バイク運送を依頼する前の注意点3選

バイク運送を依頼する前の注意点3選

バイクは通勤の足やツーリング目的などで盛んに利用されている一方で、引越す際には業者に運送を任せるケースも少なくありません。引越し業者やバイク輸送専門業者なら、自分で運ぶ手間が省けて便利ですが、依頼する際には多少の注意が必要となります。何も対策を取らずに運送を頼んだ場合、思わぬトラブルに見舞われる危険性もあるためです。

本記事では、バイク運送を依頼する前の注意点を3つ挙げて解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

引渡し日と到着日の確認

引越し業者に家財道具との一括でバイクの運送を頼んだ場合でも、両者が同じタイミングで届くとは限りません。それぞれ別の日に届くこともあり、その場合、大抵はバイクの方が送れるようになっています。この点は要注意です。

バイクの到着日がずれやすい理由は、コスト面の事情により、他の車両とまとめて運送する方法を採る業者がいるためです。車両がなかなか集まらないと運送のタイミングが遅れてしまい、場合によっては数週間かかることもあります。

こうしたことから、バイクの運送を依頼する際は、引渡し日と到着日を事前に確認しておくことが求められます。なるべく早く受け取りたいなどの場合は、業者をしっかり比較して選ぶ必要があります。

運送前の状態の確認

バイクの運送を頼む前の注意点としては、「現状の確認と記録」も挙げられます。

バイクの運送では、業者との間にトラブルが発生することも決して珍しくありません。ありがちなのは、届いた時に車体表面に傷や凹みが付いていた、部品が破損していたなどのケースです。

こうした場合、中には責任逃れをしようとする業者もいるため、しっかり証拠を残しておく必要があります。最善なのは写真を撮っておくことで、こうすることで相手も言い訳がしにくくなります。全体像はもちろん、各部（傷や汚れなどの部分は特に）もしっかり撮影しておきましょう。

ガソリンを抜く

バイクの運送依頼に際しては、ガソリンにも注意を払っておく必要があります。

揮発性の高いガソリンは、少しの火気でも引火してしまう危険性があります。運送中には事故やバイクの転倒などのおそれがつきまとい、そうなるとガソリンがタンクから漏れ、火災につながる危険も生じます。

そのため、バイクの運送前には必ずガソリンを抜いておかなくてはなりません。運送業者によっては作業を任せられるところもありますが、依頼者側で抜くよう指示されるケースもあります。後者の場合は自分でやるのは危険なので、ガソリンスタンドやバイク専門店に頼んで抜いてもらうのがおすすめです。