ゴミ屋敷清掃業者の選び方10選

ゴミ屋敷清掃業者の選び方10選

ゴミ屋敷清掃業者の選び方

最近よく話題にのぼるのが「ゴミ屋敷」の問題ですが、これは決して特殊な事態ではありません。忙しさや心理的な理由でゴミを溜めてしまい、いつの間にかゴミ屋敷化させてしまうケースは一般によく見られます。このような状態になった場合、本人や周囲だけで対応するよりも、業者に清掃を依頼するのが最も効率的です。
しかし、いざ業者を探すとなると、適切な依頼先の見きわめ方で悩む人も多くなっています。

本記事ではそうした方のために、ゴミ屋敷清掃業者の選び方について詳しく解説していきたいと思います。

実積の多さで選ぶ

ゴミ屋敷の清掃業者を選ぶ際には、その業者の「実積の多さ」に注目することが大事です。

ゴミ屋敷の清掃には、普通の家の清掃とは異なる注意点があります。足元はゴミで埋まっていて身動きもしづらく、また怪我の危険も少なくありません。慎重さが求められるので、慣れない者が作業にあたるとどうしても時間がかかりがちです。

一方、多数の実績を持つ清掃業者であれば、経験豊富なので効率よく作業を進められ、比較的短時間で終わらせることができます。特に忙しい方にとっては、なるべく作業は素早めに片づけてほしいところでしょうから、この点は大きなポイントとなります。

スタッフの対応の良さで選ぶ

問い合わせや見積依頼の連絡をした際の、スタッフの対応具合には要注意です。

スタッフの対応が良い業者ほど、社員教育に力を入れていることが予想できます。こうした業者の場合、きちんとした研修制度を設けてスタッフの質を一定にしているので、手際の良い作業進行が望みやすくなっています。

また、マナーも行き届いているので、余計なストレスを抱える心配もありません。何よりも、近所にゴミ屋敷であることがバレないよう配慮してもらえる点が重要です。清掃業者を選ぶ際は、この点をよくチェックしておきましょう。

見積内容の詳細さで選ぶ

清掃業者の中には、見積りについて大まかな金額しか示さないところもあります。こうしたところにゴミ屋敷清掃依頼すると、後から法外な追加請求をされるなどのトラブルに見舞われるおそれもあります。ですのでこうしたやり方の業者は避け、明確で詳細な見積りを出してくれるところを選ぶのがおすすめです。

見積り書の項目のチェックポイントとしては、「人件費・車両費・処分費の記載があるか」という点が大事になります。作業員1人当たりの人件費やトラックの費用、品目ごとのゴミ処分費などが書かれているか要チェックです。その他のリサイクル料金などの内訳についても、しっかり確認しておきましょう。

また、見積りで不明な点があればきちんと質問しておくことも必須です。そうすることにより、余計なトラブルを避けやすくなります。

秘密厳守の徹底度合で選ぶ

一般的な片付けとは異なり、ゴミ屋敷清掃では特有の事情が付きまといます。特に「近所にゴミ屋敷であることを知られたくない」というのは、依頼者本人にとって切実な希望でしょう。すでに近所に悪臭などが広がっている場合は、なおさらです。

そこで、守秘義務がどれくらい徹底されているかチェックするのは、清掃業者を選ぶ上で重要なポイントとなります。ホームページに「秘密厳守」と記載されていることはもちろん、問い合わせの際にも必ず確認しておくことが求められます。もちろん、個人情報保護の取り組みに関してもチェックしておきましょう。

利用者の評判に応じて選ぶ

ゴミ屋敷清掃に限りませんが、「評判のチェック」は業者選びにおいて役立つ作業です。

ゴミ屋敷の問題が拡大するのに合わせて、その清掃サービスを手掛ける業者も増えていますが、同時に悪質な業者の参入も目立つようになりました。それにより、高額な料金の請求や、ゴミの不法投棄といった問題も多く報告されるようになっています。

