを使う非正規業者は少なからず存在します。とりわけ格安を謳うようなところはこのケースが多いので、相場よりあまりに安い価格には警戒することも、修理業者選びで重要なポイントとなります。
価格のわかりやすさ
iPhoneの修理業者を選ぶにあたって見逃せないポイントには、「価格表示の明朗さ」も含まれます。
修理業者の中には、ホームページ上で表示している価格と実際の店舗で提示する価格が違うというところもあります。よく見られるのが、ホームページで安い値段を掲げておいて、実際の修理で勝手に余計な箇所まで手を加え、高額な料金を請求するという悪質な手口です。また、ホームページ上に案内のある割引サービスが、お店に行くと終了しているといったケースもあります。
そのような業者に合わないように、依頼前に料金をよく確認しておくことが大切です。
修理保証の有無と内容
iPhoneの修理業者の選び方で重視したいポイントには、「修理後の保証」も当てはまります。修理業者の中には、修理後最大3ヵ月間の保証期間を設け、初期不良に対し無償での再点検や交換に応じる(保証書の提示が必要)などというところもあります。
iPhoneなどのスマホが使えなくなる不便さは、一度でも厄介ですが、何度も起こるのは悪夢でしょう。しかし、現実的にはあり得ることで、実際に修理後にまた不具合が出るケースも少なくありません。
こうした時に保証があるのとないのとでは、安心度が大きく異なるので、この点も依頼前にしっかりチェックしておきましょう。
登録修理業者かどうか
「登録修理業者として認定されていること」も、iPhoneの修理業者を選ぶ上で外せないチェックポイントになります。
具体的には「総務省登録修理業者制度」の認可のことで、こちらは適切な修理方法など、基準に適合する修理業者に対し与えられる地位になります。この登録を得ていることは、厳格な公的審査をパスしたという証であり、信頼性を測る上で重要な指標となります。
以前は海外製部品の使用による修理で事故が多発しており、それを受けて本制度が作られました。制定以来、認定を受ける非正規店舗が増えています。
実店舗の有無
iPhone修理業者の選び方のポイントとしては、「実際の店舗があるかどうか確認する」ということも重要になります。
こちらは見落としがちな点ですが、すべての業者が実店舗を保有しているとは限りません。スマホ修理は比較的参入しやすい業務のために、実店舗を持たず副業感覚で営業する業者も一定数存在します。このような業者は一般に技術も低く、トラブルを起こすこともよくあります。
中には、宅配修理業者にiPhoneを送ったが、その後連絡が途絶えてしまったというケースもあります。このようなトラブルに巻き込まれないためにも、依頼先の選定は実店舗を持つ業者に限って行うのが賢明です。