家具を組み立てる際の注意点とコツ9選

家具を組み立てる際の注意点とコツ9選

家具を組み立てる際の注意点とコツ

家具は選ぶ段階でもなかなか大変ですが、購入後にも「組立」という厄介な問題が控えています。実際のところ、家具の組立はかなりの労力や手間を要する場合が多く、うかつにやると思わぬ失敗を招く危険が少なくありません。
自力で組み立てるなら、なるべく効率良くスムーズに行いたいところですが、それにはいくつかのポイントを踏まえておく必要があります。

本記事では、家具の組立を行う際の注意点やコツを紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

説明書にしっかり目を通しておく

家具を組み立てる際の注意点としては、基本的ですが、「事前に説明書をしっかり読んでおく」というのが重要です。

中には説明書の類を一切読まず、感覚的に取り組むという人もいるようですが、これは却って手間を増やす危険が少なくありません。パーツを裏表逆にしたり、間違った箇所に取り付けたまま作業を進めてしまい、結局最初からやり直しといったケースもよくあります。
また、正しい手順を守らないことで、家具にがたつきが生じるなどの危険性もあります。

説明書を読むのは面倒なように見えて、結果的には最も効率的な方法です。通常はイラスト付きなので、イメージより確認しやすいはずです。

部品類が揃っているか確認する

部品など必要なものが揃っているか確認しておくことも、家具の組立に際して注意すべき点の一つです。

組立の途中で不足に気づいた場合、それ以上作業が進められず、中途半端な状態のまま置いておくしかなくなります。それだけでなく、最悪すべての部品類を交換しなくてはならず、解体せざるを得ないといったこともあり得ます。

事前にチェックして足りないことに気づければ、こうした無駄も省くことができます。地味な作業ですが、効率面で見て不可欠な工程なのは間違いありません。

十分な作業スペースを確保する

家具の組立をスムーズに進めるコツとしては、「作業を行うのに十分なスペースを確保しておく」ということも挙げられます。

家具の組立には、思ったよりも広い空間が必要になります。空いたスペースで適当に組立を始めてしまうと、多くの場合動きが窮屈になって作業効率が落ち、精神的にもイライラしがちです。また、壁にパーツをぶつけて傷をつけてしまうおそれもあります。

実際の作業には、少なくとも組み立てる家具の2倍ぶんのスペースを用意してから取り掛かるようにしましょう。

事前に道具を揃えておく

中には道具類不要というものもありますが、大抵の場合家具の組立には、いくつかの道具が必要になります。そうした品々を事前に揃えておくことも、効率よく作業を進めるための注意点になります。

具体的に必要な道具は場合によって異なりますが、比較的よく使われるものとしては、「プラスドライバー」が挙げられるでしょう。家具の組立ではネジ締めの工程が多いので、こちらは必須と言ってよいアイテムです。特に大型家具やネジなどが多い家具の場合には電動ドライバーがあれば便利です。

他に必要な道具としては、軍手や六角レンチ、トレイ(ネジなどを入れるため)などがあります。また、組立前の家具にはかなりホコリが付いている場合もあるので、掃除機や雑巾を用意しておくと便利です。

作業人員の確保

比較的小さくシンプルな家具なら1人でも組立可能ですが、作業に1時間以上費やすようなものの場合、複数の人手が必要となります。こうした人員を確保しておくことも、家具の組立の注意点に含まれます。

たとえば、1本のフレームが2mくらいあるようなベッドや、高さが2m近い棚などは、2人以上でないと実質的に組み立てられません。加えて、人手が増えることで作業効率も高まります。

家族や友人などの応援が難しい場合は、配送員に組立・設置を頼める場合もあります。また、家具組立代行サービスを利用するのも方法の一つです。

床を保護しておく

家具の組立作業でよくある失敗の一つに、「床を傷つけてしまう」というものがあります。

組立家具は一つ一つのパーツもそれなりの重さがあり、誤って落とすなどすると、床にへこみや傷を付けることになります。また、ドライバーなどの道具類にも、そうした危険は付きまといます。こうしたことのないように、予め床に養生をしておくことも、家具の組立時の注意点になります。

具体的には、毛布や段ボールを床に敷き、その上で作業することが必要です。これらのアイテムも、事前に用意することを忘れないようにしましょう。

ネジはまず仮止めが基本

こちらは実際の作業時のコツですが、家具の組立では、ネジはまず仮止めにしておくのが基本です。

最初から一気に固く締めてしまうと、最期の方のパーツのネジ穴が合わなくなった場合でも、簡単には調整ができません。また、間違えてやり直す際にも、力を込めたはずみでネジ穴を駄目にしてしまう危険があります。

ネジは最初7割程度の締め具合にしておき、すべて組み終わった時にあらためて増し締めしていくというのが、効率的なやり方になります。

設置の際も要注意

家具の組立が終わった後も気は抜けません。移動と設置の際にも、相応の注意が必要になります。

完成した家具は重く、無理に移動させようとすると、床や壁に傷をつけるおそれがあります。また、一部分に過剰な力を加えることで、パーツが破損してしまう危険性もあります。特にベッドなどの木製家具は要注意です。

こうした時も強引に実行するのではなく、十分な人員の確保と床・壁の養生を行った上で、慎重に動かすようにしましょう。

メンテナンスも怠らない

家具の組立と移動が終われば、後は使用するだけですが、長く安全に使うにはそれなりの注意点があります。

組立家具のネジやボルト部分は、使っているうちに緩んでくることがあるため、定期的に締めなおすことが求められます。半年に一回程度はチェックして、増し締めしておきましょう。ネジなどが緩んだままの状態が続くと、最悪家具が崩れる危険もあります。

また、ソファなどの製品に関しても、布や革などの素材に合わせた方法で拭き掃除をして、定期的にメンテナンスすることが必要です。

利用料も0、中間マージンも0で複数の業者を比較

利用料も中間マージンも完全無料

比較.netとは

無料で使える比較マッチングサイト