こうした悪質業者に引っかからないように、業者選びの際は口コミも併せてチェックしておくのがよいでしょう。ただ、WEB上の口コミには根拠のない誹謗中傷が混じっているケースもあるので、あくまで参考程度にしておくことも大切です。

会社情報の明確さで選ぶ

悪質業者の存在はゴミ屋敷清掃サービスにおいて厄介な問題ですが、こうした業者にはいくつか特徴があります。その1つが、「会社の実体があやふや」というものです。

そのような業者は、ホームページ上に景気の良い宣伝文句だけを並べ、肝心の住所や電話番号といった会社概要は記載しないようになっています。宣伝文句だけにつられて依頼すると、最悪の場合料金だけ取って作業はせず、後は連絡すらつかなくなってしまうということになりかねません。

優良な業者であれば、必ずホームページ上に会社所在地などの基本情報を載せています。ですので、業者選びではその会社の情報についてしっかりチェックするのが基本になります。

「一般廃棄物収集運搬業許可」の有無で選ぶ

「一般廃棄物」とは簡単に言えば家庭から出されるゴミのことを指します。これらの収集・運搬を業務として行う場合には、市町村長の許可が必要となります。

この「一般廃棄物収集運搬業許可」を持たない業者の場合、適切なゴミの処理ができていない(不法投棄など)可能性があります。この場合、依頼者も処罰の対象となってしまう場合もありますので要注意です。

こうしたリスクを避ける上でも、ゴミ屋敷清掃業者を選ぶ際は「一般廃棄物収集運搬業許可」の有無をきちんと確かめることが求められます。

ハウスクリーニング対応の有無で選ぶ

ゴミ屋敷と呼ばれるような状態になると、さまざまな種類のゴミが堆積しているのが通常です。生ゴミが直に落ちていることもあり、それによって虫が湧いたり、床が腐食してしまうケースも珍しくありません。また、ゴミの放置時間が長いほど、汚れや臭いの付着具合もひどくなっていると考えられます。

こうなると、ゴミを撤去するだけで問題解決とはいかなくなります。併せてハウスクリーニングが必要ですが、すべての業者がそこまで対応しているわけではありません。別々に依頼する手間を省くためにも、ゴミ回収とハウスクリーニングを一括で頼める業者を選ぶのが良いでしょう。

損害保険加入の有無で選ぶ

ゴミ屋敷清掃業者選びで欠かせないチェックポイントには、「損害保険加入の有無」も含まれます。

一般的な不用品回収やハウスクリーニングでも、物や壁・床などを傷つけてしまう可能性は低くありません。ましてゴミ屋敷清掃のような大掛かりな作業なら、そうした危険は余計に高まります。そうした時に損害保険の補償があるのとないのとでは、かなりダメージが違ってきます。

優良な業者であれば、きちんと保険に加入しているのが通常ですし、そのことはホームページなどで確認できます。ホームページ上に保険加入の記載がなく、問い合わせでも確認できないような業者の場合は、依頼を避けた方が無難でしょう。

現地調査の有無で選ぶ

ゴミ屋敷清掃業者によっては、現場に行かず聞き取りのみで見積りを出すところも見られます。この方法は一見効率的で便利なようですが、実際には無駄を生む余地が少なくありません。それより現地調査に基づいて見積りを出す業者の方が、信頼は置けると言えます。

ひと口にゴミ屋敷といっても、その実状は現場ごとに異なります。間取りも違えば、ゴミの量・運びやすさなども一様ではありません。これらの要素を現地でチェックした上で、細かい見積りを作成してくれる業者に頼めば、追加費用などの無駄な出費を抑えることができます。

ですので、現地調査の有無については、業者を選ぶ際必ず確認しておきましょう。

利用料も0、中間マージンも0で複数の業者を比較

利用料も中間マージンも完全無料

比較.netとは

無料で使える比較マッチングサイト