iPhone修理業者とは?非正規店のメリットとデメリット6選

iPhone修理業者とは?非正規店のメリットとデメリット6選

日本では、スマートフォンと言えばiPhoneという認識が強く、iPhoneユーザーは全体の過半数を占めると言われます。利便性などさまざまな点で優れているiPhoneですが、当然ながら故障時には修理が必要になることもあります。
そうした時に悩みがちなのが、「どの修理業者を選ぶか」ということでしょう。すぐに思い浮かぶのは正規店ですが、非正規店に頼むという選択肢もあります。

本記事では、iPhone修理における正規店と非正規店との違いや、非正規店に依頼することのメリット・デメリットについて解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

正規店・非正規店の違い

iPhoneの修理を手掛ける正規店と非正規店の最も大きな違いは、「Appleの公認かそうでないか」という点にあります。

「正規店」と呼ばれるのは、Apple公認のサポートを提供している店舗になります。具体的には、Apple Storeやau、docomo、Softbankといった大手携帯キャリア、またカメラのキタムラやビックカメラなどの店舗もこちらに該当します。
スマホの修理を行うのは、Appleによるトレーニングを受けた技術者で、部品も純正のものが使用されます。

一方、「非正規店」とは、上記のようなAppleの認可を受けた店舗以外の修理店を指します。
正式な認可は受けていないものの、正規店と同じレベルのサービスを提供しているところも少なくありません。

こちらの場合、修理は各店舗で研鑽を積んだ技術者が担当します。使用する部品は基本的に純正品ではなく、独自ルートで買い付けた品ですが、優良店であれば不具合などの心配は特にありません。

メリット・デメリット

壊れたiPhoneを修理に出すにあたっては、正規店だけでなく非正規店も十分候補に入れる価値があります。ただ、実際に検討する場合は、利点と難点を十分踏まえておく必要があるでしょう。

ここからは、iPhone修理で非正規店を利用するメリット・デメリットの双方を紹介していきます。

メリット

料金が安価

iPhoneの修理を非正規店に頼む大きなメリットに、「料金の安さ」があります。

正規店でiPhoneの修理をする際には、問題のあるパーツだけでなく、本体をすべて交換することで対応するケースが少なくありません。その分、修理費用は高めになりがちな傾向があります。

これに対し非正規修理店の場合、トラブルの原因となった箇所だけを交換する方法を取るのが通常です。最低限の処置で済むので、値段は比較的安くなることが多くなっています。
ただ、具体的な料金は業者や修理内容によって異なるので、その点は注意が必要です。

時間が早い

非正規店にiPhoneを修理に出すメリットには、「修理の時間が早め」ということも挙げられます。

Apple Storeは現在国内で10店舗程度しか営業していないため、平日か休日かに関わらず、どこも予約でいっぱいという状況が多くなっています。新製品の発売時期などになると、なおさら予約が取りづらくなるのが通常です。

これに対し非正規業者は、全国に店舗が存在しているため、予約なしの持ち込みでもそれほど待ち時間を要しません。基本的に、即日対応が可能となっています。修理方法も問題箇所の交換のみなので、比較的短時間で手元に戻してもらうことができます。

バックアップの必要がない

正規店での修理の場合、iPhoneを初期化する必要が生じます。これは修理に伴いデータが流出するのを避けるための処置で、ユーザーの同意の上、アプリや連絡先などもすべて消去してしまうのが一般的です。そのため、修理に出す前にバックアップを取っておくことが必須となります。

これに対し非正規店の修理では、業者によって対応が異なる場合はあるものの、初期化を行わないこともあります。本体を交換するといった処置もしないため、データが消えてしまうといった心配も少なくなります。修理前にいちいちバックアップを取らなくて良いのは、かなりのメリットと言えるでしょう。

申し込みの手軽さ

iPhoneを正規店で修理してもらおうとすると、まずは予約を取ることから始めなくてはなりません。しかも、この予約がそう簡単ではなく、AppleIDの入力などいくつものプロセスを経る必要があります。セキュリティ体制の堅固さの表れとも言えますが、利用者としてやや面倒に感じられる点はデメリットでしょう。

一方、非正規の業者にスマホの修理を頼む場合は、即日対応が基本なのでこうした手間がかかりません。待ち時間回避のために予約をする場合も、比較的簡単な手順で行えるようになっています。こうした手軽さも、非正規店を利用するメリットにあたります。

デメリット

正規店でのサービスが受けられなくなる

iPhoneの修理で非正規店を利用するデメリットとして大きいのが、「修理後は正規店でのサービスを受けられない可能性がある」という点でしょう。

Appleは、Apple Storeなど正規店以外で修理を受けた製品については、改造品とみなすという姿勢を取っています。改造された製品は、規約上保証期間内であっても、修理やバッテリー交換などのサービスが適用されません。
近年は限定的な条件で修理に応じるケースも見られますが、前述のような基本ルールがある点については、事前によく踏まえておいた方が良いでしょう。

業者によってサービスの質が異なる

「各業者でサービスにムラがある」という点も、非正規店によるiPhone修理のデメリットです。

正規店の場合、前述のようにAppleでトレーニングを受けた技術者が修理にあたるため、店舗ごとのサービス品質に大きな差が生じるおそれはありません。しかし、非正規店の修理担当者はAppleで学んでおらず、またサービスマニュアルを提供されているわけでもないので、修理方法などにバラつきが出て結果の質も差が生じがちな傾向があります。

さらに、数多い非正規店の中には、残念ながらかなりレベルの低い業者が存在するのも事実です。こうしたリスクを避けるには、事前に気になる業者のサイトや評判などをしっかりチェックしておくことが大事になります。

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