貸切バスを選ぶ7つのポイント
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貸切バスを選ぶ7つのポイント
大勢で、旅行に出かけたり、何かのイベント会場にでかける時があります。
電車やバスなどを利用するのもいいですが、荷物が多い場合や、電車などでは行きにくい場所の場合、また、人数が何十人にもなってくると、貸切バスを利用した方が何かと便利です。
ただし、それなりに費用もかかります。コストのことも考えて、どのようなバスを選んだらよいでしょうか。
借りるためのポイントを把握してバスを借りれば、旅行も楽しくなるでしょう。
必要な大きさを確認しましょう
貸切バスといっても、大きさはいろいろな種類があります。
マイクロバスもあれば、2階建ての大型バスもあります。
小型、中型、大型とバスの大きさはさまざまで、その料金は、バスが大きければ大きいほど、高くなるのが通常です。
最も安いのはマイクロバスです。しかしマイクロバスには、トランクがありませんし、座席数も多くありません。また座席や通路などのスペースもかなり狭くなっています。荷物の量や人数に合っていなければ、せっかくの楽しい旅行が台無しになってしまいますし、移動だけで疲れてしまいます。
料金はもちろんですが、適切な大きさのバスを借りることが大切です。
どんな設備があるかで決める
バスによっては、トイレがついていたり、簡易ベッドが備えてあったりと、設備が充実しているものもあります。食事ができるように、テーブルやカップホルダーが席についているものもあります。カラオケができたり、映画が鑑賞できるバスもあり、長い距離を乗る場合は、重宝する設備です。
ほかにも、いろいろなユニークなバスもあるので、目的や距離、乗車する人たちのタイプに合わせて、選択してみるとよいでしょう。
車庫の位置を確認して借りよう
貸切バスの料金は、どこから起点になって、料金が発生するのでしょうか。
現地に向かって出発してから、帰ってきて下車するまでの時間と思っている人もいるかもしれません。
貸切バスの料金は、乗車場所に向かうため、車庫から出動したときから客を降ろして、車庫に帰るまでの時間が貸出時間としてカウントされて決まります。
そのため、できるだけ、乗車場所は車庫に近いところが得になります。
バス会社が、乗車位置より、あまりに遠いところだと、余計な費用がかかってしまいます。そういったことも踏まえて、バス会社を選ぶのもポイントのひとつです。
ちなみに、貸切バスの料金に関しては、細かく法令で決められていますから、よく調べて、有利に借りるようにするとよいでしょう。
できるだけ早めにバスを予約する
バスは、出発日間際になればなるほど予約が取りにくくなります。
また、飛行機と同じように、時期によって、料金は異なってきます。
特に、週末や学生の春休み、夏休み、冬休みシーズンは特に旅行が多くなり、貸切バスは込み合います。予約がとりにくくなりますから、早目に予約しないと、おさえられなくなってしまいます。
ぎりぎりになって決めてしまうと、早期に予約するよりも、値段が高くなってしまうことがありますから、早目早目に日程を決めて、予約できるようにしましょう。
座席の質も選ぶポイント
貸切バスを考えている場合、座席の種類を確認することも大事です。短い距離の場合は、硬めのシートでも大丈夫かもしれませんが、長い距離になると、少しゆったり目で、クッションがいいものの方が疲れなくてよいかもしれません。
また、子どもが乗る場合は、小さめのシートでも問題ありませんが、お年寄りが乗る場合は、大き目のシートで、質もよいものであることが必要になってきますから、実際に目で見て、触って確認するといいかもしれません。それが、無理な場合でも、バス会社の人に、座席に様子については、詳しく質問をしておくことが、快適な旅行のためにもいいと思います。
バス料金に含まれるものを確認して選ぶ
貸切バスの料金には、どんなものが含まれているのでしょうか。
貸し切りの基本料金の他、ガソリン代や、運転手、バスガイドなどの乗務員代は通常含まれています。
もし、高速道路などの有料道路を利用する場合は、その料金は別途かかります。
また、観光地などでの駐車場代金、宿泊が伴う場合は、乗務員の宿泊代も支払う必要があります。また、乗務員の昼食代なども負担するのが普通です。
このように、純粋なバス代意外にも、かかってくる料金があるので、旅行の行程を考えて、どれだけの出費が発生するのか、シミュレーションし、一番コストが抑えられる料金のバスを選ぶのもポイントです。
お弁当の手配ができるバスもある
長い距離を走らないといけない場合、外で昼食する時間がとれないときもあります。
そんな時は、お弁当をバス会社で手配してくれることがあるので、確認してみましょう。
必要な場合は、人数分のお弁当を手配してもらうようにお願いすると、非常に便利ですし、
時間も効率よく使えます。
長い距離を走るときは、できるだけ楽しくバスの中で過ごせることが大切です。そういった細かいサービスがあるバスであるかどうかも確認しましょう。