貸切バスを安く借りる方法8選

貸切バスを安く借りる方法8選

貸切バスを安く借りる方法

合宿や研修など大人数での移動が必要な時の手段として、「貸切バス」は優れた選択肢です。ほかの人に気兼ねなく過ごせるなどメリットがたくさんありますが、申し込みにあたってコストを心配する向きも多いでしょう。なるべくなら出来る限り安い値段で利用したいところですが、具体的にどうすればよいのかは、分かりづらい部分が少なくありません。

本記事では、貸切バスをできるだけ安く借りる方法について紹介していきますので、現在貸切バスの利用を検討している方は参考にしてみてください。

乗車(下車)場所の近くに車庫がる会社に依頼する

貸切バスを安く借りる方法の1つに、「乗降場所の近くに車庫を持つバス会社に依頼する」というものがあります。

貸切バスの料金を左右する要素はいくつかありますが、中でも重要なのが「時間」と「距離」です。出発地点から目的地の往復にかかる時間と距離の長さに応じて、料金の額が変わってきます。

ここで注意が必要なのは、「出発地点」が厳密には「バス会社の車庫」を指すという点です。つまり、利用者がバスに乗っていない回送時も料金が発生しているということで、この時間をなるべく短くする(乗降場所に近い車庫の会社を選ぶ)ことで、料金を抑えることができます。

適切な規模のバスを選ぶ

貸切バスをなるべく安く借りる上では、「最適なサイズのバスを選ぶ」という点も見逃せません。

貸切バスの値段を決める要素には、「バスの種類」も含まれます。貸切バスで用意できるのは、基本的に「大型バス」「中型バス」「小型バス」「マイクロバス」の4種類です。当然一番サイズが大きい大型バスが金額的に最高で、反対に最小のマイクロバスがもっとも安価になります。

重要なのは「人数に合った種類を選ぶこと」で、数人程度で大型バスを借りるのは無駄でしかありません。そのため、あらかじめバスの種類ごとの定員数を調べておき、予定人数に最も合うものを選ぶのが大事になります。

宿泊する場合はバスと運転手も同じ場所に

宿泊を伴う移動の場合は、バスと運転手も同じ場所に泊まってもらうと、貸切バスの利用料金を安くできます。

貸切バスの料金は移動距離に比例して高くなり、しかも顧客が乗っていない回送時にも発生します。つまり、バスと運転手が泊まらずに一旦車庫に戻るとなると、その分無駄な料金が発生してしまうわけです。

そのため、運転手もこちらと同じ施設の泊まってもらうよう手配しておいた方が、料金を抑えられるケースが多くなっています。ただ、その場合宿泊費と駐車場代は利用者負担になるので、あまり高額な施設の宿泊だと慎重に考えた方が良いでしょう。

深夜・早朝の利用はなるべく避ける

貸切バスの料金は、利用する時間帯によっても左右されます。深夜や早朝の時間帯については、割増料金が適用されるのが決まりです。

これは国土交通省による取り決めで、22時以降翌朝5時までの間に点呼・点検や走行(回送含む)時間が含まれた場合、時間制運賃及び交代運転者配置料金の2割増し以内で料金が加算されることとなっています。

そのためやむを得ない事情がない限りは、この時間帯を避けて依頼する方が、比較的安い値段で貸切バスを利用できます。

割引キャンペーンを活用する

「割引キャンペーンの利用」も、貸切バスを安く借りるための方法の1つです。

バス会社では、貸切バスの利用者向けに割引キャンペーンを用意するケースが多くなっています。内容や時期などは各会社で異なるので、申し込みの際利用できるものがないか、一緒に確認しておくと良いでしょう。

たとえば「団体利用割引」などは代表的なものですが、こちらは「一定数以上の人数での利用で〇割引」といった内容になります。また、サークルやゼミ合宿など学生向けのキャンペーンや、秋の行楽キャンペーンといったものもあり、いずれも10~15%程度の割引が受けられることもあります。

複数のバス会社を比較する

複数のバス会社を比較して決めるのは、貸切バスを安く借りる上での基本です。

ひと口に貸切バスと言っても、提供しているバス会社はいくつもあり、それぞれで料金設定は微妙に異なります。複数社から見積りを取って比べることで、お得なサービスを見つけやすくなり、コストを可能な限り抑えることができます。

バス会社の見積り比較は、電話などで一社ごとに調べるのも方法の1つですが、それだと手間がかかります。最近はバス会社の一括比較ができるサイトがいくつもあるので、それらを利用すると便利です。

平日(月曜~木曜)を狙う

貸切バスの料金を安くする上では、「いつ申し込むか」が重要になります。シーズンによって価格に差があるのはもちろん、曜日によってもお得な日とそうでない日があります。

依頼が集中し、料金が高くなるのは当然土日祝日(特に学校が休みの時期や大安吉日)です。では、平日ならいつでも安めかというとそうではなく、イベントが重なりがちな金曜日は料金が高くなる傾向があります。

比較的お得に借りられる曜日は、月曜~木曜となります。特に月曜あるいは水曜は、ほかの曜日より安く手配できる確率が高くなっています。

シーズンオフを狙う

貸切バスを安く借りる上で、「シーズン」も見逃せないポイントになります。

貸切バスの繁忙期にあたる時期は、5月~6月下旬と、7月中旬~11月下旬です。5月~6月下旬は1年の半ばで過ごしやすく、旅行の気分も高まります。7月中旬~11月下旬は夏休みや秋の紅葉シーズンが入るため、貸切バスの需要が増加します。

反対に閑散期にあたっているのは、7月上旬と12月中旬~1月上旬ごろです。7月上旬は梅雨と重なっており、12月中旬~1月上旬は年末年始で団体移動の機会も減るため、貸切バスの需要はあまりありません。逆に言えば、これらの時期は比較的安い料金での利用が望みやすくなっています。

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